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樺太国境石の実物大レプリカが設置!北方防衛の英霊を祀る「北海道護国神社」を参拝する

樺太国境石の実物大レプリカが設置!北方防衛の英霊を祀る「北海道護国神社」を参拝する

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

北海道護国神社

北海道護国神社は北海道旭川市にある神社です。1902年に旧陸軍第七師団という北方防衛のために設置されていた部隊の師団長によって招魂祭が行われたのが設置のきっかけだそうです。旧陸軍第七師団は北方諸島や樺太へ南下してくる外国勢力に対応するために設置された部隊で、旭川は軍都として発展してきました。

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北方防衛の英霊を祀る

神社に祀られている神様は『北海道・樺太関係の戦没者等の国事殉難者』です。わかりやすい表現としては、北方地域の安全を守るために殉職した兵士が祀られています。いわば北方地域の靖国神社というような神社です。

樺太は日本の領土ではなくなってしまいましたが、日本を守るために活動してくれたことによって今の北海道があります。お参りしたら北海道護國神社のなかにあるレプリカの樺太国境石を見に行きました。

樺太国境石

樺太国境石は、日露戦争の講和条約にて南樺太が割譲された際に設置された国境を示す石碑です。日本の菊の紋章、ロシアの鷲の紋章が片面ずつ彫られています。北海道護國神社にあるものは当寸大サイズで作られた『天一号・樺太国境石』のレプリカです。

国境には天一号~天四号と呼ばれる4つの国境石と木製の中間標識が多数設置されていたそうです。太平洋戦争の終結時に樺太はロシア領となったため、樺太にあった国境石は撤去されていますが、天一号は樺太・ユジノサハリンスク州の博物館、天二号は根室市の博物館に収蔵されて現存しているそうです。

神社の正面へ

隣接している北鎮記念館から訪れたので側面にある車用の出入り口から入ってしまったので、帰る時は正面から出ることにしました。

おわりに

北海道護國神社は、北方地域の安全を守るために殉難してしまった人を祀っている神社です。外国の実効支配を受けている北方領土について4島の帰属が問題となっていますが、もしも守る人がいなければ北海道も日本の領土ではなかった恐れもありました。旭川は防衛のための軍都として発展してきたという経緯もあるので、お参りして過去の歴史を振り返ってみるというのも良いかもしれません。

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