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炭鉱で栄えた鉄道記念館のある街!高速いわみざわ号と路線バスを乗り継いで北海道三笠市へと向かう

炭鉱で栄えた鉄道記念館のある街!高速いわみざわ号と路線バスを乗り継いで北海道三笠市へと向かう

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

高速いわみざわ号

札幌駅前ターミナルから高速いわみざわ号に乗車して岩見沢を目指します。岩見沢は鉄道の場合は旭川方面へ行く特急のひとつ目の停車駅です。特急列車でも行くことは可能ですが、高速バスは特急と比べても運賃が半額程度で済むので、今回は高速バスで移動することにしました。ちなみに、三笠まで直通する『高速みかさ号』という路線も設定そのものはあることにはあるのですが、運行本数があまりにも少なく利便性がイマイチです。三笠を訪れるには高速いわみざわ号に乗って岩見沢ターミナルまで移動し、そこから路線バスに乗り換えると便利です。

幾春別町行き路線バス

高速いわみざわ号はターミナル手前の降車専用バス停で降ろされるので、走り去っていた高速バスを追いかけるようにして駅に隣接されている岩見沢ターミナルへと移動します。札幌行きの高速いわみざわ号ののりばの並びに三笠方面へと行く幾春別町行きのバスがあります。

岩見沢から幾春別までは、1987年に廃線になるまで幌内線という鉄道路線がありました。三笠の炭鉱から小樽港まで石炭を運ぶために開業した官営幌内鉄道の一部と北海道でも記念すべき歴史的な路線ながらも、炭鉱閉鎖後は利用者を見込めず廃線となり現在では代替バスすらも廃止されています。そういった経緯から、路線バスもガラ空きなのかと思っていたのですが、想像していたよりはずっと多くの利用者がいました。三笠からすると岩見沢は近場の大きな街なので、通勤や通学など行政区画を超えて行き来している人も決して少なくはないようです。

今回は三笠市民会館という三笠の市内中心部の停留所で下車しました。乗客のうち半分くらいの人はこの市民会館前で降りているようでした。三笠市民会館は街の中心部で、幾春別は更に山の奥にあります。いま乗ってきた路線バスは、ここから山登りです。

交通の要の三笠市民会館

三笠市民会館は、三笠の街の中心部にあるコミュニティセンターです。三笠市民会館を中心に市役所や学校などが徒歩圏内に配置されているため、三笠市内を移動するためのコミュニティバスや札幌行きの高速バスも停車する交通の要となっています。また、バス待合所として市民会館のロビーが開放されているので、バスが来るまでの時間を待つのにももってこいの場所となっています。

中央バスが路線縮小する前には三笠市民会館に隣接して、『中央バス三笠ターミナル』が設置されていたそうなのですが、現在ではその面影は全くありません。

ちなみに、三笠市の観光は『鉄道記念館』と『高校生レストラン』の2大スポットがあります。幾春別には炭鉱跡も残されていますが、私有地となっており一般公開されていないので、観光で訪れるには少々難があります。三笠鉄道記念館へは、コミュニティバスに乗車する必要がありますが、高校生レストランのある三笠高校は歩いて行くことができる距離です。コミュニティバスの時間まで余裕があったので、待ち時間がてら『高校生レストラン』に立ち寄って見ることにしました。

おわりに

鉄道が廃線になったのみならず代替路線バスも廃止になるというとても公共交通機関の維持に課題がある街となっています。三笠は北海道で初めて敷設された官営幌内鉄道の終点という記念すべき地ではありますが、札幌から三笠まで日帰り観光で訪れるなら、高速いわみざわ号と幾春別町行きの路線バスを乗り継ぐのが最も現実的です。系統が分割されているので通しで見たときに割高感は否めませんが、まだ訪れるのが可能なダイヤが組まれているという点では多少はマシかなと思います。

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