小樽築港駅直結のウィングベイ小樽会場!毎年2月に開催される展示イベント「SNOW MIKU 2025」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
目次
小樽駅から小樽築港駅へ




今回はSnow Miku 2025という小樽で開催されているイベントを訪れることにしました。小樽駅から会場となっているウィングベイ小樽のある小樽築港へと移動します。小樽と小樽築港は同じ小樽市内ではありますが、直線距離で約3kmとやや離れているので鉄道又は路線バスで移動する必要があります。
会場のウィングベイ小樽

小樽築港駅からウィングベイ小樽までは連絡通路で直結しています。ウィングベイ小樽は小樽港の貨物ヤードだった場所を再開発して作られた商業施設です。スーパーや映画館、テナントとして全国展開の雑貨店・衣料店などが入っています。1999年には日本最大級の複合商業施設として大きく賑わっていましたが、その後は各地に大型商業施設ができたことや小樽の中心部からも若干離れているという立地の問題もあり、経営状況が悪化したことで、現在では小樽市をはじめとした再生支援が行われています。
Snow Miku 2025


「雪ミク(初音ミク)」が 北海道を応援するフェスティバル!
『SNOW MIKU』のフェスティバルは、「初音ミク」を企画・開発したクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が北海道札幌市にあることから、2010年より毎年北海道で開催しています。
snowmiku.com
Snow Miku 2025は雪ミクが北海道を応援するという目的で開催されているイベントです。初音ミクの開発元であるクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の本社が札幌市にあることにちなんで、地元を応援するという意味を込めて2010年より毎年冬に雪ミクイベントが開催されています。雪ミクも毎年恒例となったことで、国内外から多くの初音ミクファンが訪れるようなイベントとなっています。


雪ミク関連イベントの中でもウィングベイ小樽はメイン会場です。雪ミクについての展示や販売コーナーが設置されているいわば展示即売会のようなイベントです。ウィングベイ小樽のメイン会場のほかには、札幌の大通公園では『雪ミク雪像』、音楽ホールでは『初音ミクシンフォニー』と初音ミク及び雪ミクが好きな方には目白押しのイベントとなっています。
記念撮影コーナー





雪ミクの記念撮影コーナーもあります。初音ミクの他にもボーカロイドシリーズの仲間たちが勢揃いしていたので、推しキャラと一緒に記念撮影を楽しむことができるようになっていました。雪ミクイベントが始まった当初は本当に雪ミクだけだったのですが、近年では初音ミクだけでなく仲間たちにも焦点が当てられるようになっています。
雪ミクグッズ販売


Snow Miku 2025の公式グッズのショップや雪ミクグッズを制作しているグッズメーカーのブースが並んでいました。会場内のグッズの中でも特に人気があるのはガチャガチャのラバーストラップでした。1回あたりの金額も比較的お手頃ということもあって、来場記念で手に取りやすいのが良かったです。



販売されていた商品の中でも特に面白いなと感じたのは『ホロモデリング』という商品です。推し活に特化したデジタルフォトフレームのような商品です。画面の中で予め設定したキャラクターが手を振ったり踊ったりします。動画編集ができるのであれば自作のデータに差し替えることも可能となっているそうです。


Snow Miku 2025の公式グッズに関してはすでに多くの商品が売り切れとなっていました。人気の商品を必ず手に入れたいのであれば開場までには待機列に並んでいる必要があるようです。




他にも札幌市電の雪ミクコラボ切符やぬいぐるみ、イラストボードなど良さそうな商品も多数ありました。大きなぬいぐるみを持って歩いている人も見かけたので、限定グッズを入手するには絶好のチャンスなのかもしれません。
主催展示



雪ミクが初めて登場したのは2010年のことだそうです。登場して以来、冬の北海道を応援するキャラクターとして雪ミクが大活躍しています。会場内には人気のある絵師さんが描いたビジュアルの展示もありました。公式サイトではより高画質なデータが配信されています。

Art by tokki / 雪ミク2025

Art by みすみ / 雪ミク2025

Art by KEI / 雪ミク2025

Art by itousa / 雪ミク2025

Art by けけ / 雪ミク2025

Art by つなこ / 雪ミク2025
会場テーマ キラキラスノーマテリアル


Snow Miku 2025のテーマは、『キラキラスノーマテリアル』です。テーマに合わせて今年だけのオリジナルフィギュアが作られています。毎年違ったテーマで作り込まれているので展示されているのを見るだけでも凄いなと感じます。


また、『クリスタルスノウ(作:Aqu3ra)』の映像も流されていました。SNOW MIKU 2025のテーマソングで、会場内でもBGMとして流されていました。
休憩スペースも完備


ヲタル座という旧お笑い劇場を活用したホールが休憩スペースとして開放されていました。宣伝映像がループ再生されているだけだったので、せっかくならもう少し何かしら映像が楽しめるようになっていたら良かったのになと思いました。
ステージイベント


会場外にあるステージではステージイベントが開催されていました。上の階から観覧していたのですが、雪ミクが上の階にも手を振ってくれました。ちょうど発表されていたのは、クッピーラムネと雪ミクのコラボで『ミクッピーラムネ』というポップアップショップが展開されるという内容でした。まさかのコラボでびっくりしました。
ウィングベイ小樽は微妙な立地が難点


ステージイベントも終わり、閉場の時間になったのでいよいよ小樽へ帰ることにしました。ウィングベイ小樽は駅直結の屋内型商業施設となっているので移動するには便利ですが、同じ小樽市内で距離もさほど遠くない割に移動コストがそこそこかかるので、結局のところ交通の便が良いとは言えないなんとも微妙な立地です。
今回は雪ミクイベントがあったから行くことになりましたが、なかなか再生には課題も残るのかなと思いました。小樽には道にあふれるほどたくさんの観光客が訪れているので、スーパーやフードコート等での買物需要が全く無いわけではありません。ただ、小樽築港へ交通費を掛けてまで移動するかという点に大きな課題があるので、買物客用のシャトルバスでも出してくれたらウィンウィンだろうにと思いました。
おわりに
今回は雪ミクイベントのためにウィングベイ小樽を訪れてみました。イベントとしてはとても楽しい時間を過ごすことができたのですが、どうしても小樽築港という札幌でも小樽でもない絶妙に行きにくい場所というのはいまいち考えものでした。以前は札幌市内で開催されていたので、また札幌市内に戻ってきて欲しいなというのが正直なところです。