毎秒30枚の連写やAI色調補正も可能な画像処理エンジンBIONZ XR2搭載!ソニーのミラーレス一眼カメラ「α7V(ILCE-7M5)」レビュー
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
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Sony α7V(ILCE-7M5)


今回はソニー製ミラーレス一眼カメラのα7Ⅴ(ILCE-7M5)をご紹介します。カメラは通常は本体部分である『ボディ』と標準レンズがセットになった『ズームレンズセット』の2種類が展開されるのですが、α7Ⅴはボディのみズームレンズセットに先行して2025年12月19日に発売されました。ズームレンズセットは2026年春ごろに登場すると発表されていますが、ボディ発売日の時点では具体的な日程は公表されていませんでした。ちなみに、ズームレンズセットに同梱されるレンズは発表されており『FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II』というほぼ時を同じくして新登場するレンズだそうです。


商品パッケージの箱がこれまで以上に小さくなっていました。ボディのみでレンズが入っていないということもあるのですが、分厚い緩衝材の代わりに箱の折り方で衝撃が本体に入らないようにするなど工夫でこれだけ小さくなったということのようです。箱も保証等の都合でしばらく保管することを考えると小さいに越したことはありません。
内容物一覧



内容物は本体、ストラップ、バッテリー(NP-FZ100)、保証書類です。充電器や充電ケーブルは従来のものがそのまま流用できるので省略されています。昔はおまけで色々付いていたのですが、今となっては最低限で小さくするというのが当たり前になりました。今回初めてa7シリーズを入手する方の場合は、本体と同時に充電器も入手するくらいでもちょうどよいかもしれません。
本体の様子



若干持ちやすくなったかなとは思いますが、ボタンの配置や持ったときのフィット感はほとんど変わりがありません。若干持ちやすくなったかなという気もしますが、極度に変わったかと言われると微調整に近い変更のように感じました。a7Ⅳからa7Ⅴの進化は内面が中心ということのようです。心機一転レベルの真新しさを求めていると物足らないかもしれませんが、これまで通り使えるという安心感はあります。
ボディのみで調達したのでとりあえず手持ちのレンズを装着して、散歩に持ち出してみましたが、オートフォーカスも今まで以上に素早く期待した箇所にピントが合いますし、AI機能で色調調整を行うAWB機能もかなり快適でした。操作感はこれまでと変わらないのに急に性能が上がって歓声を上げたくなるような感覚でした。価格重視なら前機種のa7Ⅳでも十分に良いのですが、より細かいところに手が届くのはa7Ⅴでした。
UHS-Ⅱ対応SDまたはCF Express Aカード

| CF Experess Type A | UHS-Ⅰ/ UHS-Ⅱ対応SD | |
|---|---|---|
| SLOT 1 | ◯ | ◯ |
| SLOT 2 | – | ◯ |
CF Experess Type Aカードを使用する場合はSLOT 1に手前が端子のない表面になるように差し込みます。SDカードを使用する場合は、手前が端子のある裏面になるように差し込みます。SLOT1もSLOT2もSDカードはUHS-Ⅰ/ UHS-Ⅱ対応SDカードを使用することができます。上位機種では両スロットともCF Experess Type Aに対応していたので、ここは差別化されているポイントとなっています。
搭載端子も流行りのType-Cに変更

HDMIや3.5mmピンジャックはこれまでと変わりませんが、なんとUSB Type-C端子が2つになりました。しかも、どちらのポートもUSB PDという給電機能に対応しているので、Type-Cで色々な機器と接続しつつも空いているポートで充電するということが可能になりました。
液晶ディスプレイの可動範囲が広く


従来の機種はバリアングルモニターが採用されてきましたが、a7Ⅴでは『マルチアングルモニター』が採用されています。画面が手前に起き上がってくる『チルトモニター』、カメラ本体の横にパカッと開く『バリアングルモニター』の両方の機構が搭載されています。

マルチアングルモニターになったことで今まででは出来なかった角度でもモニターを見ることが出来ます。バリアングルモニターとチルトモニターはこだわりがある人の場合はとても重要なポイントになるようで、これまでよりも便利になったと考えておくことにしたいと思います。
Kenko製液晶保護フィルム(KLP-SA7M5)



今回は液晶保護フィルムを選択してみました。前機種の際にはソニー製の純正液晶保護ガラスを選択していたのですが、今回は全体的に予算が高くなってしまったので、まずは『液晶画面を保護する』ということに焦点をあてて価格で選びました。タッチパネル操作も基本的にはあまり使いませんが、操作感度についても特に問題はなさそうです。
おわりに
今回はa7Ⅴをご紹介しました。連写スピードが毎秒30枚という上位機種に搭載されていた機能が使えるようになったことや、ホワイトバランスがオートでも黄色っぽくなりにくくなっていたり、これまでは人や動物だけだったオートフォーカスが飛行機を始めとした乗り物も対象になったということは機能の向上を感じます。マニュアルフォーカスでじっくりと写真を撮るのみという方だとあまり機能向上の恩恵が預かれないかもしれませんが、一瞬の瞬間を逃さない各種オート機能も使っているという方だとだいぶ細かいところまで手が届く様になったのかなと思います。
a7Ⅲ~a7Ⅴというミラーレスカメラのなかでは、静止画機能の新標準を作ったa7Ⅲ、動画機能の大幅強化のa7Ⅳ、静止画機能と動画機能の各進化を取り込んだa7Ⅴというのが現在の立ち位置でした。意外だったのは旧世代だから機能的に劣るというわけではなく、用途によっては今からでも旧世代機を選ぶ方がいてもおかしくないなと思いました。新型が良い方や静止画も動画も両取りしたいという方はa7Ⅴはおすすめです。




