LCC向けターミナルの関西空港T2から出発!PeachのMM311便で関空から成田へ(2025年5月版)
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
関西空港T2はLCC向けターミナル

LCCのピーチ航空を利用するため大阪・関西国際空港の第2ターミナルへとやってきました。関空を発着する航空便の大半は第1ターミナルを使用していますが、ピーチをはじめとして格安航空会社の中には第2ターミナルを使用している場合があります。LCCターミナルとも呼ばれることもある第2ターミナルは、第1ターミナルと比べるとかなり簡素な作りになっています。



チェックイン用の端末が並べられているので、荷物を預ける必要がなければ、アプリでオンラインチェックインするか、セルフチェックイン機でチェックインします。事前座席指定が含まれていない料金プランだとチェックインの際に座席が決定され、レシート状の搭乗券が発行されます。

同じ時刻に隣りにある国際線出発エリアを見に行ってみると、春秋航空の搭乗手続きが行われていました。国際線施設は出国手続きのコーナーがあるからか、若干国内線よりも搭乗手続きエリアが狭くなっていました。
スポットまで長い通路を徒歩移動

国内線エリアに戻ってきて保安検査場を通過しました。保安検査の直前に手荷物の重量確認があります。機内へ持ち込み可能な手荷物は1人2個、合計7kgまでとなっています。料金プランによっては預け入れすることができるので、機内持ち込み手荷物の個数や重さが制限をクリア出来ない場合は預ける必要があります。ピーチの場合は、体温調整でたまたま着ていた上着を手に持ってたような合理的な範囲であれば、鬼の首を取ったかのように追加課金を要求されることはないので安心です。


保安検査をすぎると出発までの待合室となっています。窓はついていますが、窓から見えるのは内庭で、庭の先には建物が並んでいました。空港といえば出発する前に飛行機が見えると思われるかもしれませんが、窓からはまだ飛行機を見ることはできません。


搭乗開始したので搭乗口への通路を通って飛行機へと向かいます。沖止めの場合はバスで移動することが多いのですが、関空の第2ターミナルは実質沖止めのようなスポットまで細長い乗客用通路が伸びているので徒歩で移動することが出来るようになっています。搭乗間際に通るだけの通路となっているので、バックヤードの通路そのものです。


搭乗口は90番で出発待合室からはゆっくり歩くと約5分ほどかかります。結構遠くあまり時間ギリギリになると搭乗できないかもしれないので注意が必要です。なお、出発待合室から先の搭乗口までの通路にはお手洗いが無いので事前に済ませておくのが良いかなと思います。



通路から外に出ると目の前に今回登場する飛行機が駐機していました。他の場所に行く飛行機が隣にも並んでいます。関空はピーチの拠点空港となっているため多くの便数が設定されており、駐機場には多数のピーチ機が並んでいる姿は壮観でした。
使用機材




- 便名:MM311便
- 登録番号:JA208P
- モデル:Airbus A320-251N
- 運用開始:2022/03 〜
2022年にピーチが新造機として導入したA320neoシリーズの機材です。従来機と比べて燃費が大幅に効率化しており、騒音も低減しているなど新しい機材らしく従来機と比べるとより改善されています。比較的新しいとは言え使用頻度が高いことも影響しているのか真新しさというほどではありませんでしたが、たしかに古さはありませんでした。
飛行中の様子

以前に搭乗した機材よりも座席が大幅に改善されていて、後ろの人が物入れを使用しても前の座席に影響が出なくなりました。就航当時の機材は軽量化のために座席のパネルを外していたようで、後ろの人がペットボトルを差し込むと角があたってとても痛かったいう残念な思い出があります。フルサービスキャリアと比べると座席配置は狭いのですが、プレリクライニングシートという予めリクライニングされた状態で固定されているので、座り心地も大幅に向上していました。
離陸して大阪湾を南下する



滑走路から離陸するとすぐに埋め立て地の関空とりんくうタウンを結ぶ連絡橋であるスカイゲートブリッジRが見えました。
大きく北方向に離陸して大阪湾を大きく回って南下して東京へと向かいます。淡路島と
少し早めに到着

成田空港の北側にある霞ヶ浦が見えてきました。まもなく着陸間際です。大阪から東京までの所要時間が約1時間となっているので飛行機がいかに早く移動することが出来るのかがわかります。大阪も関空で東京も成田という中心部から遠いことや待ち時間なども含めると新幹線のほうが早いという意見もありますが、空飛ぶバスのように安価かつ気楽に乗れて移動できるというコンセプトとしてはかなり実現できているのかなと思います。


成田空港では国際線への乗り継ぎ等の利便性を高めるため第1ターミナルが使われています。国際線がメインの成田空港では国内線スポットは端の方にあるものの、LCC用の簡素なターミナルとは違って動く歩道も用意されていて快適でした。
おわりに
今回はピーチで大阪・関西空港から東京・成田空港まで移動してきました。東京へ行くなら成田よりも羽田のほうが便利だとは思うのですが、安く移動できるという手段があるだけでもまだ良いです。LCCはとても同じ機材で頻度の高い運航をしているため、定刻は余裕を持って設定されているため、何事もなければ定刻よりも早めに到着するようになっています。今回も朝の便だったこともあって機材遅れなどもなく順調に移動することが出来ました。