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パタパタの通称で知られる関東最後の「フラップ式列車発車案内表示装置」を引退直前に見に行く

パタパタの通称で知られる関東最後の「フラップ式列車発車案内表示装置」を引退直前に見に行く

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

引退する関東最後のパタパタ表示

京急川崎駅に設置されていた関東最後の『パタパタ』が「近日中に使用終了になる」という話を聞いたので引退直前の1月某日に可動している様子を見に行きました。その後、2022年2月11日で使用終了となり、その日の最終電車が出発したのちに撤去されました。

パタパタの正式な名前は『フラップ式列車発車案内表示装置』または『反転フラップ式案内表示機』です。フラップ式列車発車案内表示装置は、物理的にパタパタと回転しながら表示が変わるという見た目と『パタパタ』という音が鳴るという特徴があるので、通称パタパタと呼ばれています。京急川崎駅には1986年に設置されて2022年まで35年間使用されてきたそうです。

液晶ディスプレイに置き換え

パタパタ表示板の奥には真新しさのある液晶ディスプレイの表示板設置されていました。パタパタが液晶ディスプレイに置き換わる決定打になったのが、おそらく『多言語対応の波』です。ひとつの行き先に何言語も記載していかなければならない流れになっているので、もともと表示できるスペースに限りがあるパタパタは限界を迎えてしまったものと思われます。

パタパタは予め決められた内容しか表示することが出来ず、物理的に回転しているので可動部分のメンテナンスが必要です。液晶ディスプレイはより多くの情報を表示することが出来るうえ、可動部分のメンテナンスが必要ありません。無くなってしまうことは名残惜しいのですが、液晶ディスプレイのほうが利便性は高いということを認めざるを得ません。

上り線のパタパタの様子

上り線のパタパタです。京成線直通電車も発着するため、京成線の駅名も多数表示出来るようになっています。当駅止まりとは別に京急川崎行きの表示もありました。こここそ京急川崎駅なので、果たしてその表示板が使用されたことは過去に一度でもあるのでしょうか。

下り線のパタパタの様子

下り線のパタパタです。電車が出発すると上から順番に新しい表示に変わります。滞在している時間内に『三崎口』行きと『浦賀』行きの表示はよく見かけたのですが、パタパタ表示板には『三崎口・浦賀』行きという表示もありました。

おわりに

ついに関東最後のパタパタも液晶ディスプレイへ置換です。駅などの公共交通機関を中心に様々な場所に設置されていたパタパタですが、老朽化に伴い日本全国的に順次置き換えが進んできました。液晶ディスプレイのほうが多言語にも対応していて、カラフルで分かりやすいので乗客の利便性を考えると無くなってしまうのは仕方ががありません。ただ、デジタルでは表現できない「アナログの良さ」のある表示板だったのでとても残念です。

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