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終戦記念日と靖国神社

今日は、太平洋戦争の終了が発表されてから72年たった終戦記念日です。

はい、みなさんこんにちは。いんたらくとです。

 

大東亜戦争が残したもの

戦争という手段は最終的な手段であって、常時ちらつかせるものではありません。誰かが損をするから、犠牲が出るからではなく、交渉のカードとしては『戻れない道』を意味するからです。強く言うこと、主張することだけが政治家や外交員の役目ではありません。強く言う政治家が羨ましいという意見もありますが、その一部の大きい声がアメリカの対日戦争を引き起こした事実を忘れてはなりません。勝っても負けても『費用』や『犠牲』が発生するので最後まで反対していた人々もいたようでしたが押し切られました。

 

今の日本では『専守防衛』という考えのもと、このカードを使用するときは国家の存亡に関わるときと決まっています。この国際協調の時代に表立って『国として認められている国』相手にこのカードを使用することはないでしょうし、ないことを願っています。世界中の国は世界大戦という大きな勉強代を払って、気軽にどこでも行ける平和を作り出しました。

 

戦争が良くないのも事実ですが、戦勝国も敗戦国もUN(=国際連合、連合国)の圧倒的な戦力で平和を維持しているという事実は変わりません。平和の代償というべき負担ですが非常に大きな負担ですので、世界の一員として認識されている日本にもその負担を求める声がかかるのは仕方がありません。平和は『不断の努力』によって成立しています。さて、その不断の努力のお陰で自由に旅行ができます。戦跡が観光地になっていたりするわけで、そう考えると戦争と無縁のようで無縁ではないため靖国神社へお参りしてきました。

 

靖国神社

もはや敵味方関係なく、様々な人が訪れていたことに平和を感じました。誰でも訪れることができるということは簡単なようで難しいのです。これでいい。いいえ、これがいい。

 

割合としては多数を占める太平洋戦争の犠牲者ですが、靖国神社では戊辰戦争などの日本という国のために戦った犠牲者が祀られています。どこの国にも国のために戦った犠牲者を弔う施設は存在し、その時、その時の要職が参拝しています。参拝することは普通のことなのです。ですから、靖国神社にも諸外国の要職が参拝しているのです。

 

それは最低限の礼儀です。確かに「心情的に受け付けない」という言い分もわからなくはないですが、参拝しないことが自由なのですから、参拝することを非難するのはいかがなのでしょうね。私には参拝することが戦争賛美につながる理由がわかりません。

 

遊就館

遊就館は靖国神社付属の戦争資料館です。しっかりと見て回れば1時間半コースだったので、時間の都合で今回は1階の無料で開放されている部分のみ見学してきました。零戦52型と大砲が展示されていました。展示室内には『回天』の展示もあるようです。またいずれ訪れたいと思います。

 

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