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テレビ番組を視聴しなくなった、とってもシンプルな理由

テレビ番組を視聴しなくなった理由はつまらないからですが、もっと具体的に理由を考えてみました。

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

テレビを観ない理由

私がテレビを観ない理由は、つまらないから。

 

何年か前からテレビの視聴は週1回の映画を観るだけになって、ついには1分たりとも観ない月が現れるようになりました。

 

「つまらない」というとつまらないなりにり理由があるのかと思われるでしょうが、直感でつまらないというのが一番の理由です。そんなことは分かってるという声も聞こえて来そうなので、つまらないと思う理由を考えてみました。

 

テレビの衰退

テレビの衰退とよく言われますが、白黒テレビがカラーテレビの登場によって衰退したような機械の衰退ではありません。機械としてのテレビ離れではなく、サービスとしてのテレビ離れです。すなわち、衰退しているのはテレビ局の制作するテレビ放送と番組です。

 

だから、YouTubeにテレビ局がテレビ放送のノリでチャンネルを作ったところで、バズが起きたり、社会現象になったり、とはならないのではないでしょうか。テレビ放送局がこれまでの制作ノウハウをもとに新しい視点で番組を制作すれば成功するかもしれません。ですので、従来のテレビ放送をほとんどそのままインターネット上に持ち込んだ『AbemaTV』がどこまでユーザーを獲得できるかは楽しみです。

 

例えば定時のニュース番組には需要があるでしょう。しかし、バラエティ番組やドラマはどうなのでしょうか。テレビ放送が少しずつ観られなくなりつつあるのは、受信設備やタイミングの問題ではないと思いますが。

 

報道の自由という錦の御旗

「われわれテレビ業界の事情があるから」と逃げてしまうと、「テレビはつまらない」というイメージが加速するだけ。視聴者はテレビマンたちが、「自分たちの慣習を優先して、視聴者をおざなりにしている」ことに気づきはじめているのです。

http://toyokeizai.net/articles/-/164518

観る気が失せる理由のひとつ目は「(取材対象を)撮影してやってる」「(視聴者に)見せてやってる」という態度です。そのような態度で製作された番組にはそのような傲慢な態度が写し絵のように張り付いています。従来は違和感を感じても確かめる術がありませんでした。しかし、インターネットが普及したことによって、制作の裏側の可視化が進んだので、違和感の正体も明らかになったのです。

 

パズルのピースのように理由がきれいにはまりました。

 

報道の自由という錦の御旗のもとに横柄な態度で望むテレビ放送局は制限されるべきです。大した理由でもないのに威張って、大した権利もないのに偉そうにしている、そういう人が目の前にいたら避けて通るのは当然のことだと思います。

 

若者のテレビ離れ

月に1回以上ネットにアクセスする15~59歳までの8510人を対象に、ネットアンケートで調査を実施した。対象者のうち、YouTubeを1回でも利用したことがあると回答したユーザーは77%だった。男女とも10代(15~19歳)の若年層の利用率が最も高く、男性では90%、女性では89%が利用したことがあると回答した。

https://webtan.impress.co.jp/n/2017/06/09/25999

若者のテレビ離れという言葉を聞くようになってしばらく経ちますが、若者が映像コンテンツを見ないわけではありません。映像視聴という「大勢に向けて送信された映像を見る行為」自体は衰退していません。その証拠に月1回以上Youtubeを利用する10代男性は90%で、女性は89%という調査結果も出ています。

 

「テレビより インターネットの動画のほうが面白いと思う」人の割合が全体では27%であるのに対して、20代以下では50%以上と若い世代の インターネット志向が明らかになっています。

https://ferret-plus.com/4955

また、YouTubeを筆頭に動画サイトでは、視聴者が見たくなるような”エンターテインメント性”のある動画が投稿されています。私が思うにエンターテインメントはチャレンジです。新しいことや立ちはだかる課題に立ち向かうこと、そしてそれを応援することなのではないでしょうか。

 

エンターテインメントの勘違い

それにしても、エンターテインメントとは人の不幸を面白がることや真面目に取り組んでいる人を茶化すことではありません。

 

そういうのは公開処刑やいじめと言います。

 

テレビ放送が「視聴率が取れる」ので好んでオンエアしている『人の不幸を面白がる番組』や『真面目に取り組んでいる人を茶化す番組』は公開処刑やいじめです。いじめの傍観者である視聴者は同罪です。

 

エンターテインメントは断じて公開処刑やいじめではありません。視聴率が取れるからいじめや公開処刑が認められるテレビ放送は異常です。傍観者も同罪です。もしかすると異常と思う私が異常なのかもしれませんが、これが観る気が失せる理由ふたつ目です。

 

もちろん、動画サイトは誰でも気軽に投稿できるため、配送会社の営業所でチェーンソーを振り回すような”問題のある動画”が投稿される事もありますが、テレビ放送で放送事故が起こるように、YouTubeでも放送事故はゼロにできないというだけの話のように思います。

 

 

いじめや公開処刑だけでなく、いつまでも下ネタで笑わせようとする番組もエンターテインメントを勘違いしているのではないでしょう。

 

傍観者ではなく当事者に

ところで、テレビ放送では『私』はキャスターで『あなた』は評論家でしたが、インターネット動画(特に一般人が制作し投稿した動画)では、『私』は配信者で『あなた』は視聴者です。

 

テレビでは各論を述べる評論家に対して共感を呼ばせることで様々な主張をある程度まとめる手法が取られてきましたが、インターネット動画では配信者に共感するのです。

 

これからは視聴者が、傍観者ではなく当事者であろうとする流れがあるのではないでしょうか。もしそうなのであれば、これからは双方向のコミュニケーションができない旧態依然としたメディアは淘汰されていくのかもしれませんね。

 

まとめ

  1. 「(取材対象を)撮影してやってる」「(視聴者に)見せてやってる」という態度は気に入らない。
  2. 視聴率が取れるからいじめや公開処刑が認められるテレビ放送は異常である。

 

これらの理由から私はテレビを観なくなりました。

 

単に「つまらない」という感情も、しっかり理由があるものなんですね

いんたらくと

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