生つくねが看板メニューの北海道ご当地居酒屋！深夜営業している食事処「炭火居酒屋炎 旭川2条店」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
旭川買物公園通り
旭川駅前からずっとまっすぐ伸びている旭川買物公園通りを進んでいると氷像制作が行われていました。旭川買物公園通りは1972年に造成された歩行者専用道路です。元々は自動車も通る国道でしたが、徐々に交通量が増えてくるようになると交通事故についての懸念が高まりました。そこで1962年に全国でも初めての取り組みとして『歩行者天国』の実証実験が行われました。歩行者天国という概念がまだ普及していなかった時代なので、表向きには『夏祭りによる混雑を緩和するため』という名目で実施されたそうです。
実証実験では、とても多くの人が商店街を安全に通ることができ、車も迂回することで滞りなく進行できるということが判明したため、恒久的な歩行者天国へと整備されることが決定されました。日本全国で行われている歩行者天国という取り組みは、この旭川での実証実験の成果があったからこそ許可されるようになったため、とても画期的な通りとなっています。
炭火居酒屋炎 旭川2条店
今回は炭火居酒屋炎 旭川2条店を訪れました。炭火居酒屋炎は、自社工場で製造している生つくねが名物の居酒屋です。居酒屋がメイン業態となっていますが、居酒屋だけでなくお惣菜専門店も北海道各地の商業施設にて営業している北海道に根付いた『生つくね』のお店です。
旭川においては、『買物公園通り』に面している炎の店舗もあったのですが、ラストオーダーの時間とのことだったので、店員さんにこちらのお店を案内していただきました。同じ系列の店舗が見える範囲に2店舗あるというのがさすがは地元企業と感じました。ちなみに、札幌に本社がある株式会社伸和ホールディングスの展開するお店となっており、同じ系列には『函館 五島軒』があります。
鶏だしの生つくねスープ
炭火居酒屋炎はお通しと一緒に鶏だしの生つくねスープが無料で提供されます。生つくねスープと日本酒を一緒に飲めば出汁割りみたいに飲むこともできます。
生つくねスープは生つくねの製造過程で出てくる鶏ガラ等を煮込んで作った鶏だしの効いたスープです。夏に訪れても美味しいのですが、特に雪の降っている冬に訪れると鶏だしの効いた温かいスープはとても美味しく感じます。美味しいスープが無料で付いているので、今回のように食事を目的として訪れても満足できるようになっています。
名物の焼きたて生つくね
まずは名物の生つくね（1本110円税込）をソースと塩で注文してみました。お店のおすすめとしてはやはりソースのほうみたいなのですが、個人的には塩のほうが美味しいように感じます。一番シンプルな『生つくね』は何もトッピングされていないので、お肉の美味しさをダイレクトに味わうことができるメニューとなっています。
道産ねぎま串（1本209円税込）や北海道名物の塩ザンギ（1本429円税込）など鶏に関するメニューはいずれもハズレがありません。炎は居酒屋でありながらもお惣菜専門店も展開しているくらいなので、お惣菜単品としても十分に満足できるようなクオリティです。
生つくねのソースと塩はやはり断トツに美味しいので何度でも追加で注文したくなります。食事として食べてもお酒のおつまみとして食べても旨味が広がる美味しいつくねです。生つくねという名前ですが、提供されるときは炭火でじっくりと加熱した状態になっているので安心です。
個人的にお気に入りのメニューは、梅肉つくね（1本132円税込）、チーズつくね（1本132円税込）、柚子こしょうつくね（1本132円税込）でした。いずれも生つくねにトッピングした味変つくねです。こってり系が多いので、あっさり系のトッピングとの相性が良いように思います。
炭火焼バターおにぎり
締めに炭火焼バターおにぎり（1個319円）を注文してみました。ご飯単品でも良かったのですが、+100円するとボリューム満点の焼きおにぎりになるとのことだったのでこちらにしてみました。実はこの巨大な焼きおにぎりに関しては、以前に炭火居酒屋炎を訪れたときから気になっていたメニューでもありました。ごはん茶碗2膳分はありそうな巨大な焼きおにぎりとなっており、バターと醤油で味付けされている居酒屋ならではの絶品メニューでした。中に具は入っていないので、生つくねと一緒に食べても美味しく食べることができます。
おわりに
今回は旭川にある炭火居酒屋炎を訪れてみました。居酒屋ですが必ずしもお酒がメインのお店というわけではなく、食事を目的として訪れても十分に満足できる内容となっています。営業時間も長めとなっているのでもし旭川周辺で食事処に困ったら訪れてみてください。
