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空港から駅前中心地までは路線バスで約40分!AIRDOのHD81便で羽田から旭川へ(2025年2月版)

空港から駅前中心地までは路線バスで約40分!AIRDOのHD81便で羽田から旭川へ(2025年2月版)

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

北海道方面は満席で大混雑

羽田空港は2月で旧正月とも被っていないにも関わらず保安検査を通過するだけで約15分以上かかるほどの長蛇の列となっていました。保安検査場の入口に設置されている大型モニターも一時は撤去されてしまうという説が出ていましたが、よりカラフルでわかりやすい表示となって復活しました。ちょうどさっぽろ雪まつりの会期中ということも関係しているのか、羽田空港から新千歳空港へ向かう便はキャンセル待ちが出ているほど大混雑していました。

これまで旭川を訪れる際には便数も多い新千歳空港から鉄道を利用して旭川まで移動していましたが、今回に限っては飛行機で旭川まで移動した方が安価に済むことが分かったので羽田旭川便を選びました。特に、新千歳空港行きの便はいずれも大混雑でもはや乗れればラッキーで席は選べるような状況ではないないことや、時間短縮になるということも理由としてあります。

使用機材

  • 便名:HD81
  • 登録番号:JA607A
  • モデル:Boeing 767-381/ER
  • 運用開始:2002/08~

搭乗したのはAIRDOの特別塗装機であるロコンジェット北海道でした。右翼側にロコンと左翼側にアローラロコンというポケモンの特別塗装されている機材です。現在のAIRDOの機材を代表するようなまさにフラッグシップとも言える存在です。2002年にANAの機材として就航し、2021年よりAIRDOに移籍して運用されています。初就航からは年数が経過しているので、全体的には古さを感じさせますが、座席など改修が入っているため部分的には新しくなっています。搭乗中にはロコンやアローラロコンが出入り口でお出迎えしてくれます。

飛行中の様子

遠くのスポットにはグリーンジェットの愛称で知られている特別塗装機がスポットに駐機していました。正式名称はANA Future Promise Jet(JA871A)です。座席にはりんごの絞りかすから作られたヘッドカバーが取り付けられ、期待側面には空気抵抗を減らすとされているニコン製の鮫肌フィルムが張られているそうです。

ちなみに、ロコンジェットの座席のヘッドカバーはロコンやアローラロコンの絵がついている特別版のカバーが使われています。

政府専用機に遭遇

滑走路までタキシング中に窓から政府専用機が見えました。使用しないときは新千歳空港の専用格納庫にあるのですが、このときは、総理大臣が訪米することになったため羽田空港へと移動してきていたようです。航空自衛隊の飛行機ですが、距離によっては民間機のビジネスクラス並みの機内食が提供されるらしいです。

富士山と都心部

離陸したら関東平野を北上していきます。羽田から北海道までの路線は、都心上空をまるで遊覧飛行するかのようなとても景色の良い経路を通るので搭乗する際には晴れているのを願うばかりです。

冬なので比較的空気が澄んでいることで遠くまで見通すことができ、富士山にも雪が積もっていかにも富士山らしい景色を見ることが出来ました。

しばらく関東平野を飛行していると徐々に雪雲らしき厚い雲に覆われてしまい、窓からの景色が雲の白一色になります。天気にもよりますが、おおよそ関東から東北に入るころには次第に地面が見えなくなります。天気の良い日であれば雪の降ってるエリアと雪の降ってないエリアでグラデーションのようになっている景色を見られる場合があります。

ホタテスープ

機内サービスが始まったのでホタテスープを注文しました。ホタテの需要が低下したときに緊急の取り組みとして始まったホタテスープですが、好評だったことから定番スープのローテーション入りを果たしました。登場したときはいかにもホタテという甘めのスープでしたが、定番化した際に味が変更されピリッと辛さもあるスープとなりました。個人的には初期バージョンのほうが好みではありましたが、当時はホタテが大量に余っているという特殊な事情があったので全く同じものを続けるというのは難しいかったのかもしれません。

青森を超えて北海道へ

冬はあまり窓からの景色は期待出来ないのですが、ラッキーなことにちょうど切れている瞬間がありました。青森県の下北半島の東側の先端である尻屋埼と思われる箇所は雲が切れていました。冬は分厚い雪雲がかかっていることが多く見えている範囲が限られているので、正確に場所を判定するのは難しいです。

苫小牧を通る所までは新千歳空港に着陸するときと同じです。苫小牧を通ると新千歳空港を左手側に見ながら旭川へと進んでいきます。札幌方面と思われる町並みは見ることが出来たのですが、あまり視界が優れていなかったので、特徴的な建物等までは判別が付きませんでした。

美瑛上空

北海道に入ってから徐々に着陸に向けて高度を下げていきます。札幌市街地と思われる景色の次はかなり高度が下がってからようやく美瑛っぽい町並みが見えてきました。飛行機の経路も富良野線に並行するようにして旭川へと向かっているようです。それだけ近くを通るなら少し伸ばして空港にも線路をつなげてくれたら良かったのになと思います。路線バスがあるとは言っても公共交通機関の鉄道が繋がっているのは大きいです。

旭川空港に着陸

定刻通りに旭川空港に着陸しました。新千歳空港にも負けない就航率の高い空港となっているため、着陸できないという心配はありませんでした。稀に着陸できないこともあるようですが、着陸できなければ東京に引き返すことになってしまうので、着陸してくれて良かったです。

旭川は札幌市に次ぐ第2の都市として知られている街となっているため、意外と旭川空港は多くの便が就航しています。ターミナル内も朝の到着便ラッシュとなっており混み合っていました。旭川でもこれだけ混雑していたらほぼ全便が満席の新千歳空港のほうはもう凄まじい人の量にちがいありません。

路線バスに乗って旭川駅へ移動

手荷物受取場から到着ロビーに出ると路線バスの券売機が設置されています。バスに乗車する前に券売機で切符を購入するとキャッシュレス決済でも支払いが出来るため大変便利です。空港から先の降車するバス停を選択すると料金が表示されるので、希望する支払い方法を選択して支払うことができます。

路線バスの運賃

区分運賃
おとな750円
こども380円

旭川空港から旭川駅前バスターミナルまでの料金は、おとな750円、こども380円です。なお、旭川市内1日乗車券については、空港線が旭川市内も含めて全線で利用対象外です。ただし、旭川市内の路線バスに慣れている人であれば途中のバスセンターで別の市内路線に乗り換えることで、1日乗車券を最大限活用することも可能とはなっていますが、初心者向けではないという点はあくまでも強調しておきます。

ほぼ満席で空港を出発

旭川空港から旭川駅までは所要時間約40分です。大型バスでの運行となっているので、座って移動できる分は悪くあありません。ただ、札幌駅から旭川駅までも高速バスなら約2時間15分で移動できてしまうことを考えると、旭川空港が市内からの距離をひしひしと感じます。せっかく富良野線の沿線にある空港なのに全く鉄道との連携が行われていないというのは残念でなりません。

出発間際になると9割8分くらいのほぼ満席になりました。基本的には乗れる座席数が確保されているものの出発時間にかかわらず少しでも早めに来たほうが安心です。出発時刻になり、旭川空港を後にして旭川市内へ走り始めました。道中は田畑がある雪原地帯を走って、少しずつ民家が増えてきて、市街地へと入ってきました。ちなみに、出発時刻については、飛行機が大幅に遅延しているときには救済措置として時間調整を行うことがあるようです。

旭川駅近くで降車

今回宿泊するホテルが旭川駅よりも手前だったので、科学館を過ぎたあたりで降車しました。駅前は除雪されているのですが、こちらは除雪されていないので、大きな荷物があるなら駅まで行って戻ったほうが楽かもしれません。旭川市内はバス路線が充実しているので、上手く乗車すれば細かく縦横移動が出来て便利です。無事に駅前まで移動してくることができました。

おわりに

今回はAIRDOに乗って羽田空港から新千歳空港まで移動してみました。以前は特急もお手頃価格で乗車できたので新千歳空港から鉄道のほうが便利だったのですが、そういったキャンペーンも軒並み終了してしまったので、経路的にも最初に旭川を訪れたかったという都合もあって新千歳を通り越して旭川まで直行してみました。

当然のことながら、新千歳空港から旭川を目指すよりは、直行のほうが楽に移動できました。東京から旭川までは便数もそれなりに設定されているので、旭川へ向かう際にはぜひ旭川空港も利用してみてください。

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