屋台から始まったあっさりめの豚骨!久留米ラーメンの名店「清陽軒本店」で味玉ラーメンを食べる
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久留米ラーメン 清陽軒本店
本日は久留米ラーメン清陽軒本店を訪れています。清陽軒本店は、久留米ラーメンを代表するような老舗ラーメン店です。ラーメンの主要な味として根強い人気のあるとんこつラーメンですが、発祥の地は久留米と言われています。日本で初めてとんこつラーメンを提供したのは1937年に『南京千両』という名前のラーメン店だったそうです。
清陽軒は南京千両のあとを追うこと1952年に創業されました。1952年に創業者が屋台を出店して始まった清陽軒は、今や久留米ラーメンの老舗として多くの支持を集めるまでになりました。2006年には全店閉店してしまいましたが、製法や味が廃れる前に復活への動きがあり現在に至っています。
屋台仕込みラーメン 味玉
国産の豚骨のみを使用したスープは雑味がなく、自家製の背脂を揚げた「カリカリ」が食欲をそそります。
https://seiyo-ken.jp/menu.php
今回は屋台仕込みラーメン 味玉を食べてみました。清陽軒では創業当初からの味を続けている『屋台仕込みラーメン』と食の好みの変化に合わせてラードを使用していない食べやすさや重視の『すっぴんラーメン』の2種類のとんこつラーメンがあります。こってりとしたのが苦手な方はすっぴんラーメンのほうが美味しいと感じるかもしれませんが、人気が高いのはやはり屋台仕込みラーメンのようです。
博多ラーメンの特徴は『細麺バリ硬』で食べるのですが、久留米ラーメンは中太麺を柔らかめで食べます。細麺バリ硬は食べる人の好みを選ぶのですが、柔らかめの中太麺はより一般受けする食感です。中太麺なのでとんこつスープとの絡みも良く美味しく食べることができます。久留米ラーメンの豚骨は秘伝のタレ方式で継ぎ足しで作られているため、程よく落ち着いた味わいでコクと呼ばれる旨味を味わって食べることができます。
おわりに
今回は久留米ラーメンの老舗店でもある清陽軒を訪れました。とんこつラーメン発祥のお店ではありませんが、今のように主要なラーメンのひと味として定着するよりも前から営業している老舗には違いありません。ラーメンが好きな方はぜひ博多ラーメンの源流でもある久留米ラーメンの老舗清陽軒で昔からのとんこつラーメンを食べて見てください。