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京急120周年記念!約1時間半で行ける品川から三崎口まで快特車窓の旅

都心から約1時間半で行ける風光明媚な観光地まで快特車窓の旅を楽しんできました。

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

120周年記念きっぷ

遡ること数ヶ月前に京急創立120周年を記念して全線乗ることができる優待乗車証が配布されました。「ご利用区間は当社電車全線です」という文字が力強い!このきっぷを使えば京急線が全線乗れるということなので、品川駅から三崎口駅までのほぼ全線を乗って三崎口観光に出かけることにしました。

きっぷにけいきゅんという京急のゆるキャラが印字されています。文字ではなくイラストが印字されたきっぷはとても珍しいのではないでしょうか。券売機で購入できる通常のきっぷと同様に、自動改札機から入出場することができます。

京急線の快特停車駅

駅番号停車駅乗換案内
A07泉岳寺都営浅草線
KK01品川JR線
KK11京急蒲田京急空港線
KK20京急川崎京急大師線、JR線
KK37横浜JR線東急東横線相鉄線横浜市営地下鉄みなとみらい線
KK44上大岡横浜市営地下鉄
KK49金沢文庫 
KK50金沢八景京急逗子線、金沢シーサイドライン
KK59横須賀中央 
KK61堀之内京急本線
KK65新大津 
KK66北久里浜 
KK67京急久里浜 
KK68YRP野比 
KK69京急長沢 
KK70津久井浜 
KK71三浦海岸 
KK72三崎口 

大きな窓で車窓からの景色も楽しめて、快適に移動できるクロスシートの2100系が使われている「快特」で移動することにしました。快特は追加料金不要で乗車できる速達電車です。京急本線は堀之内から分岐して浦賀へと向かいますが、快特は単線区間もある久里浜線を通って、終点の三崎口へと向かいます。

品川または泉岳寺の始発駅から乗車して、約1時間半後には終点の三崎口へ到着します。都心から電車で座っているだけで風光明媚な観光地まで一気に移動できるのが京急線の特徴です。

快特車窓の旅

さて、ある休日の朝に品川駅へ来ました。今回の快特車窓の旅スタート地点はここ品川駅です。生憎の雨でしたが、雨粒は大きくなかったので傘を差している人は半々といったところでした。

この時間帯の快特はお隣の都営線泉岳寺駅が始発ですが、京急線の旅ということで品川駅から乗車することにしました。

改札口を通ってホームへ移動します。天候が雨だったのは残念でしたが、「京急線は平常通り運行しております」という運行案内は満足です。

KK01 品川駅

ホームでしばらく待っていると京急の顔として人気のある2100系が入線してきました。快特に使われている車両は、時間帯によっては1つの車両に3つドアがついている1000系や600系のこともありますが、休日朝は2ドアの2100系のことが多いです。

京急本線は品川~三崎口ですが、直通運転を行っている都営線泉岳寺駅という隣の駅が始発だったので、すでに車内には乗客がちらほらと座っていました。

間もなく出発時刻になるので、駆け込み乗車にならないように余裕を持って乗車します。

品川駅での停車時間はかなり長めで、椅子に座ってからもしばらく停車していました。今座っている場所は通称「展望席」です。運転手さんのすぐ後ろに座って前面展望をのんびりと眺めることができます。

首都圏では電車移動が便利でとても混雑するため、電車といえばロングシートが基本です。他の地域では珍しいものではないかもしれませんが、クロスシートの車両に追加料金無しで乗車できるのはレアという話を聞いたことがあります。

KK11 京急蒲田駅

羽田空港へ向かう京急空港線はこの京急蒲田駅から分岐します。空港アクセスの要衝です。

KK20 京急川崎駅

川崎大師へは本線とは直通運転していない別路線の大師線に乗り換えます。

KK37 横浜駅

京急にはウィング号という着席できる有料特急が平日の夜に運行されていますが、横浜駅は通過します。

KK44 上大岡駅

京急百貨店は上大岡駅にあります。

KK49 金沢文庫駅

金沢文庫駅で運転手さんが交代しました。

金沢文庫駅を出発してすぐのところには車両基地があります。

KK50 金沢八景駅

金沢八景駅は金沢文庫駅の隣の駅です。しかも目と鼻の先で、あっという間に到着しました。エアポート急行は金沢八景駅で京急逗子線に入り新逗子駅の方へと向かいます。

KK59 横須賀中央駅

横須賀中央駅は米海軍横須賀基地の最寄り駅です。ネイビーバーガーや海軍カレーのお店があります。

KK61 堀之内駅

左が浦賀に向かう京急本線で、右が三崎口に向かう久里浜線です。普通列車は本線の方へ、快特・特急のみ久里浜線へと向かいます。久里浜線に入ると最大120 kmのスピードで飛ばしていた快特でもすべての駅に停車します。

KK65 新大津

久里浜線に入ってから少しずつ緑が多くなってきました。

KK66 北久里浜

北久里浜は急カーブの途中にある駅で、車掌さんだけでなく運転手さんも安全確認を行っていました。

KK67 京急久里浜駅

京急久里浜は三崎口と並んで快特・特急の終着駅として利用されることもある主要駅です。JR横須賀線の久里浜駅も歩いていける距離にあります。

運転手さんが交代しました。

YRP野比 (KK68)

横須賀リサーチパークの略称「YRP」を駅名にも採用しています。アルファベットが駅名に使われているのも珍しいそうです。駅から数メートル先には車止めが見えます。ここから数駅間は単線区間です。

京急長沢駅 (KK69)

ハイキングできる山が周囲にある自然豊かな駅です。他には・・・。

津久井浜 (KK70)

ハイキングやいちご狩りや芋掘りのような自然体験ができる施設が近くにある駅です。

三浦海岸 (KK71)

三浦海岸という名前の通り、駅から歩いてすぐのところに海岸が広がっています。夏になると海水浴に訪れる人でとても賑わいます。

三崎口 (KK72)

定刻通りに終点の三崎口駅に到着しました。三崎口というのは三崎の口です。三崎の入り口という三崎口のあと油壺駅・三崎駅と延伸が計画されていましたが、その途中に小網代の森という様々な生物が生息している豊かな自然が残る森があるため計画が凍結されています。

線路自体はすぐそこまでしか敷いてありませんが、延伸も見据えて土地が用意されています。

まぐろで有名な三崎観光へ

通常の駅名板は紺色に白文字で書いたものですが、都心から手軽に観光できることをうりにした企画乗車券の「みさきまぐろきっぷ」をリニューアルしたのがきっかけで、駅の名前を「三崎マグロ駅」にするというキャンペーンが実施されていました。

今回は創立120周年記念乗車券を利用しましたが、普通運賃なら品川から片道約1000円かかってしまいます。単純に品川と三崎口を往復するだけで約2000円です。ちょっと高いな・・・と思われるかもしれません。そういうときにおすすめなのが「みさきまぐろきっぷ」です。

みさきまぐろきっぷは品川発着の場合、3500円で三崎観光ができるお得なきっぷです。品川~三崎口の往復や三崎エリアのバス乗り放題パス、マグロ食事券がついています。三崎口といえば三崎マグロが有名です。のんびりと椅子に座って移動して、マグロも食べて観光を楽しんで、全部込みで1日3500円です。

窓口に並ばずに自動券売機で買える手軽さも好評で、発売当初の2009年度に1万6000枚ほどだった販売枚数は年々増えていき、2016年度には15万7461枚を記録した。テレビの情報番組などでも度々取り上げられ、知名度アップに拍車がかかったという。

https://toyokeizai.net/articles/-/197711?page=2

食事もついて3500円のみさきまぐろきっぷは大変にお得なので、年々じわじわと人気を集めているそうです。駅の券売機にて観光当日に購入することができます。

おわりに

座席は布張りのクロスシートなので座り心地も悪くありません。とっても長いように見えてわずか1時間半です。ほぼ全線乗ってきましたが、快適に車窓の旅を楽しんだあとは観光に向かいたいと思います。ちなみに、品川から乗ってきた2100系は折返し品川方面への快特になりました。周囲は風光明媚な観光地なので折返しの電車に乗ってくる人は数人程度でした。

実は、三崎観光にはみさきまぐろきっぷ以外の選択肢もあります。三崎口までの移動を済ませてしまったので、今回はもうひとつのお得な乗車券を購入します!

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