あっさりとして飲みやすい！富士御殿場蒸留所で作られた「キリンウィスキー 陸」レビュー
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
キリンウィスキー陸が当たるキャンペーン
この記事ではキリンウィスキー陸をご紹介します。キリンウィスキー陸が当たるSNSキャンペーンにて試飲用のキリンウィスキー陸が当選したので飲んでみることにしました。キリンはビールの会社ですが、ウィスキーでは『キリンウィスキー陸』を筆頭に『富士山麓シグニチャーブレンド』や『オーシャンラッキー』などのジャパニーズウィスキーを展開しています。キャンペーン実施からしばらく音沙汰がなかったので、楽しみに待っていたらようやく届きました。
キリンウィスキー 陸
キリンウィスキー陸はキリンのウィスキーの中でも筆頭格のジャパニーズウィスキーです。キリンの富士山に近い御殿場の蒸留所にて作られているウィスキーです。輸入原酒も含まれているブレンドので100%国産ではありませんが、美味しいお酒が作られるための絶対条件である水は、富士山の伏流水が使われています。
日本のウィスキー販売ランキングでは、サントリーやアサヒグループのニッカが高い存在感を示しているので、それと比べるとキリンのウィスキーはどうしても存在感は一歩譲る形となっています。攻勢を図るために、キリンウィスキー 陸は2022年春頃に味のリニューアルが行われています。以前は癖のある味で好みが分かれるという評判でしたが、リニューアルによって飲みやすくなったと総合的に評判は上昇しているようです。
30mlの酒パウチ
今回はキャンペーンの試供品なので30mlのお酒入りパウチが入っていました。実際に店頭に並べられているのは一般的なガラスボトルと業務用の大きなボトルで展開されています。ウィスキーは長い熟成期間を経て作られる高級なお酒として扱われがちですが、キリンウィスキー陸はどちらかと言えば日常的に飲みやすいお手頃ウィスキーとしてスーパー等でも並べられています。
キャンペーン用の見本品は30mlのお酒入りパウチでした。お洒落なフライヤーにセットされて入っています。パッケージの上部に点字で『おさけ』と記載されているのは、缶のお酒と一緒です。この見本品のパッケージについては、キャンペーンに関連したSNSの投稿において、『酒ち◯～る』と親しみを込めて称している事例もちらほらと見られました。もしかしたらもうすでにあるかもしれませんが、『1回分パッケージで色々な種類が飲めるシリーズ』として店頭に並んでいたら『軽く宅飲みしたい層』に受けそうだなと感じました。
ハイボールにして飲む
パッケージに記載されていたおすすめの飲み方はハイボールでした。キリンウィスキー陸と炭酸水を1対5の割合で割って飲むと美味しく飲めると記載されていました。ちょうど炭酸水も用意があったのでおすすめの飲み方であるハイボールで飲んでみることにしました。コップにロックで飲むときのシングル30ml相当を入れて、炭酸水150mlと合わせれば180mlのハイボールが完成します。
香り
黄桃、オレンジ、リンゴのようなほのかな甘い香り。余韻
味わいやわらかくスムース。 フルーティで深みのある熟成香の余韻が程よく長く続きます。味わい
https://www.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/riku/
澄んだ口あたり、 何層にも感じる香味豊かなおいしさ。
炭酸水を入れて割る前に香りを確認しました。確かにウィスキーにしてはかなり甘い香りがします。ウィスキーと言えば濃い熟成された木の香りがあるものの印象が強いのですが、それと比べるとずっと甘くて飲みやすそうな香りでした。キリンウィスキー陸の特徴として挙げられる『癖がない』というのはきっとこのことなのかなと思います。
香りからも飲みやすそうな印象はありましたが、実際に飲んでみると、とてもあっさりとしていて飲みやすいウィスキーでした。はじめはまるでカクテルを飲んでいるような甘みが口の中に広がって、その後からスーッとウィスキーならではの樽の中で熟成された香りが来ます。ちなみに、ロックではなくハイボールがおすすめされているのは、ロックで飲むと若干雑味を感じることがあるからのようです。お手頃価格のウィスキーでも、飲み方を工夫すれば美味しく飲むことができます。
おわりに
キリンウィスキー陸は、とても飲みやすいさっぱり系のウィスキーでした。癖が無いので料理と合わせて飲んでも美味しいかなと思います。お酒のバリエーションのひとつとしてありでした。ただ、初めから終わりまで「ウィスキーならではの独特な風味がガツンと来る」のを期待している方には軽く感じられるかもしれません。ウィスキーの独特な風味が「飲みにくい」と感じている方にはとても良いのではないかと思います。
