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大雨で長万部方面は運休に!廃線が決まっている山線普通列車に乗って倶知安から札幌へ向かう

大雨で長万部方面は運休に!廃線が決まっている山線普通列車に乗って倶知安から札幌へ向かう

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

大雨で一部区間運休に

北海道の多くの駅では改札は出発時刻の10分前から始まります。午前中の列車は平常通りの運転されていましたが、大雨の影響で夕方以降の長万部方面はすべて運休になっていました。計画段階では長万部方面へと山線を完乗することも検討していたので、表示を見た瞬間にヒヤッとしました。ほぼツアーのような形で、出入口前で乗降ができる『スカイバスニセコ』に乗車していたのであまり気になっていませんでしたが、訪れた日は大粒の雨が続いていました。まだ時間があったので、おやつを入手するために近くにある生協へ買い物に行くことにしました。

ちなみに、その後の放送で長万部方面へ向かうには高速バスへの乗車が案内されていました。鉄道よりも高速バスのほうが天候に強いのは実体験としてもあります。新幹線が開業してからはほぼ全区間でトンネル内を通過するので多少のことでは天候の影響を受けることも無くなりそうです。

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折り返し小樽行き

廃止が決まった路線と言っても決して乗降者が全くいない訳ではありません。羊蹄山登山やスキー場に訪れる観光客を中心に鉄道の利用が盛んで、倶知安駅からもそれなりに乗客がいます。ただ、札幌までは自家用車で約1時間半の距離なので、所要時間が倍もかかる旧式の路線である山線は、利用者が多くて存続した未来であってもいずれ線路の敷き直しが必要となっていたかもしれません。

余市駅に到着すると一気に混みました。朝も夕方も小樽~余市間はまもなく廃線となりますと言われても信じられないほど多くの利用者がいます。確かに、多くの列車が小樽止まりなので、小樽でバス乗り換えが発生しても利便性の面ではあまり変わらないのかもしれません。ただ、余市が系統的な意味で区切りの駅となっていたら、残ったかもしれないと考えると残念です。

小樽で快速エアポートに乗り換え

小樽からは札幌までは約40分で到着します。小樽までくれば快速エアポートはおよそ30分間隔で運行されていて、高速バスの本数も多いので、取り残される心配が無く安心です。ちなみに、小樽は正真正銘の札幌の近郊都市として、多くの利用が見込めるので新幹線開業後も残ります。

おわりに

倶知安から小樽を経て札幌まで普通列車で戻ってきました。所要時間は約3時間と短くはありませんが、札幌からもさほど遠くない場所で、のんびりと緑豊かな車窓からの景色を見られるという点ではとても良い区間でした。北海道新幹線の開業で、移動手段としては新幹線に引き継ぐ形になりますが、のんびりと山と緑の広がる景色は見納めです。

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