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所要時間約3時間50分!旭川から特急サロベツに乗車して日本最北端の「稚内駅」へ行く

所要時間約3時間50分!旭川から特急サロベツに乗車して日本最北端の「稚内駅」へ行く

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

旭川駅から稚内駅へ

旭川駅は多くの列車が発着する大きな駅です。普段なら30分~60分間隔で札幌行きの特急が遅くまで走っているのでそれなりに人で賑わっているはずですが、札幌発着の特急列車が運休になっていたので寂しい感じになっていました。

旭川は駅前のイオンの中に入っているため列車に乗車する前に調達することができます。北海道では主要都市といえどもスターバックスが有るとは限りません。今回は温かい飲み物を飲みたかったので期間限定のダブル 生チョコレート モカを選びました。バレンタインの季節に合わせた甘いチョコレートドリンクでした。

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特急サロベツ

特急サロベツは札幌から稚内の特急宗谷の道北短縮版です。旭川駅から稚内駅を約3時間50分で結んでいます。同区間を通しで走る普通列車もありますが、所要時間が約6時間もかかるため、この区間を移動するにはよっぽど事情がない限りは特急に乗車したほうが現実的です。キハ261系気動車での運行です。

網走方面には特急大雪が、稚内方面には特急サロベツが設定されているため、道央の街旭川から各方面への移動はそれなりに充実しています。夕方に旭川に到着したばかりですが、補給を済ませたら本日の目的地である稚内を目指します。日が暮れてから車窓からの景色はあまり期待できません。

グリーン車

グリーン車は革張りで色合いも座席というよりもソファーのような席でした。指定席車両の半分を壁で仕切ってグリーン車にしています。

指定席

指定席でしたが自由席と同じ座席でした。特急大雪や特急オホーツクのほうが車両そのものの運用年数は長くて古いのですが、座席はヘッドレストが大きくて座り心地がより快適です。

旭川で普通車uシート列車に遭遇

uシート付きの普通車が珍しく旭川まで来ていました。基本的には札幌近郊で運用されている車両なので旭川まで来るのはレア度高めです。小樽と新千歳空港間の快速エアポートとして運行される時には普通車指定席として、それ以外の種別や区間では自由席扱いになります。

旭川から岩見沢行きの普通として運行されるので、運が良い方はuシート座席で快適に移動することが出来ます。ただ、残念なことに岩見沢から札幌間は全列車運休になっているので、札幌まで移動したいならこのチャンスは活かせそうにありません。uシートは特急の自由席と同じシートが使われているので、長い距離でも特急列車に乗車しなくても快適に移動できそうです。

稚内駅に到着

日本最北端の稚内駅に到着しました。旭川駅を出発してから時折街灯がオレンジ色に見えるほかほとんど真っ暗闇の中を走り続けたので、いきなり到着したように感じました。駅構内には最北端の駅にちなんだパネルが掲示してありました。日本の島嶼部を除く最北端の稚内と最南端の枕崎は友好都市になっているそうです。

全員合わせても10名程度の乗客しかいません。1車両に1グループというとんでもない貸し切り状態でした。普段からこんな感じなのでしょうか、それともこの日が札幌からの列車と接続していなかったからでしょうか。網走方面はまだ利用者がいるようでしたが、稚内方面は乗客がいるだけマシな状況になってしまっているのでしょうか・・・。

駅前には記念撮影向きの車止めも設置されていました。気温はマイナス4度でちらほらと雪が降っています。到着した時間が深夜だったので駅以外の施設は閉まっていましたが、日中はバスターミナルに観光案内所と稚内観光の拠点になります。ひとまず遅くなってしまったのでまっすぐとホテルへと向かいたいと思います。

おわりに

市街地として栄えているのは稚内駅ではなく1駅隣の南稚内駅です。南稚内周辺で宿泊する場合は問題ありませんが、稚内駅周辺では夜遅くまで営業しているお店が全く無いので、出発地の旭川もしくは札幌等で予め食べ物や飲み物を用意しておくことをおすすめします。

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