【北海道】ペンギンの雪中散歩がみられる旭山動物園へ

バス対応のJRフリー切符でも乗れる!ジェイアール北海道バス「深名線代替バス」に乗って深川から朱鞠内湖を目指す

バス対応のJRフリー切符でも乗れる!ジェイアール北海道バス「深名線代替バス」に乗って深川から朱鞠内湖を目指す

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

特急カムイに乗って旭川から深川へ

前日に網走から旭川まで移動していたのですが、今度は旭川から特急カムイに乗車して深川へと向かいます。旭川から深川までは特急停車駅としては1駅だけという短距離で所要時間はたったの約18分です。普通列車でも約25分と時間が合えば普通でも特急でもどちらに乗車しても良い近い距離ではありましたが、せっかく特急も乗車出来るのに普通に乗車するのはもったいないということで快適な特急で移動することにしました。鉄道旅に便利な立地のJRイン旭川に宿泊していたので、荷物はフロントで預かってもらい、軽々としたお出かけです。

鉄道の要衝だった深川駅

深川駅に到着しました。深川駅は現在でこそ特急の停車する途中駅のひとつでしたが、鉄道が栄えていたときは留萌線と深名線への乗換駅という鉄道の要衝となる駅でした。深名線は1995年9月4日に全線が廃止されています。留萌線は2016年12月5日から段階的な路線縮小が実施され、2026年末には全線が廃止されることが決定されています。

駅舎も多くの列車が発着していた時代の名残で大きな建物となっています。深川駅からの路線の廃止が続いているので深川駅が無くなってしまうことを心配するかもしれませんが、札幌と旭川の中間にあって特急も停車するため都市郊外の住宅地として比較的多くの利用が見込めるため駅が無くなることは無いかなと思います。ただ、発着する路線が少なくなれば、それに合わせていずれ駅舎もコンパクトなサイズに作り直されるのかなと思います。

深名線代替バス

廃止となった深名線は深川駅から幌加内を経由して名寄までの路線でした。乗客が少なく需要が見込めないことで廃止となっているのですが、運が良かったのは廃止された時期が早かったので鉄道代替バスが用意されました。もし今になって廃止されることが決定されたとすると代替バスも用意されなかったかもしれないほど需要の少ない路線です。

民間バス会社各社やコミュニティバスですらお手上げの需要だったため、廃線の責任を取ってJR直営状態で代替バスの運行が継続されています。そのおかげで北海道フリーパスなどのバスに対応している『各種フリー切符』でも全線乗車することが出来ます。北海道フリーパスはJR北海道全線とジェイ・アール北海道バスに乗車することが出来るフリー切符ですが、バスに乗れるという規定は、ほとんど深名線代替バスのためのようなものです。札幌近郊のバス路線にも乗れますが、市内区間を乗るだけならもったいない事になってしまいます。

深川駅から幌加内へ

時間になるとツバメのロゴマークでお馴染みのジェイ・アール北海道バスが走ってきました。深名線代替バスの初手は快速幌加内行きのバスです。深名線のバスは幌加内で系統が分かれているため、まずは幌加内を目指します。廃線に向けた協議の中で鉄道の倍バスを運行することが約束として盛り込まれていたため、乗客が少ない割には本数が多くて移動が容易になっているというのは観光客としてはありがたい限りです。

市街地を抜けて山の中へ

深川駅を出発するとしばらくは市街地を走っていますが、雨竜川に沿って登り坂をぐんぐんと登っていきます。気がつくとパタっと民家が少なくなって歩いている人の姿も見えません。途中にいくつものバス停が設置されていましたが、どれもこれも乗る人がいなければ降りる人もいないので次々と通過していきます。

そば畑の続く道

開けた場所はそば畑になっています。天気が曇り空で薄暗いのですが、そばの白い花が一面に咲いている景色を見ることが出来ました。現在乗車しているバスが向かっている幌加内町は、幌加内そばというそばの名産地として知られています。

幌加内に到着

終点の幌加内に到着しました。幌加内バス停留所には『幌加内そば雪月花』という人気のお店が入っていますが、営業しているのががお昼の短い時間だけとなっていてこの日は早すぎて営業していませんでした。幌加内といえばそばの名産地なのでせっかくなら産地ならではのそばを食べたい気分でしたが、そばの名産地だからといってもそば屋が密集しているわけではありません。他のお店を探し歩くわけにもいかず泣く泣く諦めました。バスが出発するまでの時間でそばを食べるか持ち帰りが出来たら良いのですが、営業時間外では仕方がありません。

幌加内から朱鞠内湖へ

深名線代替バスは、需要が比較的マシな『深川から幌加内』とそこから先の『幌加内から名寄』という2つの系統に分かれていますが、1日に何本かは深川から名寄まで通しで運転されます。直通運転のバスも時刻表上では『幌加内』で終点となっているのですが、行き先表示が『幌加内』から『名寄』変わってそのまま引き続き同じバスにて運行されます。2つの系統を1つのバスで走ると遅延が広がりそうに感じますが、都市部でありがちな乗降による遅延は存在しないので、全く問題なく定刻通りに運行されています。

幌加内そば調製工場

幌加内バス停を出発すると幌加内そばの工場がありました。周囲の建物と比べると大きいのでよく目立ちます。この工場ではそばの実を加工してそば粉を作っているようです。もしも多くの観光客が訪れるような場所だったら工場直売所のそばスタンドが出来ていたのかもしれません。

車窓からは引き続きそば畑の景色が続きます。少しでも開けたところには所狭しとそばが植えられています。走っても走ってもどこまでもそば畑が道路沿いに続いていてさすが名産地だなと思いました。

深名線 第三雨竜川橋梁

深名線は深川から雨竜川に並行するように走っていた路線です。雨竜川に沿ってところどころ駅跡などが残されています。その中でも『深名線 第三雨竜川橋梁』は、廃線となったその日のままの形で鉄橋が残されています。バス車内からだと一瞬のことですが、しっかりと緑色に塗装された鉄橋を見ることが出来ました。

朱鞠内湖の湖畔に到着

今回乗車したのは湖畔経由名寄行きのバスです。湖畔とは朱鞠内湖の湖畔にあるキャンプ場のことで、夏期の一部の便限定で湖畔にあるキャンプ場への乗り入れを行っています。本来の経路は朱鞠内駅跡から名寄方面へと山を下っていくのですが、湖畔経由の便は朱鞠内湖畔キャンプ場に立ち寄ってから元の道に戻ります。名寄から幌加内方面のバスも同様に湖畔経由のバスは朱鞠内湖畔キャンプ場に停車します。

おわりに

気の毒なことに走れば走るだけ赤字の路線です。そう簡単には魅力は伝わらないかもしれませんが、朱鞠内湖は程よく自然があって、程よく街から離れているので、のんびりと過ごすには決して悪い場所ではないはずです。朱鞠内湖周辺はキャンプ地として整備されており、キャンパーたちが集まる人気の場所となっています。バスは心配になるほどガラ空きでしたが、もっと積極的に夏の北海道を満喫できる場所としてアピールしても良いのではと思います。

interact編集部セレクション
航空券・新幹線の予約がまだの方!今すぐお得な交通手段を比較してみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です