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関門連絡船は約5分で九州~本州移動できる!海峡風景を満喫しながら門司港から下関・唐戸へ

関門連絡船は約5分で九州~本州移動できる!海峡風景を満喫しながら門司港から下関・唐戸へ

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

関門連絡船

今回は関門連絡船に乗船して門司港から下関・唐戸まで移動します。現在の関門連絡船は関門汽船株式会社の運行する旅客フェリーで、鉄道との連絡は行っていません。関門連絡船は元々鉄道連絡船として国鉄によって運行されていたフェリーでしたが、関門橋が出来て高速道路が繋がり、関門トンネルが出来て鉄道も直接繋がるようになった今となっては連絡船としての役割は完全に終了して一度は廃止されています。

しかしながら、門司港から対岸の下関まで行くのに所要時間がたったの約5分というとても短い時間で移動できるフェリーは地元の足や観光のための移動手段として再び注目を集め、関門汽船によって復活したのが現在の関門連絡船です。他にも移動手段があっても安くて早いなら使わない理由はありません。

門司港側の上下船する場所は、門司港旅客船ターミナルです。門司港駅からは徒歩約1分の場所にあります。いまでは関門連絡船というのは名前のみですが、実際に鉄道と連絡していたときは駅から船の乗り場までいくことができる通路もあったそうです。門司港駅構内に連絡船方面へいく通路跡が残されています。

関門連絡船の運賃

区分運賃
大人400円
小人200円
関門連絡船の運賃(2023年10月現在)

関門連絡船の運賃は大人400円、小人200円です。反対側は見えているのに海があるから通れないというだけで直線距離ではたったの約2kmしか無いので運賃もその分お手頃価格となっています。元々が鉄道連絡船から始まった航路なので観光価格ではなく、地元の足としての価格設定になっているようです。

門司港から下関・唐戸まで

関門連絡船は門司港から下関・唐戸まで約5分で結んでいるフェリーです。乗船してしまえばあっという間に到着します。観光遊覧船のようにゆっくり景観を楽しみながら乗る船ではありません。パッと乗ってパッと降りるという感じなので、乗船したらすぐ下船できるようにしておく必要があります。

門司港から出発

門司港を出発しました。出発してしまえば所要時間は約5分とあっという間の距離です。門司港駅を始めとした門司港レトロ地区を見ながら出港しました。鉄道連絡船の時代でも門司港側の出発地点はほぼ変わらなかったのかなと思われます。

大型船の航路を横切る連絡船

風が強くて外では立っているのも大変でした。どこかに掴まっていないと飛ばされそうな風の中をグイグイと進んでいきます。関門海峡は日本海と太平洋の移動のための重要な航路となっています。大型船が次々と通っていく合間を縫って横切るようにして対岸へと向かいます。

関門橋

関門橋は高速道路が通っています。本州と九州を結ぶ物流の要となっておりたくさんの自動車やトラックが通っているのが見えました。

ちなみに、関門橋と反対には歴史的な舞台となった巌流島も見えました。門司港から巌流島へ行く船も運行されていました。下関ではなく巌流島へ行くことも可能です。

下関・唐戸へ到着

門司港から対岸に見えていた下関・唐戸に到着しました。唐戸は下関駅から約2km北にある観光向けの唐戸市場や公立水族館の海響館がある地区です。下関の駅前からは離れているのですが、下関観光で訪れると楽しいスポットです。鉄道連絡船時代は駅と駅を繋ぐために運行されていたので下関駅の近くまで行っていたようですが、観光や買い物のためと考えれば、唐戸行きとなっていることで利便性が向上しています。

下関といえばフグが有名なので、フグをモチーフにした置物や展示が至る所にありました。門司港がレトロな街並みなら、下関はフグです。関門連絡船でもたったの5分という距離ながらも本州と九州では全く違う街です。フェリーがあることでタイムロス無く手軽に移動できるのはかなり高評価です。

おわりに

関門連絡船を利用することで、門司港と下関をたったの5分で移動することができるので、滞在時間が短くても両方とも楽しむことができます。フェリーが運行されていなかったらとても遠回りしなければ移動できなかったかもしれません。ちなみに、唐戸から下関駅までは路線バスで15分程度です。ぜひ関門連絡船を活用して門司港と下関を効率よく観光してみてください。

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