桜の季節到来!皇居沿いの千鳥ヶ淵はお花見スポット

新天皇即位時の一大祭事!五穀豊穣を祈る大嘗祭のための仮設神殿「大嘗宮」へ

令和の大嘗宮

新天皇即位時の一大祭事!五穀豊穣を祈る大嘗祭のための仮設神殿「大嘗宮」へ

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

秋の乾通り一般公開

平成から令和へと元号が変わった2019年は、秋の乾通り一般公開に合わせて大嘗宮の公開が行われました。今回の目玉は乾通りの紅葉だけではなく、新天皇が即位したときのみに作られる仮設神殿の大嘗宮もあります。

二重橋の付近にある待機列に並んで、宮内庁に最も近い坂下門から皇居内に入ります。例年と比べても多くの来場者が来るのではないかとニュースで報道されていたので、公開に合わせて早めの時間に訪れています。早めに来たのが良かったのか、列もほぼ止まることなく順調に進んでいました。

待機列の途中で手荷物検査が行われます。危険なものがないかをチェックするだけなので荷物が少ない場合はとてもスムーズに通過することができました。

坂下門から皇居内に入り宮内庁庁舎の前を通り、乾通りの方へ進んでいくという一方通行のルートになっていました。ちなみに、以前に参加した皇居内見学ツアーでも宮内庁庁舎前に来たことがあります。

秋の乾通り

今年は暖冬だったので紅葉も遅く、まだ緑色の葉が残っている木もあるくらいでした。今年くらいの暖冬で紅葉が遅れていると、紅葉の為だけに訪れるとちょっと物足らないかもと感じました。

大嘗宮への道

乾通りの途中で乾通りをそのまま通り抜けるルートと大嘗宮のある東側へ向かうルートに分岐していました。圧倒的に大嘗宮の方へ向かう人のほうが多いようでした。大嘗宮は今だけしか見られないレアな建物なので、順当な流れではあります。

大嘗祭のための大嘗宮

令和元年11月大嘗宮について大嘗祭は,稲作農業を中心とした我が国の社会に古くから伝承されてきた収穫儀礼に根ざしたものであり,天皇が即位の後,初めて,大嘗宮において,新穀を皇祖及び天神地祇にお供えになって,みずからもお召し上がりになり,皇祖及び天神地祇に対し,安寧と五穀豊穣などを感謝されるとともに,国家・国民のために安寧と五穀豊穣などを祈念される儀式です。

出典 https://www.kunaicho.go.jp/event/pdf/inui-r01aki-daijyokyu.pdf

大嘗宮は五穀豊穣を祈る大嘗祭という儀式を行うために設置される仮設の建物です。新天皇が即位してから1代につき1回のみの初めての仕事として古くから実施されてきました。新天皇が即位し、平成から令和にかわったことに伴い2019年に大嘗祭が行われました。

建物の間取りや使われている素材についても過去から続いてきた資料をもとに造られているそうです。木の皮がついたままの柱など、現代の建築物とはまた違った珍しい造りを見ることができました。

大嘗宮は大嘗祭のための神殿なので祭事が終わったら役目は終わりです。一般公開の期間が終了した後には取り壊されるということが決まっています。かなり立派な建物だったのでもったいないような気もしますが、1代につき1回しか使うことのない大嘗祭に特化した建物を残しておいても使い勝手はあまり良いとは言えなさそうなので残しておいてもということなのかもしれません。

おわりに

まだ緑色の葉が残っている木があるように暖冬の影響で紅葉が遅れていたようですが、新天皇即位のタイミングでしか見られない大嘗宮が順調に見られたので良かったです。

interact編集部セレクション
【全国旅行支援】ホテルの予約がまだの方!セールやキャンペーンの詳細を確認して、今すぐお得な宿泊先を探しませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です