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地域性のある伝統的な発酵文化に触れる!福島県が主催する「ふくしま発酵ツーリズムモニターツアー」参加レポート

地域性のある伝統的な発酵文化に触れる!福島県が主催する「ふくしま発酵ツーリズムモニターツアー」参加レポート

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

ふくしま発酵ツーリズム

福島県では観光政策として、美味しい発酵食品を食べる『ふくしま発酵ツーリズム』という旅行を提案しています。福島県は都道府県の中でも北海道、岩手に次ぐ第3位にもランクインしている東西に約165kmある大きな都道府県です。東から『浜通り地方』『中通り地方』『会津地方』という3つの地域に区分されていて、それぞれの地域でそれぞれの方言や文化が受け継がれています。3つの地域は同じ県とは思えないほど気候も文化も違うのですが、それぞれの各地域ごとに伝統的な発酵食品が食べられています。

麹菌がたんぱく質を分解することで生成されるペプチドという成分に、高い機能性があるということです。このペプチドに血圧を低下させるなど、さまざまな健康効果が期待できることが、長い間の研究で次々にわかってきました。

https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2211/spe1_01.html

味噌や醤油などの調味料を始めとして発酵食品は日常生活でも欠かせない食品ではありますが、福島県で発酵に焦点を当てたのには、各地域には『それぞれ地域性のある伝統的な発酵食品が受け継がれている』という理由として大きいのではないかと思われます。

旅行には地域性のある体験をしたいという需要や、農林水産省も発信しているように発酵食品は健康維持の役立つということが知られているようになった今だからこそ、福島県で食べられている伝統的な発酵食品に焦点を当てることになったのが『ふくしま発酵ツーリズム』です。

本記事は、福島県観光交流課の主催する『ふくしま発酵ツーリズム推進事業』モニターツアープログラムに参加し、滞在に際して支援を受けて作成しています。

モニターツアー概要

今回はご縁があり福島県観光交流課の主催する発酵食品に焦点を当てた『ふくしま発酵ツーリズム』のモニターツアーに参加しました。ツアーは、『福島の発酵食で身体の内側から美しく』というコンセプトに基づき選定された施設を巡り、福島県の発酵食品に関する知識を学び風味を体感するプログラムとなっています。

1日目の行程

1日目(2024年1月23日)は郡山周辺にある観光関連施設を巡ります。ふくしま逢瀬ワイナリーはワインを醸造しているワイナリーで施設見学及び試飲、牛豊朝日店ではブランド牛の福島牛を食べられるお手頃焼肉ランチ、蓬莱屋本店では味噌づくり体験を行い、夕刻に土湯温泉 山水荘へ向かうという行程でした。中通り地方は県庁所在地もある市街地ということもあり、観光地としてというよりも食品を製造している施設が中心です。

2日目の行程

  • 末廣酒造 嘉永蔵
  • 若喜商店
  • 木之本漆器店
  • 道の駅あいづ 湯川・会津坂下
  • 道の駅猪苗代前 いちご狩り

2日目(2024年1月23日)は会津周辺にある観光関連施設を巡ります。郡山のある中通り地方を離れて会津地方へと向かいます。会津は白虎隊の最期の地である飯盛山や不思議な景観のさざえ堂などがある観光地としても有名な地域でもあり、より『観光地らしい施設』が多く集まっています。今回のツアーでは発酵に焦点を当てており、いわゆる観光地は省略されていましたが、その続きとして考えるとしっくりと来ました。

日本酒醸造の末廣酒造で施設見学及び試飲、醤油メーカーの若喜商店で施設見学及び試食等、木之本漆器店にて蒔絵体験を行い、道の駅あいづ湯川・会津坂下にて地元産の野菜を使用した発酵食ランチ、フルーツ王国ということもあるのでいちご狩りを行うという行程でした。1日目と比べるとより過密な行程となっていたのですが、滞在時間は短いながらも、それぞれの施設の特徴を捉えられる密度の濃い時間を過ごすことができました。

郡山駅から出発

ツアーの集合地点は郡山駅です。予定通りの新幹線に乗車して定刻通りに郡山駅に到着しました。郡山駅は2階が新幹線改札で、1階が在来線改札となっています。新幹線の改札は北口と中央口の2箇所あるので、集合場所の中央改札から外にでました。受付を済ませてここから福島の発酵に関するツアーが始まります。ワイン、日本酒、味噌、醤油、漬物、甘酒と福島県のご当地発酵食品を体験しました。

商談会及び懇親会

土湯温泉山水荘では福島県内で営業している観光関連施設の方々の出席する商談会及び懇親会が実施されました。商談会では今回のモニターツアーで立ち寄ることができなかった施設等についても資料を参考に最新情報の共有を受けました。今回のツアー日程では全てを回りきるということは困難なので、また機会を改めてそれらの施設等に関しても訪れてみたいです。

おわりに

福島県を応援するというのは『訪れて楽しんで応援する』という段階に来ています。福島県の観光関連施設を実際に訪れ、とても魅力的な福島の発酵食品に触れることができました。台湾からのチャーター便も数多く飛来しており、観光的な魅力は決して他県に劣るものではありません。福島県では大きな地震災害に見舞われたことによって、実際の被害だけでなく風評被害もあり、一時は大きく来訪者が落ち込んでしまいましたが、今回のモニターツアーを通じて、現在では「観光客を歓迎する準備は整っている」ということを強く感じました。

なお、当サイトでは内容発信によって閲覧者の皆様に対し、少しでも福島県の観光に役立つことを願っております。末筆ではございますが、本記事作成にあたって福島県知事及び観光交流課の皆様、同行のお取引先の皆様には御礼申し上げます。ありがとうございました。

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