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コリコリ食感がクセになる熊本名物!マルホの「さらし鯨」レビュー

コリコリ食感がクセになる熊本名物!マルホの「さらし鯨」レビュー

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

さらし鯨

この記事ではさらし鯨をご紹介します。さらし鯨とは塩漬けにした鯨の皮付近を薄く切って、熱湯で加熱した後に水でさらした食べ物です。クジラの尾肉の部分を使用したさらし鯨のことをオバイケと呼ぶこともあります。日本で鯨の水揚げの許可を受けている港は何箇所かありますがいずれも沿海操業が基本となっているため、北西太平洋産の鯨ということは共同船舶株式会社が操業を行い下関港で水揚げされているものと思われます。

今回入手した商品は、加工は熊本県にある株式会社マルホの商品です。熊本県の阿蘇山の伏流水をさらすのに使用しているそうです。熊本県で作られた商品ということでくまモンのマークが付けられています。

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鯨食文化を取り巻く環境

IWCは昭和57(1982)年に商業捕鯨モラトリアムを採択。鯨類と捕鯨に関する根本的な立場の違いから持続的利用
支持国と反捕鯨国が対立し、資源管理の意思決定が行えない状況が継続。歩みよりに向けた動きは全て頓挫。

https://www.jfa.maff.go.jp/j/study/attach/pdf/230328-17.pdf

鯨は日本を始めとした捕鯨国においては食材として食べられてきただけでなく生活のために様々な用途で活用されてきました。しかし、いわゆる鯨食文化の無い国においては、灯りのためのランプオイルとして乱獲が行われていたことも事実としてあります。

その影響からか、捕鯨と鯨食が文化として発展してきたという事実や国や地域ごとの事情や営みがあるという側面に目を向けることなく、長年批判されてきました。2019年に日本はIWC(国際捕鯨委員会)を脱退し、商業捕鯨を再開するに至っています。日本では長崎県を中心に周辺県で多く消費されています。

生食用でそのまま食べる

生食用に店頭に並べられている鯨はパッケージを開封したらそのまますぐに食べることができます。すでに加熱処理も行われていて、水で十分に晒してあるので、アク抜きなどを行う必要はありません。熱湯を掛けているので厳密に言えば生ではありませんが、刺身と同じように開けるだけで食べられます。原材料表示によるとニタリクジラ・イワシクジラ・ミンククジラのいずれかです。

コリコリ食感で淡白な味わい

さらし鯨は、コリコリとした食感がクセになる食べ物です。中華に入っているクラゲと似たような、薄切りの刺身こんにゃくの歯ごたえを強めたような食感です。味に関してはほとんど何の味もありません。鯨の竜田揚げを食べたこともありますが、それと比べるとさらし鯨は、食感がメインらしく鯨の味というものは全くありません。今回は酢味噌が付属していたので、酢味噌をつけて食べましたが、コリコリ食感を楽しむ系の食べ物と同じようにポン酢で味付けをしても美味しく食べられそうです。

おわりに

生食用にスーパーの店頭に並べられていたさらし鯨を食べてみました。さらし鯨は鯨らしい味わいというものこそありませんが、コリコリやシャキシャキとした食感がクセになる食べ物でした。鯨は日本では伝統的に食べられてきた食材なので、文化として大切にしていくべきだと思いました。含まれている成分はとても体にも良いものだそうなので、九州を訪れた際には珍味としてぜひ食べてみてください。

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