ブログを始めてから得るものは多かったですが、失ったものもあります。この件について後悔はしていません。
はい、みなさんこんにちは。いんたらくとです。
失ったもの
はじめに断っておきますが、失ったものだからといって寂しいとかそういうものではありません。むしろ失って良かったものについてです。正確に言うならば、失ったお陰で大切なことに気がついたので、良かったことです。
私がブログをはじめてから失ったものは昔の知人です。人は変わるといいますが、もはや話が通じなくなっていたので、残念ですが仕方のないことでした。
もっと良識の持ち主だと思っていましたが、買いかぶり過ぎたようです。ただの自己中心的で我儘で協調性のない人物でした。とてもショックです。
事の顛末
その知人はある日Wordpressのブログを開始しました。時々連絡を取る間柄でしたが、ブログのことは隠していたのか、私がそのことを知ったのは久しぶりに知人のTwitterを見たからでした。
この段階では、私は知人がブログを始めたことは知りませんでしたが、知人は私が運営するブログのURLも知っていました。どうしてそう言い切れるか疑問に思われるでしょう。この騒動のほんの少し前にブログについてアドバイスを求めたことがあり、記事や構成について感想を送ってもらっていたからです。
さて、Twitterに知人のブログへのリンクが設定されていたので、うっかり見てしまいました。それが今回の騒動の始まりです。
なお、本記事の内容は分かりやすくするため多少は脚色してありますが、ほぼ事実に基づいて再現しています。資料はすべて処分してしまっているので証明するものはありません。読み物としてお読みください。
知人のブログで見てしまったもの
私がそのブログで何を見たか分かりますか?それを見た時は衝撃というより唖然としました。きっと、文章や画像を作り出しているクリエイターの方々は唖然として、「読む専門」の方も違和感を感じていただけるかも知れません。
まさかの、まさかのです。
私が投稿した翌日付でほぼおなじ内容の記事を投稿していたのです。百歩譲ってネット上では同じような内容になってしまうのは仕方がないかもしれません。しかし、その記事で取り上げた内容が直前に大きなニュースになったというわけでもなく、最新のニュースが発表されたということでもなく、誰でも読みたいような普遍的なものでもない『特定の限られた』内容の記事だったので、唖然としました。
しかも、その記事だけが知人の記事らしかぬ内容だったのでよく目立っていました。瓜田に履を納れず、李下に冠を正さずです。偶然も重なり過ぎたらそれは必然と疑わざるをえません。
しかし、偶然似たような画像を用いて、偶然一致する構成の偶然同じような記事を書くこともあるでしょうから、この段階では「パクったな!」という確証は持てませんでしたが、その後のやり取りから疑惑は確信に変わりました。
念のため問い合わせた
全て丸写しの時は著作権侵害で報告するだけなので手続きは簡単ですが、微妙にパクられたときは困ります。その場合はアイデアや書き方が被ってしまっても諦めるしかありません。キュレーションメディアが野放しになっているように現行法では『問題』に対応しきれていないからです。
今回は相手が知人ということもあり問い合わせてみました。すると「Twitterに投稿した内容は消した」という意味不明なメッセージが送られてきました。どうやら別にもやましいことがあったようですが、今回聞きたいことはでは無かったので不問にしました。そのことの詳細は不明です。
「偶然、同じネタになってしまうのは仕方がないものの画像の配置から文章の構成まで同じなのはどういう了見だろうか?」…という文脈で問い合わせてみました。始めに偶然というゆとりを持たせたのが良くなかったようで、「偶然なんだから仕方が無いし、言いがかりだ」という内容のメッセージを送って来たのです。
「偶然だから仕方が無い」というのはこちらのセリフでしょう。その記事を書いた経緯を説明してくれたらそれで今回の話は終わりのつもりでそう伝えていましたが、一切の説明はなく言いがかりと連絡して来たのは納得がいきません。
たまたま、『それ』に触れるきっかけがあったのなら、そのことを説明して欲しかったのです。私は確かにそのように送りました。だから、本当にやましい事がないなら、私に食って掛かる必要はないわけです。そのことを指摘すると錯乱して、「自意識過剰(筆者注:意味不明)」や「粘着して来るな(筆者注:意味不明)」などの暴言を送ってきました。
私は記事についての問い合わせをしただけのはずであって、断じて暴言を浴びせられなければならないような事はしていません。どうやら随分と動揺しているようです。逆ギレして、いきなり法律で守られている著作者の正当な権利を暴言で否定したことは看過出来ません。
法律をそんな風に軽視している奴が「元記事をトレースした価値の低い記事」を量産していたんだなと公開が停止されている大手キュレーションメディアについて思考を巡らせていました。怒ってると言うよりも、ひたすら呆れていました。
冷静な判断のために
そして唐突に「記事を消すかわりに縁を切る」という提案のメッセージが来ました。That’s my line!どう考えても私のセリフです。おまえが言うな。
記事をパクられて気分が悪いのは私であって、パクった知人ではありません。説明もできないで過激な手段を取ろうとしているのは残念としか言いようがありません。人間なのに1か0かしか判断基準がないの?
彼にとって記事を消すというのは誠意のつもりなのでしょうが、私からすると記事を一時的に非公開にして、縁を切ってから復活させる可能性だってあるわけですから、無意味なことでした。そんな下らないことをするくらいなら説明してほしい。短絡的に消したところで、なぜその記事を投稿するに至ったのかの説明にはなりません。
私の理解力が低いのが原因なのか、いまいち話が噛み合わなかったので、第三者の意見を聞いてみるのが良いと思いました。1対1の会話を開示することは好ましい行為ではありませんが、信頼できる友人に相談してみました。
友人A:ほっとけば。面白そうだから縁を切ってみてよ。
友人B:ほっとけ、ほっとけ。水掛け論なだけ。
あっさりとこれ以上相手にするのは時間の無駄なので『ほおっておく』事になりました。この選択は最高では無いかも知れませんが、最善を尽くしました。
散々、暴言が送られて来ていました。面倒なので刺激しないように、知人の提案には賛成でも反対でもなく「削除も縁もお好きなように。全ての判断は任せる。」というメッセージを送りました。
「お前のようなパクリエイターに用はないから二度と連絡してくれるな!」と送りたい気持ちもありましたが、第三者の意見を踏まえて「手を引く」ことにしたのでその気持ちは抑えました。
赤の他人ならまだしも、リアルの知人に対して疑われるような怪しいことをしますかね・・・。キュレーションメディアでは赤の他人でも発覚するのに、もっと狭い範囲が発覚しないはずはないでしょうに。
まとめ
その後に先方から送られてきたメッセージには、提案の何が気に入らないのか、内容で勝負しろ、人の趣味に水を差すなと書かれていましたが、ツッコミどころ満載で返信する意欲もなくなってしまいました。ほっとくという結論を大切にする目的もあったので、これ以上の連絡は不要と判断してやりとりは打ち切りました。
もし、返信するとしたら「内容で勝負しろ」も「人の趣味に水を差すな」のどちらとも「オマエガナー」でしょうか。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ‘∀‘)< オマエガナー
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赤の他人であれば今回のレベルの問題は偶然だろうで済ませますし、まして同じ事柄についての内容だから参考になるよと言及されたらとても嬉しいです。今回は知人という比較的近い存在だったからこそ疑惑について問い合わせました。私としては可能なら穏便に済ませようと考えていたのでこのように事を荒立てるつもりではなかったのですが、先方が議論の席に着く気がないのではもはややむを得ませんでした。
これ以上の無駄な時間を過ごすことは無くなったのだから良かったと思うしかありません。
この出来事から得た教訓は、信頼できる友人は尊いという事です。頭に血がのぼって、冷静な判断ができなくなりそうな時も冷静に考えるヒントをくれる友人は本当にありがたい存在です。そのことに改めて気づけたことは良かったです。そういう観点では元知人には感謝しています。もう君と会うこともないので伝えることも無いでしょうが。
今回はストレス発散に付き合っていただきありがとうございました。