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硫黄泉が流れる川で沢登り体験!知床7景のひとつ「カムイワッカ湯の滝」へ行く

硫黄泉が流れる川で沢登り体験!知床7景のひとつ「カムイワッカ湯の滝」へ行く

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

カムイワッカ湯の滝への道

知床シャトルバスにてカムイワッカ湯の滝までやってきました。2023年以降は知床自然センターでカムイワッカ湯の滝行きの直通バスに乗り換えが必要です。カムイワッカ湯の滝のバス停留所からカムイワッカ湯の滝までは約500m離れているので、砂利道の林道をまっすぐ歩いて行きます。携帯の電波は通じない圏外の区域となっているので、電話やインターネット検索は出来ません。紙のガイドブックや予めガイドのデータをダウンロードしておくと安心です。

カムイワッカ湯の滝に近づいてくると山肌で工事が行われていて、崖のような斜面に足場が組まれていました。落石等を防止するための工事だそうです。朝の段階では雨が降っていたので厚い雲に覆われていますが、なんとか天気が持っているので良かったです。

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湯の滝のぼり体験料

区分湯の滝のぼり体験見学のみ
大人2,800円1,300円
小人(中学生以下)900円650円

カムイワッカ湯の滝のぼり体験料は大人2,800円、小人900円です。知床自然センターからカムイワッカ湯の滝までの往復バス運賃と、湯の滝のぼり体験料が含まれています。知床自然センターまでは路線バス等にて移動する必要があります。なお、湯の滝に入らないで近くまで行く場合は大人1300円、小人650円で移動することも可能となっています。したがって、付き添い等で訪れた同行者のなかで沢登りする人と沢登りしない人に分かれるという選択も可能です。

カムイワッカ橋からの眺め

バス停から歩いていくとカムイワッカ湯の滝の近くの橋を通ります。この橋がカムイワッカ橋です。カムイワッカ橋を渡った先が湯の滝への出入り口となっています。

カムイワッカ湯の滝のぼり有料化に伴い、川の中に入るには事前の予約と代金の支払いが必要ですが、カムイワッカ橋から眺める場合は引き続き無料となっています。もし有料の沢登り体験をしなくて良い場合は、橋から追加料金無しでカムイワッカ湯の滝を眺めることも出来ます。

湯の滝沢登り

カムイワッカ湯の滝は知床硫黄山から流れてくる硫黄泉の川です。強い酸性の水質のため水の中には苔も草もほとんど生えていません。とても強力な酸性の水が流れているので、肌が弱い方は中に入るのは避けたほうが良いかもしれません。川への出入り口となるカムイワッカ橋付近にある滝が、1の滝で、下から数えて順番に1の滝、2の滝、3の滝というようにいくつかの滝と滝壺があります。2006年から2022年までは1の滝付近のみの限られた範囲での公開となっていました。2023年からは『カムイワッカ湯の滝のぼり』として完全有料化され、1の滝から4の滝まで行くことが出来るようになっています。

1の滝の水温は約30℃となっており、温泉に入浴すると考えるにはかなり冷たい温度です。それでもただの川と比べると温もりがあるので、温泉ではなく温水プールとして入るには1の滝でもそれなりに気分の良い温度ではあります。上流に進むにつれて次第に水温が高くなっていきます。入浴するのに適温なのは4の滝から6の滝と言われており、約40℃のお湯が流れているそうです。ガイドツアーで訪れられるのは4の滝までですが、肝心の4の滝は落石によって滝壺が埋まっているため、温泉のように入浴することはできなくなっているそうです。

景色としては1の滝と同じような滝が段々と上流の方まで続いているそうです。有料のガイドツアーでは1の滝から4の滝まで行くことが出来ますが、それでも4の滝までとなっています。4の滝よりも上流は落石の危険性が高い区間が続く岩場となっているようです。もしも今後4の滝よりも上流の5の滝や6の滝まで行くことができれば温泉として楽しむことも可能そうではあります。カムイワッカ川の上流は毎回のように新しい石が落ちているような場所ばかりだそうなので、今後も立入禁止が続くことになると思われます。

緩やかな登り坂が続きます。湯の滝のぼり川の水は冷たくはないので長い時間歩いても寒さを感じることはなさそうです。ただ、上流に行くにつれて尖った岩も増えてくるそうなので、もしも湯の滝のぼりを楽しむのであれば沢登りに適した装備は必要です。

有料化に伴って今まで立ち入ることが出来なかった4の滝まで入れる様になったことは素晴らしいのですが、すべての人が『上流への沢登り体験』をしたい前提というのが自然観光についての考えがいま一歩不足しているのかなと思います。有料化するにはお金に見合った体験が出来ることはもちろん大切ですが、いつも大盛りばかりが求められているわけではありません。例えば、その場にある落石等を活用して、橋のふもとに簡単な構造の足湯を設置したら安全性と満足度が両立できるはずなので、有料ガイドツアーのみの設定にする前にぜひとも検討してほしかったなと思いました。

また、ガイドツアーへの参加は『自己責任を確認する書類』へのサインも必須となっているのも気になりました。有料化するということは無制限に免責という話にはならないと考えられるので、この際ガイドツアーに関する責任の所在ははっきりさせておくべきかなと思います。有料化しても責任については参加者が当然持つものというスタンスであれば、従来の自己責任で川に入っているものと変わりません。安全対策が単なる有料化の口実となっているのだとすれば、いつか問題が起こるのは避けられません。

バス停へ戻る

バス停へと向かっている途中におーろら号が見えました。おーろら号は以前冬に乗船したことがあります。冬は砕氷観光船として網走港にて活躍しているおーろら号ですが、夏は知床観光船としてウトロ港発着となっています。

バス停まであっという間に戻ってきました。湯の滝で流れているのは温泉なので、帰りはいわゆる足湯に入った後のような軽い足取りでした。カムイワッカ湯の滝まで来たバスは乗客を降ろしたら展開して折返し便になります。バスの到着に合わせて少し早めにバス停に行くつもりだったのですが、すでにバスは転回を終えて待っていました。

おわりに

2023年よりカムイワッカ湯の滝は有料化されてしまいました。知床自然センターからのガイドツアーとして参加する必要があり、料金はなんと大人2800円です。確かに4の滝まで行く沢登り体験としての価格と考えれば決して高くは無いのかもしれませんが、1の滝のところでお湯が流れていることを少し体験したいだけであればかなり高いのかなと思います。カムイワッカ湯の滝という大自然の不思議な景観については何もしなくてもとても魅力的なので、周辺の取り組みによってで満足度が下がるようなことがあったらとても残念です。今後の魅力向上への取り組みについては注目です。

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