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名物は敷地内工場で作られたソフトクリーム!道南の渡島当別にある日本初の男子修道院「トラピスト修道院」を訪れる

名物は敷地内工場で作られたソフトクリーム!道南の渡島当別にある日本初の男子修道院「トラピスト修道院」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

渡島当別駅から徒歩約10分

道南いさりび鉄道の渡島当別駅からトラピスト修道院までは徒歩約20分です。渡島当別駅から木古内方面へ進むと踏切があるので踏切を渡ったらまっすぐと続く緩やかな登り坂を進んだ先にあります。修道院までの途中に植えてある杉の木が名所となっていますが、直線で見通しが良いからか観光で訪れるレンタカーや他地域ナンバーの車が意外と飛ばしているので、歩行の際は注意が必要です。

駅前からは道は真っ直ぐで分かりやすいのですが、登り坂が続くので歩くのは大変です。タクシーは無いので歩くのが大変という場合はレンタカーで訪れたほうが良いかもしれません。ただ、帰りは駅までほぼ下り坂だけなので、大変なのは行きだけです。高い杉が植えられているので、日差しは遮られて直射日光が当たらない分歩きやすいかなと思います。

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日本初の男子トラピスト修道院

トラピスト修道院は、正式名称を『厳律シトー会灯台の聖母大修道院』というローマカトリック教会系の修道院です。日本で始めての男子修道院として1896年に設置されました。北斗市観光案内所の設置した案内看板によれば、1902年にオランダから輸入した種牛が現在の道南地域で盛んな酪農の一端となり、修道院の建物は付近で取れた粘土を焼き上げて作ったものを使っているそうです。

門扉の手前には展示室があります。扉の向こうにてどのような生活を送っているのかということについて展示されています。厳しい修行を受けることを希望するカトリック信者は、体験入会や面接を経て入会が認められるそうです。男子修道院なので門の内側の修道院敷地内は女子禁制となっています。ただし、一般の観光で訪れられる範囲では、信心の有無や性別での制限は無いので安心してください。

売店名物のソフトクリーム

門の外側にはトラピスト修道院直営の売店が営業しています。トラピスト修道院敷地内の工場で作られた乳製品を販売している売店で、北斗市のふるさと納税にも採用されているトラピストバターやバターを使って焼き上げたビスケットなどを販売しています。ソフトクリームはトラピスト修道院の売店限定でしか食べられない限定メニューとなっています。

新鮮な乳牛から搾った牛乳を使った冷たくこってりと甘くて濃厚なソフトクリームです。函館で食べたソフトクリームのなかでは段違いに滑らかで濃厚でした。生クリームのようなバターになる直前のような濃厚な牛乳の味が絶品です。様々なソフトクリーム屋が立ち並ぶ繁華街でも列ができそうなレベルで美味しいのですが、こののどかな環境にあるからこその味と考えれば、トラピスト修道院に来た記念として食べるという事はちょうど良いかもしれません。また、オリジナルビスケットがスプーン代わりに付いています。ソフトクリームが美味しいだけでなく、トラピストバターがたっぷりと使われているサクサク食感の美味しいビスケットも美味しいので、とっても満足でした。

津軽海峡を望む踏切景色

踏切まで空と眼の前に海が広がっています。スラムダンクという漫画に出てくる踏切と似たような景色を見ることができます。ただ、この場所で某所のように列車が走っているのを眺めていたら次の列車が来るまで相当の時間を待つことになってしまうので、列車が通過する姿は諦めて駅に向かうことにしました。帰りは下り坂で行きと比べるとかなり早く移動することができました。帰りは徒歩の所要時間約20分に10分の余裕を持たせて、列車出発時刻の30分前にはトラピスト修道院前を出発しておくと安心です。

おわりに

日本初の男子修道院として自然に囲まれた環境で修道士さんが修行を行っている場所です。信心の有無に関わらず誰でも売店は利用することが可能で、美味しいソフトクリームを食べることができます。渡島当別という地域は、良い意味でも何も無い場所で、いわゆる一般的な観光とはやや趣向が異なるのですが、函館で人文的な観光をしてみたいという方にはおすすめです。

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