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家族向きの雪遊び空間!第74回さっぽろ雪まつり「つどーむ会場」訪問レポート

家族向きの雪遊び空間!第74回さっぽろ雪まつり「つどーむ会場」訪問レポート

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

大混雑のシャトルバス

札幌市営地下鉄東豊線の栄町駅からつどーむ会場までは臨時のシャトルバスが運行されていました。大人は1回200円、子どもや障がいのある方は無料となっていました。列の長さからすると価格差を設けることで配慮している姿勢を見せたつもりなのかもしれませんが、真に必要な人の為になっているとは言えない状況でした。ちなみに、以前訪れた旭川の雪まつりでは、送迎バスは誰でも無料となっていて、来場者をしっかりと捌ききれていたことを考えるといま一歩に感じました。栄町駅からつどーむ会場までは歩いて約10分ほどと、待っている間に着いてしまうので歩いていくことにしました。

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第74回さっぽろ雪まつり つどーむ会場

今回は第74回さっぽろ雪まつりのつどーむ会場を訪れました。雪まつりといえば雪像や氷像を見るイベントという印象があるので、大通会場やすすきの会場は訪れたことはあってもつどーむ会場は訪れたことがありませんでした。つどーむ会場は屋内運動場とその周囲の屋外広場での構成となっています。

そり置き場

家族向けの会場ということを象徴することとして、屋内会場の入り口にはそり置き場が設置されています。雪国ではソリは単に遊ぶための道具ではなく、雪が降らない地域でいうところのベビーカーと同じく子どもを運ぶのにも使われています。ソリ置き場があるというのはベビーカー置き場があるということと同じ様に考える事ができます。

遊具のある屋内会場

屋内会場は、子ども向けの遊具と企業の展示ブースが出展していました。子ども向けの遊具は、空気で膨らませるタイプのふわふわが設置された遊び場となっていました。暖房の効いた屋内で遊ぶことができるので、多くの人が訪れていました。

札幌黄

ブルックス博士が故郷のアメリカ・マサチューセッツ州から持ち込んだと言われている「イエロー・グローブ・ダンバース」という品種は、のちに品種改良を重ね、「札幌黄」として北海道中に広まりました。

https://www.city.sapporo.jp/higashi/about/sapporoki/about/about-sapporoki.html

丘珠地区で名産品となっている『札幌黄』という玉ねぎに関する展示もありました。玉ねぎは明治時代に日本に持ち込まれた野菜です。明治4年に札幌官園という試験農場で栽培され、明治13年に民間の栽培が行われるようになりました。当時持ち込まれた玉ねぎの品種は『イエロー・グローブダンバース』という品種で、そこから品種改良が行われたものが『札幌黄』です。札幌黄は肉厚で甘みの強い玉ねぎで風味としては良好なものの病気に弱いという欠点もあり、市場流通の少ない珍しい玉ねぎとなっているそうです。

明治 北海道十勝 ミルクきわだつヨーグルト

企業ブースに出展していた明治は、十勝産の素材を使って作られたヨーグルト『明治 北海道十勝 ミルクきわだつヨーグルト』の試食もありました。牛乳の一大生産地である北海道では大小様々な乳製品メーカーがしのぎを削る環境となっています。美味しい乳製品が多くある環境でも負けないようにするというのはとても苦労がありそうです。

屋外は雪遊び空間

つどーむ会場は屋内会場だけでなく屋外会場もあります。屋内会場だけでは雪まつりの雪の字も全く関係ないイベントになってしまうので、雪まつりのひとつの会場として屋外会場も大切です。

雪像用の雪塊

雪像造りコンテストのための準備として四角く固められた雪の塊が用意されていました。雪まつりは完成したあとの雪像を見イベントなので、あまり見かけることのない雪の塊です。同じサイズの雪塊を同じ時間の中で、造形の美しさを競います。雪像造りコンテストは意外と競技性の高いイベントとなっています。

チューブスライダー

チューブスライダーも設置されています。札幌では訪れる人数が多すぎてチューブスライダーに乗るのにもとても時間がかかります。大きいチューブスライダーは整理券式で2時間以上先の整理券を配布していました。小さいスライダーは60分待ちという表示がありました。待つのは仕方ないにしても、ここまで混雑してしまうと整理券式のほうが時間が有効に使えるので良心的かもしれません。

雪だるまコーナー

雪だるまコーナーでは足元の雪を固めて雪だるまを作ることができる場所となっていました。雪だるまを作るのに必要な道具はすべて無料貸出品として用意されています。基本の丸い形ならば型に雪を詰めるだけで簡単に作ることができます。型から出しただけではのっぺりとしていますが、そこから顔をつけたり帽子を被せたりすることでオリジナルの雪だるまを作ることができます。

記念撮影スポット

記念撮影スポットに関しては、他の会場よりも充実していました。大通会場やすすきの会場と比べると大掛かりな記念撮影スポットがあります。写真撮影を行ってくれるボランティアスタッフの方も多く居たので、すぐに記念撮影をしてもらうことが可能となっていました。

おわりに

さっぽろ雪まつりのつどーむ会場を訪れてみました。屋内会場と屋外会場のいずれも家族向けの構成となっており、観光で訪れるにはやや物足らないかなと感じました。ちなみに、個人的には雪遊びをするのが目的であれば近くにあるモエレ沼公園のほうが広くて起伏もあるためおすすめです。家族連れでいざというときは屋内で休憩しつつ雪遊びを楽しみたいという方にはつどーむ会場を訪れると楽しめるかなと思います。

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