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温泉地から新千歳空港へ移動!登別から南千歳までは789系気動車「特急すずらん」に乗車する

温泉地から新千歳空港へ移動!登別から南千歳までは789系気動車「特急すずらん」に乗車する

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

登別駅前の歓迎鬼像

登別駅前には『歓迎鬼像』と呼ばれている鬼のオブジェがあります。登別温泉は『登別地獄谷』と言われる景観を楽しめる場所があるので、地獄に因んだオブジェとして鬼がいるようです。毎年8月に開かれる登別地獄まつりではお神輿に乗った姿で見ることができるそうなのですが、まさか可動式だとは思いませんでした。ちなみに、鬼のパンツは虎柄です。表側だけでなく裏側もしっかりと作り込まれています。

歓迎鬼像の後ろには駅前道路がまっすぐと続いています。道なりにまっすぐ進んでいった先が登別温泉です。山の中を進んでいくので、市街地を抜けると蛇行した道になるのですが、道順としてはまっすぐと進んだ先が温泉という、とてもわかり易い温泉と駅のアクセス道路となっています。また、駅から300mほど先に国道と交差します。国道沿いにはスーパーや札幌や室蘭方面へ行くことが出来る高速バスの『登別停留所』があります。

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駅前はのどかな登別駅

登別駅は日本屈指の温泉地である登別温泉の玄関口となる駅ですが、駅舎自体は意外とあっさりとした構造となっています。近年になって駅の隣に大きな観光向けの施設が設置されましたが、駅舎はなんとなく懐かしさを覚える建物が使われています。

ただ、多くの観光客が訪れる駅ということで、早朝を除いてすべての特急列車が停車します。札幌方面も函館方面も概ね1時間に2本ずつ設定があるので、列車の本数そのものはそこそこ設定されており、駅の待合スペースにはいつ来ても誰もいないということが無いくらいには人がいます。

乗車予定の特急すずらんの改札が始まったのでホームへと移動しました。登別駅には自動改札機は設置されていません。列車が近づくと窓口が開いて改札が行われます。登別駅には今回乗車する特急すずらんと特急北斗が停車します。特急北斗は札幌と函館を走る長距離の特急で、特急すずらんは札幌と東室蘭・室蘭を走る特急北斗の短縮版特急です。

特急すずらんで南千歳へ

登別から乗車した特急すずらんで南千歳駅まで移動します。南千歳駅は新千歳空港へ行くための最寄りの特急停車駅となっています。登別から南千歳までの距離は70km程しかないので所要時間も1時間弱で到着します。関東や関西などの都市部では、まず特急に乗車しなくても移動することができる距離ですが、北海道では都市間の列車に乗るということはほぼ特急に乗車することを意味します。北海道ではほぼ特急での移動を前提に組まれたダイヤとなっているので、特急に乗らないと待ち合わせや時間調整でかなり不便を強いられることになります。したがって、そこそこの早さと安さを両立させたい場合は、普通列車に乗るよりも高速バスで移動したほうが良い可能性が高いです。

新千歳空港に到着

南千歳で特急から降りたら、およそ15分に1本の間隔で走っている快速エアポートに乗り換えます。快速エアポートは北海道の中でも本数が多い方でわりと来た列車に適当に乗車しても困ることはありません。南千歳から新千歳空港まではたったの1駅およそ3分で到着しました。

おわりに

今回は飛行機に搭乗するわけではなかったので、新千歳空港に移動する必要性というのは必ずしも高くはなかったのですが、南千歳駅で長い時間を待つくらいなら新千歳空港の飲食店でひとやすみするほうが良さそうという判断で空港へ移動することにしました。新千歳空港にいれば飲食店もたくさんあるので食事には困りません。新千歳空港で時間を潰したら再び南千歳に戻って札幌から来る特急に乗車します。

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