横浜港に面した散策名所！山下公園の南側にある「枝垂れ桜」の開花の様子

横浜港に面した散策名所！山下公園の南側にある「枝垂れ桜」の開花の様子

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

山下公園の枝垂れ桜

山下公園のローズガーデンにある枝垂れ桜は、1993年に宮城県から移植された桜の木です。横浜東ライオンズクラブが山下公園に寄贈したもので、『咲いたさいた桜が咲いた』という石碑が添えられています。石碑がある側から眺めると枝垂れ桜の後ろに氷川丸が見えます。

また、反対方向から見たときには塔と建物が見えます。後ろに見える塔は昔は灯台としても活用された展望台の横浜マリンタワーで、建物はホテルニューグランドです。ホテルニューグランドはスパゲッティナポリタンやプリン・ア・ラ・モードなどの発祥として歴史のあるホテルです。ホテルの喫茶コーナーからは桜を眺めながら飲食を楽しむことが出来ます。

桜の開花の経過

ホテルニューグランドからもよく見える枝垂れ桜の開花の経過を追ってみました。桜の木は公共の公園に植えられているものですが、ホテルの目の前にあるのでホテルからの景観としても重要な要素となっています。

1分咲き

本当に早い蕾だけが開いていて、大半の蕾はまだまだ咲くまでには時間がかかりそうでした。それでももうすでにちらほらと咲いているので、枝垂れ桜のほうがソメイヨシノよりも少し早くに満開を迎えるかもしれません。

5分咲き

1分咲きから3日後にはだいぶ咲いて5分咲きを迎えていました。蕾が薄紅色になってから開花まではあっという間でした。基準木が開花したのはこの日だったので、一歩早めに満開に近づきました。たったの3日で半分も咲いたということはこのまま温かい日が続けば一気に満開になりそうです。この日は雲ひとつなく、春の霞も出ていない抜群に良い天候でした。満開になっていたらさぞかし綺麗だったに違いありません。

9分咲き

5分咲きから4日後にはほぼ満開になりました。ほぼ満開というのはぱっと見では満開に見えるのですが、部分的に満開と満開でない箇所が混在していたので『ほぼ』としています。一部が開いていなかったとは言え、9分咲きまで来ると満開までは秒読みです。すでに満開並みの美しさを見せていて、9分咲きでも十分に綺麗でした。

5分咲きまでがあっという間だったので、そこから1日・2日位すると完全な満開になりそうに思ったのですが、寒い日が続いた分だけ後ろ倒しになっているようです。近日中に温かい日が来たときは確実に満開になるはずです。

満開

9分咲きから2日後には満開になっている事を確認しました。満開の時点ですでに葉っぱが出ていたのでこの木に関しては満開よりも9分咲きを狙った方が綺麗に見えるかもしれません。また、この咲き加減から推測すると前日の26日にはすでに満開になっていたものと思われます。

訪れた日には桜の花の状態は完璧だったものの、いかんせん天候があまり良いとはいえずちょっと残念でした。

おわりに

一般的な開花予想はソメイヨシノを基準として発表されるので、枝垂れ桜の場合は若干ずれることがあります。植えられている場所によっても異なると思いますが、山下公園に植えられている枝垂れ桜について言えば、ソメイヨシノよりも気持ち早めに咲く印象を受けました。満開を狙っている方は少し早めを意識すると満開に訪問出来るかなと思います。

参考

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