本体装着で自動で充電&ペアリング!iPadで精細な手書きメモを追加できる「Apple Pencil(第2世代)」レビュー
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
Apple Pencil(第2世代)
この記事ではApple社のApple Pencil(第2世代)をご紹介します。Apple Pencil(第2世代)はApple社のタブレット用の別売りの手書き入力装置です。Apple Pencil(第1世代)がLightningコネクタに直接差し込んで充電する必要があったところ、Apple Pencil(第2世代)ではiPad本体と装着することでワイヤレス充電されるように改善されています。Apple Pencilには世代を超えた互換性はないため、それぞれ対応するApple Pencilを使用する必要があります。具体的には、『iPad Air(第5世代)以降』や『iPad mini(第6世代)以降』が第2世代のペンに対応しています。
シンプルなデザイン
Apple Pencil(第2世代)は充電はワイヤレスで行うため充電用の端子も付いていません。ペン先のみがすり減ったときに交換出来るように分離していますが、後は一体型のとってもシンプルなデザインとなっています。えんぴつよりは太いものの多色ボールペンと同じくらいの重さで持ち心地もペンそのものです。
とっても便利なデジタルペン
デジタルで書き込むことの最大の利点は戻ることが出来るということです。紙に手書きするときに『Ctrl+Z』が出来たら便利なのにと思った事も何度もありましたが、紙にそんな機能は無いから仕方が無いと諦めていました。iPadなら『戻る』ボタンを押すと一瞬で書き込む前に戻すことが出来ます。何十枚何百枚とメモを書き込んでもかさばることもありません。
業務用のイラスト用タブレットはもっと精度が高いということもありますが、そもそも価格帯が異なるのであまり比べることは無いのかなと思います。一般用の製品の中では超がつくほど『精度の高いペン』となっています。一般向けの価格帯の中の製品で、快適に手書き文字を書き込みたいという要望があれば、それだけでもiPadとApple Pencilを選ぶ価値があります。
ペン先が触れたところから全く違和感なく画面上に文字や線が書き込まれていきます。あまりに違和感がなさすぎて紙に手書きしている錯覚すら覚えます。デジタル手帳として考えるとiPadの右に出る端末はありません。iPadが登場して以来様々なタブレットが市場に送り込まれてきましたが、一般向けレベルの製品においてiPadシリーズとApple Pencilの組み合わせほどシームレスに書き込めたものはありませんでした。
本体装着で自動的に充電
本体側面にマグネットでカチッと装着することが出来ます。装着すると自動的に本体からApple Pencilへ給電が始まります。Apple Pencilを本体に装着しておけばあとは自動的に100%になるまで充電されるまで放っておくだけです。本体のバッテリーが少ないときは充電されないこともありますが、本体のバッテリーさえ気をつけておけばよっぽど連続で使わない限りApple Pencilのバッテリーが無くなることはなさそうです。
おわりに
Apple Pencilは、iPadシリーズで手書き機能を活用するためにはほぼ必須と言っても過言ではないアイテムです。オプションとして別売りとなっているものの、同梱されていてもおかしくはないレベルにiPadの使い勝手が向上します。ペンは周辺機器ではなくひとつの電子機器と言いたくなるほどお高いことも多くの人が直面する難点かなと思いますが、使用しているときの大きな不満が思い浮かばないのは凄いことです。認識精度などが落ちても安価に済ませたいという場合はサードパーティ製のデジタルペンを検討するのも悪くはないかもしれません。しかし、中途半端にペンを用意するくらいなら純正のApple Pencilの利用をしたほうが満足出来るのではないかと感じます。