札幌・二十四軒駅から徒歩約5分!札幌市中央卸売市場の「場外商店街」を散策する
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札幌市中央卸売市場
今回は札幌市中央卸売市場を訪れています。札幌市中央卸売市場は、1959年に開設された卸売市場です。水産棟と青果棟という独立した2つの棟で構成されている大きな市場となっており、札幌近辺で消費される生鮮食品が取引されています。開設当時は国鉄の引込線もあって鉄道での輸送も行われていたそうですが、1978年に付近の線路が高架化される際に引込線は廃止となっています。
訪れた日は休場日だったので閑散としていましたが、開場日には大小のトラックが頻繁に行き来する様子を見ることが出来そうです。ちなみに、市場が開かれている日は、数日前までに予約することで内部を見学をすることができます。市場見学の目玉であるせりが実施されるのは朝の5時~7時頃です。せりを見るなら早起きして市場を訪れることになります。早朝なので市内観光のついでに訪れることも可能です。
場外市場商店街
卸売市場の観光といえば外せないのが場外市場です。場内は登録された卸売業者しか取引することが出来ませんが、場外市場であれば一般でも買い物をすることができます。札幌駅の近くにも旧市場を観光地化した北海道の海産物で人気が高いのはカニです。
観光スポットとして多くの観光客が来る場所となっているので、土産店や海鮮丼を提供する飲食店があります。いろいろなお店を見比べてみて良さそうなものがあったら冷凍便で送ることもできます。とても小ぶりなカニが販売されていたので、美味しいか聞いてみると「食べるには小さすぎるからスープの出汁用に使って」とのことでした。調理方法等も直接聞くことができるのもリアル店舗だからこそです。
表通りだけでなく路地裏にも人気店が隠れているかもしれません。何やら長蛇の列が出来ているお店もありました。表通りのほうが高いお店が多く、裏通りの方が安いお店が多いというのは世の相場となっているのですが、札幌においては必ずしもそういう訳では無いようでした。一廻りして予算と希望に応じて気に入ったお店を見つけるのが良さそうです。
駐車場にはターレの撮影スポット
場外市場の端には観光バスの駐車場があります。観光バスの駐車場には荷物運搬に使われている通称ターレと呼ばれる台車が設置されていました。ターレに乗車して訪問記念の撮影をすることができます。
おわりに
今回は札幌市中央卸売市場の場外市場を散策してみました。場外市場は昔ながらの商店街となっているので、色々と見て試して気に入ったものを選ぶことが出来ます。個人的にイチオシだったのはカラフトマスと鮭のいくらの食べ比べセットです。いかにも北海道らしいお土産に感じました。お買い物や美味しい食材を探すのが好きな方にはおすすめのスポットでした。