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万年筆kakunoにコンバーター(CON-40)で色雫の竹炭インクを使ってみた

パイロットの万年筆kakunoのインク「iroshizuku」を使用してサインしてみました!

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

 

kakunoという万年筆

ある日突然、その時はやってきました。書けない。てっきりインクが乾燥して詰まったのかと思いましたが、中のカートリッジを見てみるとインクの残量がなくなっていました。替えのカートリッジを購入しても良かったのですが、コンバーターを噛ませることで万年筆用のインクを使えるらしいので、せっかくなので試してみることにしました。

 

MEMO

kakunoは堅く高級なイメージとは正反対の万年筆とは異なり、安くておしゃれな万年筆として登場しました。詳しくはレビュー記事をご覧ください。

 

 

万年筆インク iroshizuku 竹炭

今回購入したインクはiroshizukuの竹炭色です。高級そうな鈍い銀色の箱に入っていました。定価は1500円ですが、実際には1200円ほどで販売されています。カートリッジと比べても特段に高いようには感じません。色雫シリーズには様々な特徴のある色が展開されていますが、今回は実用を考慮してインクカートリッジに近い色、こちらの「竹炭」インクを選びました。

 

 

香水のようなインク瓶

まるで香水のような雰囲気を漂わせていますが、絶対にふりかけてはいけません。水で洗えば落ちますが、布や手に付着すると、とても落ちにくいインクです。

 

色は殆ど黒

写真に写っているとおりの色合いで、ほとんど黒です。ペン先の太い万年筆で薄く塗ると「竹炭の色だな」と感じるそうですが、通常使用では普通に黒いです。油性系ボールペンと比べたら若干薄い気がしないこともないですが、ゲルインクやフリクションボールペンの黒と比べると、あまり違いを感じることはありませんでした。

 

逆に竹炭色を期待すると濃いと感じるかもしれません。

 

コンバーター CON-40

kakunoは標準ではインクカートリッジ式になっていて、お手軽にインク交換ができるのも売りですが、コンバーターを利用して、好みのインクを使用する事もできます。インクカートリッジの代わりになるのが、このコンバーターです。大きさ違いで何種類か販売されていますが、kakunoに適合するのはCON-40です。

 

 

空になったインクカートリッジと並べてみました。コンバーターにはインクを吸い込むための機構が付いているので、インクカートリッジのほうが大容量で1回の交換で長く使えます。

 

カートリッジと同じようにコンバーターを装着します。隙間がないようにしっかりとはめ込みます。

 

ペン先をインク瓶の中に沈めて、くるくると回すことでコンバーターがインクを吸い取ります。はじめはうまく吸い取れないかもしれませんが、角度を変えたりすることで、コンバーターの内部にインクが溜まります。あまり多く入れると良くないので半分くらいを目安に入れると良いです。

 

 

実際に書いてみて

サインを書いてみました。※デジタル化しているのでそのままの色ではありません。

 

カートリッジと近い色を選んでいるということもありますが、インクが変わったことによる違いというのはあまり感じることはありませんでした。かき心地も色もカートリッジとそんなに変わりはないかなという印象です。

 

おわりに

ちなみに、iroshizukuの中でも人気の『月夜』はブルーブラックなので色に若干の違いがあると思われますが、書き心地は大きく変わらないと考えられます。あなたも手頃な価格で使いやすいkakunoに好きな色のインクを入れて万年筆ライフを楽しんでみませんか?

 

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