現金も使えますが交通系ICカードが鍵代わりになる、物理的な鍵のない「電子ロッカー」を旅行先で使用してみました。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
電子ロッカーを使用してみた
首都圏でも見かける電子ロッカーを京都へ訪れた際に初めて利用してみました。荷物を駅にあるロッカーに入れて観光へと向かうことにしました。街歩きが人気の観光地というだけあって、ロッカーは沢山並んでいるのですが、残念なことにいずれも使用中でした。探しに探してようやく緑色に点灯しているロッカーを見つけることができました。(使用中のロッカーは消灯しています。)
扉を開けて荷物をロッカーの中に入れて・・・。ここまでは従来の物理的な鍵がついているロッカーと同じです。電子ロッカーは、レバーを下げると仮施錠され、精算するとしっかりと鍵がかかる様になっています。なので、レバーを下げたら精算します。
使用するロッカーを選択
レバーを下げると操作パネルの方で検知され、精算と施錠するための手続きが行えるようになります。今回は1072番のロッカーに荷物を入れたので、1072番のボタンを押します。複数のロッカーを使用する際には順番に精算して施錠することになります。
今回は1つしか空きがなかったので同時にレバーが下げられるという状況にはなりませんでしたが、間違えて他の人のロッカーを選択しないように気をつけてください。間違えると荷物が取り出せなくなります。
電子鍵かQRコードを選ぶ
料金を支払うときに交通系ICカードか現金が選べます。「ICカード」を選択すると支払い時に使用した交通系ICカードが取り出すときの鍵になります。「現金」を選択するとQRコードが印字されたレシートが鍵になります。
交通系ICカードを持っていなかったり、残高不足の場合でも現金とレシートという代替手段があるので安心です。
交通系ICカードが鍵
せっかく、鍵を持ち歩かなくても良い便利な電子ロッカーなので、「ICカード」を選択しました。番号は1072番で料金は500円です。右下にあるIC読み取り機が点滅するのでそこにタッチすると決済と施錠が完了しました。
使えるICカード
- Kitaca
- Suica
- TOICA
- ICOCA
- SUGOCA
- PASMO
- manaca
- PiTaPa
- はやかけん
- nimoca
今回使用した電子ロッカーは上記の相互利用が可能な交通系ICカードが使用できるようになっていました。
取り出すときもタッチするだけ
ちなみに、取り出すときも画面の指示に従ってタッチするだけです。ロッカーの施錠が解除されます。財布ごと落とすなど交通系ICカードを無くさない限りはロッカーを解錠することができます。今回はモバイルSuicaを使用したのでスマートフォンが鍵になりました。
おわりに
従来の物理鍵タイプのロッカーのように、普段持ち慣れない鍵を持ち歩くことにならないので、鍵を落とす心配をしなくて良くとても気が楽でした。初めて使う際にはしっかり使えるのか不安になる方もいるかも知れませんが、出張や旅行時に、1度使えばこの電子ロッカーの気楽さに虜になるのではないでしょうか。
鍵を落とす心配からも開放される電子ロッカーに荷物を預けて、身軽に行動しませんか。