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あなたも時代劇のワンシーンへ!小江戸・川越城本丸は趣のあるお屋敷

小江戸・川越城本丸御殿は撮影OKな現存する歴史的な平城でした。あなたも時代劇のワンシーンへ レッツ・ゴー!

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

小江戸川越訪問記2016

川越城中ノ門堀跡

江戸時代、川越城は、江戸の北の守りとして重要視され、寛永16年(1639)に藩主となった松平信綱は、城の大改修を行いました。この際に、中ノ門堀が造られたと考えられています。堀は、現在の市役所付近に当たる西大手門側から本丸方向への敵の進入を阻むために巧みに配された堀のひとつであり、堀と堀の間に中ノ門がかつて存在していました。門は、残されている絵図によると二階建ての立派な櫓門であったようです。

http://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/kurashi/bunkakyoyo/bunkazai/nakanomon.html

川越城中ノ門堀跡は、川越城の周りにあった堀のひとつで、ホリの中央には2階建ての門があったそうです。他の堀は宅地化にともなって埋め立てられ、現在では城があったことを示す史跡はこの一角と本丸屋敷だけだそうです。

川越城本丸御殿

川越城本丸御殿は現存する本物の城です。江戸時代の末期に建設された平城です。城と言うと当時にしては高層建築の部類を思い浮かべますが、平城なので天守閣はありません。江戸図屏風の右側にも描かれている重要なお城です。なお、入場料は大人100円でした。

江戸図屏風というのは千葉県の歴博に収蔵されている左右の2隻で構成されている大型の屏風で、羽田歴博では実物大の複製品が展示されていました。川越城は右から数えて2扇~3扇目にあります。

撮影は自由

本物の現存する歴史的な建物ですが、内部は他の来場者に迷惑がかからないように死さえすれば自由に撮影してOKです。

従者の小部屋

幾つかの従者の部屋が公開されています。従者の小部屋は柵があって立ち入りができないようになっていました。

昔のままの梁

修復の過程で、新しいものと交換されたところもあれば、昔からのまま維持されているところもあります。

修復の際に取り外された瓦飾りです。徳川家の家紋が確認できます。

釘は一切使われていない、特殊な組み方で作られた格子などが使用されていました。

趣のある屋敷

中庭は木が紅葉していました。

まっすぐ長い廊下は家来たちが大慌てで行ったり来たりしたのでしょうか。正面に面した廊下と玄関の周りに欅を、この写真に写っている廊下のような”内側”は栂や松を使用することで、公と私を分けていたと考えられているそうです。

本丸御殿の坊主部屋は、立ち入りも出来る展示室と事務所になっていました。

移築された家老詰所

本丸御殿から渡り廊下で離れに移動できます。離れは家老が使用していました。家老詰所は明治初期に解体されて、商家で再築されていたもので、昭和62年に現在の本丸御殿の裏側に移築されたものです。

川越城が建設された当初は今のような離れではなく、本丸御殿からまっすぐ西側に伸びる大廊下でつながっていたそうです。現在では大廊下の柱があった場所を確認することができます。

参勤交代で藩主が城に滞在している期間は長くはありませんでした。藩主不在の城では家老が様々な事について決定していました。

家老人形がある部屋以外は自由に見学することができます。

中庭に出ることはできませんが、縁側に腰掛けることはできます。

時代劇では独立した建物になっていることが多い『トイレ』ですが、多くの人が出入りする屋敷には建物内にもあったそうです。

本丸御殿の第2玄関 中ノ口

本丸御殿には正面の玄関の他に通用口のような玄関がもう一つありました。第2玄関中央の柱(写真右側)は外からの見栄えを良くするためにつけられた飾り柱で荷重はかかっていないそうです。

こちらの床に使われているのは欅です。大廊下と比べると明るめの床板であることが確認できます。

36畳の大広間

ぐるっと一周して正面玄関に戻ってきました。正面玄関の目の前には36畳の大広間があります。川越城で2番目に大きい広間で、来客者が城主と会う前に待機する部屋だったのではないかと言われているそうです。この大広間も立ち入りが出来るようになっていました。

なんと、部屋の片隅にはコンセントがありました。

江戸城の建物が現存 喜多院

喜多院には1638年に起こった川越大火の際に、時の将軍3代家光の命によって江戸城から移築された建物が残っています。つまり、江戸時代初期に建設された建物が現存しているのです。

残念なことに訪れた際には既に開館時間が終了していたので内部を見ることはできませんでした。

江戸城紅葉山御殿から移築された『徳川家光誕生の間である客殿』『春日局化粧の間である書院』『庫裏』を見学することができます。また、日本3大羅漢の五百羅漢もあります。

訪れた時はちょうど小江戸川越菊まつりの期間中で、喜多院賞という札の掲げられた立派な菊が軒下に飾られてました。もっと早い時間に訪れることができれば、菊も楽しめたようです。

空も暗くなってきました。帰りましょう。

東部川越市駅から電車に乗って帰宅します。都心からたった1時間で江戸の街並みを楽しめるので、時代劇や江戸時代に興味がある方はぜひ訪れてみてください。

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