群馬県にある「谷川岳ロープウェイ&リフト」で土合口から天神峠展望台まで楽々登りつつ景色を眺める
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
目次
土合駅から徒歩でロープウェイ乗り場へ
土合駅から谷川岳ロープウェイ乗り場までは徒歩約20分です。この区間には路線バスも走っているのですが、歩いても移動できる距離なので歩いていくことにしました。土合駅の近くにはお土産を取り扱っているドライブインがありました。土合駅の駅舎内に喫茶店があって、ドライブインにはレストランが営業していたので、山の中といえども登山口のひとつで観光地にもなっているこの付近では案外食事に困ることはなさそうです。
谷川岳ロープウェイ
谷川岳ベースプラザと書かれた建物が見えてきました。谷川岳ロープウェイは下側の土合口駅から上側の天神平駅まで直線距離で約2kmを結ぶロープウェイです。谷川岳ベースプラザの建物から順路に沿って連絡通路を進んでいくと谷川岳ロープウェイの乗り場である土合口駅へ行くことが出来ます。
乗車料金
区分 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
大人 | 1,250円 | 2,100円 |
小人 | 630円 | 1,050円 |
谷川岳ロープウェイと谷川岳観光リフトの乗車券は谷川岳ベースプラザの受付にて購入することが可能です。料金は往復乗車する場合は大人2100円、小人1050円です。ロープウェイに並行してトレッキングコースもあるので歩くのが好きな方は片道利用でも問題は無いかもしれません。
谷川岳ロープウェイに乗ってみた
ロープウェイに使用されている22名
天神平駅に到着
天神平
谷川岳観光リフト
谷川岳観光リフトは天神平から天神峠の直線距離で約380mを登ることが出来ます。谷川岳登山のショートカットで訪れている方は、片道利用がおすすめという案内がありました。というのも尾根沿いもやや起伏があるので、下りの場合はリフト乗り場まで戻ってくるのとそのまま歩いて天神平まで下山するのでは大変さがさほど変わらないというのが理由だそうです。
谷川岳観光リフトの料金
区分 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
大人 | 420円 | 730円 |
小人 | 420円 | 730円 |
谷川岳ロープウェイと谷川岳観光リフトは別料金です。大人も小人も同額の片道利用なら420円で、往復利用なら730円です。谷川岳観光リフトはスキー場の下から上へ移動するためのリフトなので、ロープウェイよりも距離は短めです。
2人乗りリフト
スキー場のリフトなので、窓はありません。次々に流れてくる椅子にタイミング良く座って乗ります。高齢の方が乗降するときなどに一時停止することがあります。急に止まってもすぐに動き出すので、リフトのどこかしらは常に掴んでおくと安全りです。
ところどころ遊び心があって、ぐんまちゃんもリフトに乗車していました。麦わら帽子に虫取り網ととても夏を満喫してそうな格好をしています。
天神峠駅に到着
天神峠駅に到着しました。降りるときもタイミングよく地面に足を着いてリフトから離れます。係員さんがいるので、多少タイミングが悪くても降りれないということはないので安心してください。クロサンショウウオが展示されていました。展望台の近くにある池で見つかったもののようです。
天神峠からの景色
天神平駅まで歩いて行くと約15分だそうです。冬のスキー場営業しているときはゲレンデになる斜面をずっと下っていくだけの道です。今回は往復リフトに乗ることにしたので歩きませんが、登山ではなく観光で訪れても歩いて楽しい距離だと思われます。
奥之院古道
至る 冨士浅間神社中宮 谷川温泉
展望台の外れに獣道のような通路と看板を見つけました。看板には奥之院古道と書かれていて、約2時間半で冨士浅間神社周辺にたどり着くことが出来るようです。地図上では登山道が続いているようですが、入口からのぞいてみるにかなり迷子になりそうな道だったので、登山に慣れていない方は間違っても行かないほうが良さそうです。
天気としては晴れているもののなんだか雲が多くて霞んでいます。
天神峠展望台
観光リフトの天神峠駅の屋上は展望台として開放されています。側面にある階段を登るとこの付近では一番高いところからの景色を見ることができます。
上信越高原国立公園、日本百名山 谷川岳 1977m。頂上付近が雲に隠れていていまいち山の形がはっきりしないのですが、雲がなければ看板もあって絶好の撮影スポットです。
運良く一瞬だけ谷川岳の頂上を見ることが出来ました。
天候不良のため慌てて降りる
展望台からの景色を楽しんでいると「雷雲が接近しているので、まもなくリフトの運行を取りやめる」というアナウンスがありました。展望台の近くにいればアナウンスが聞こえるので問題ありません。山の天気はかわりやすいと言われるようにこのときも急に天気が悪くなり黒い雲が近づいてきていました。
ロープウェイやリフトは落雷があると危険なので、雷雲が近づいてくると大事を取って運行が取りやめになります。登山の最後に乗る予定を組んでいる方は、天候次第によって運行しないことがあるので注意が必要です。運行が取りやめになる前に乗車することが出来たので、無事に土合口駅まで戻ってくることが出来ました。