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養老渓谷にある2階建て素掘り隧道!苔が陽光に映える「共栄・向山トンネル」を訪れる

養老渓谷にある2階建て素掘り隧道!苔が陽光に映える「共栄・向山トンネル」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

共栄・向山トンネル

今回は千葉県大多喜町にある共栄・向山トンネルを訪れました。共栄・向山トンネルは、養老渓谷にある『2階建てトンネル』として知られている珍しい景観のトンネルです。西側にある共栄トンネルと東側にある向山トンネルという2つのトンネルが繋がっていることで珍しい景観を見ることができます。名称としても構造としても別々のトンネルにはなっているものの、実質的には2つ合わせて1本のトンネルとなっています。

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苔が映える2階建てトンネル

コンクリートで補強された共栄トンネルから入って向山トンネルの部分へと歩いてきました。2階建てトンネルという異名を持つトンネルの景色が見えてきました。地図上では2つのトンネルは完全に一体化していたのですが、実際に現地を訪れてみると思ったよりもしっかりと2つのトンネルに別れていました。トンネルの開口部からは陽光が差し込みます。トンネル内の照明色も緑色になっているので、トンネルの壁面に生えた苔も鮮やかに見えてとても不思議な空間となっていました。苔の状態によって景観が大きく異なると思われるので、訪れるのであれば4月~10月頃の温かい時期がおすすめです。

ちなみに、トンネル内は駐停車禁止となっているので、トンネル内の景観を楽しみたい場合は自動車ではない方法で移動する必要があります。観光名所の養老渓谷にも近く、他にも多くの観光客が訪れていました。時折自動車が通ることもありますが、1車線分しか道の広さが無いので、タイミングが悪いとすれ違うのに苦労しそうです。

2階建てトンネルが出来た理由

新旧2つのトンネルが不思議な2階建てを構成する全長125メートルの素掘りのトンネルです。奥に進むと、上下2つの出口が見えてきます。かっては普通の素掘りのトンネルで、西側の上の出口が使用されていましたが、昭和40年第に接続する道路への利便性をよくするため、トンネルの途中から道路を深く掘削して下の出口が新たに完成しました。

反対側にある向山トンネルの出口から外に出てきました。養老渓谷がある側の出入り口なのでトンネルの前には2段トンネルを案内する札が建てられていました。2階建てトンネルが出来た理由は、道路に接続するため元々あったトンネルをさらに掘削しなおしたからです。外から見るとどこにでもありそうなトンネルの一つですが、中に入ると2段の景色を見ることができます。

おわりに

千葉県大多喜町にある不思議なトンネルを訪れました。2階建てになっていること、1本のトンネルの中で2つの名前がついたトンネルが繋がっていること、という他ではあまりない珍しい場所となっています。養老渓谷を訪れた際にはぜひ自然的な景観を見ることができる共栄・向山トンネルに立ち寄ってみてください。

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