旭川駅から徒歩約20分の特設会場!旭橋の下で毎年2月に実施される雪像イベント「2025年第66回旭川冬まつり」会場レポート
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
軍都旭川のシンボル 旭橋

旭橋は旭川市内を東西に流れている石狩川に架けられている橋です。初代旭川市長と陸軍第7師団によって架橋されました。第7師団は北方防衛の要となる部隊で架橋訓練を必要としていました。
大規模な橋をかけるには莫大な予算が必要となるため気軽に練習できるものではありませんが、旭川市は氾濫にも耐える強固な新しい橋を求めていました。そこで当時の旭川市長は、資材を旭川市が用意して、第7師団が訓練の一環として建設するという折衷案にて作られたのが旭橋です。今では旭川市の歴史のひとコマとなり、旭川のシンボル的な存在としても知られています。
第66回旭川冬まつり 2025


今回は2025年2月に開催された第66回旭川冬まつりを訪れています。旭橋の下にある石狩川の河川敷を利用して毎年2月に開催されるイベントが旭川冬まつりです。札幌は雪まつりですが、旭川は冬まつりと呼ばれています。
大雪像






EXPO2025 大阪・関西万博のマスコットキャラクターであるミャクミャクの雪像もありました。曲線が多いデザインとなっているので雪像として作るには大変そうでした。





ステージとして使われているのは会場内で1番大きな雪像となっています。イベントの規模としては札幌の雪まつりのが大きいですが、大雪像のサイズは旭川の冬まつりのが大きいかもしれません。
飲食コーナー



飲食コーナーも営業しています。飲食店があるエリアからはやや離れているので、会場内で飲食したい人も少なくはないようでした。特にラーメンが並んでいたように思います。
ステージパフォーマンス




ステージパフォーマンスが行われていたので見ていたのですが、この時はあくまでもリハーサルだったようで本番も観に来てくださいと挨拶がありました。
雪でつくった巨大迷路



迷路の中にはえすぴぃーという第2特科連隊のキャラクターが隠れているようなので探してみました。










えすぴぃーは全部で5体いたそうなのですが、見つけられたのは4体だったので見つけられなかったのが1体あるようで惜しかったなと思いました。
市民雪像の雪だるま








市民雪像として旭川冬まつりではミニ雪だるまが並べられています。色々なデザインのミニ雪だるまが並べられているので見ていて楽しめます。
雪のモスク


雪のモスクがありました。公共の空間にモスクを作るのが最近の流行りとなっているので、旭川冬まつりでも作られたようです。
高校生雪像甲子園










高校生雪像甲子園は、未来の大雪像の制作を担う人材の育成を兼ねたコンテストです。なかなか造形の細かい雪像もあって完成度の高さに見応えもあります。日中の高温や吹雪で埋まってしまっているものも中にはあったのですが、完成したときの様子をイメージして見ると良いかもしれません。
おわりに
今回は2025年の旭川冬まつりを訪れてみました。旭川冬まつりは大雪像もあり巨大迷路やスライダーのような体験型の雪像もありという冬を楽しめるイベントとなっていました。
会場の規模も広すぎず狭すぎずで1時間ほどあれば見て回れる規模となっています。冬に旭川を訪れるならぜひ立ち寄ってみてください。