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「バットマンビギンズ」バットマン・ダークナイト三部作視聴レビュー

バットマンのダークナイト三部作の第1作目「バットマンビギンズ」視聴レビュー

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

 

注意

この記事にはネタバレを含みます。

 

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ちなみに、プライム会員になるとその他どのような特典があるのかという点については別の記事をお読みください。

 

 

バットマンビギンズ

バットマンビギンズは2005年に公開されたワーナーブラザーズの映画です。(画像は公式サイトより)

 

この記事を読んだあとでも映画が楽しめるように「敵は誰」とかそういう陳腐なネタバレはできるだけ避けるようにはしています。それでは、ネタバレもありということで、あらすじや個人的にぐっと来たシーンを交えながら進めていきたいと思います。

 

次作(2/3)

 

次々作(3/3)

 

正義と復讐の違い

子どもの頃に古い井戸に転落した主人公のブルース・ウェインはコウモリに襲われたことを恐怖として記憶していました。その後のある日、両親とともにオペラを見に来ましたブルースでしたが、その演出でコウモリに扮した演者が登場して、恐怖のあまり途中で帰りたいと言い出し途中で帰宅することになりました。

 

ところが、帰る途中に強盗のチルに襲われ、両親は殺害されてしまいます。ブルースは執事のアルフレッドに育てられてきました。アルフレッドは何があってもブルースを見捨てない良き理解者として、ブルースをこの先ずっと支えていきます。

 

「正義は秩序のため、復讐は自己満足のため」

そんなある日、チルは街を牛耳っていたマフィアのボスであるカーマイン・ファルコーニに”不利になる証言”をして釈放されてしまいます。ブルースはチルに復讐しようと試みますが、ファルコー二の手下がチルを殺害します。

 

冒頭部分は結構ストーリー展開が早いので、途中で飽きることなくスッとストーリーが入ってきました。

 

理解出来ないものを恐れる

ブルース「証明しに来たあんたを恐れぬ者もいると」

司法取引によって釈放されてしまったチルへの復讐をすることが叶わなかったブルースは、マフィアのボスであるファルコーニに正義を訴えるために”挨拶”に行きます。そこには悪事に加担している面々がお酒を楽しんでいました。

 

ファルコーニ「俺を知らんな」

「見ろよ」
「市議会議員2人に、労働組合の幹部に非番の警官、判事もいる」
「連中の前でも俺はお前の頭をブチ抜ける」
「金じゃ買えない力」
「恐怖の威力だ」

「人は恐れるものさ、理解できないものをな」

ファルコー二はのこのことひとりでやってきたブルースに人脈の広さを見せつけます。ファルコー二は裏切ったら後がないという恐怖の力によって、社会的に権力のある人々を掌握していたのでした。この段階のゴッサムシティでは「背景のある悪」と「綺麗事」が対立したときに勝つのは悪だったということが分かります。

 

人脈というものはお金で買えるものではありません。しかし、恐怖による支配も永続的なものではありません。悪の力はさらに強い者が現れれば姿を消します。そう考えたブルースは世界各地を巡り歩き、最終的にはヒマラヤで強さを手に入れるための修行をします。

 

その修行先としてデュカードに連れてこられたのがラーズ・アル・グールの影の同盟でした。しかし、影の同盟が目指していたのはゴッサムシティの破壊・壊滅だったのです。ブルースは同盟を見限りゴッサムへと戻りました。

 

知らないと言える

ブルース「フォックス、僕の趣味は・・・」

フォックス「言う必要はありません私も人に”知らない”と言える」

ゴッサムに戻ったブルースは応用科学部のフォックスと会います。フォックスは元々は幹部でしたが応用科学部という窓際部署に左遷させられていたのでした。そこで作られていた試作品の数々を活用して、バットマンとして街に蔓延る悪との戦いを開始しました。

 

フォックスは次から次へとブルースの注文を解決していきました。多大なる貢献をしているのフォックスに、ブルースはその理由を述べようとしました・・・が止められました。

 

「クマは売人へ?」

「ああ、ウサギはナローズ島の男へ」

「どう違う?」

「知らないほうがいい、知りすぎるとロクなことはない」

悪の売人の会話でも同じようなやり取りがありました。この直後にバットマンに襲撃されますが、知らないものは知らないので、答えは出ないのでした。

 

「知らなければ知らないと答えられる」とは当たり前のようで、結構大切なことかもしれません。何も知らなければ「自分自身」を危険やリスクから遠ざけることはできます。

 

「現状を知って戦うべきだ」という血気盛んな人もいるかも知れませんが、現実は机上の空論の綺麗事ばかりでは何も解決できません。切迫した状態では、誰かを救う前に自分を救わなければなりません。人間は、脅威を前にして無条件に立ち上がることはできないのです。そう考えると、対立する力を持たざるものにとって「知らない」「逃げる」というのは「自分自身」を守る手段としては有効なのでしょう。

 

人の本性は行動で決まる

レイチェル

「ブルース、きっと内面的には昔のままなのね」
「でも 人の本性は行動で決まるの」

ブルースはバットマンとしての活動を活発化させていました。正体がばれないようにブルースは遊び人を装うことにしたのですが、その光景を幼馴染のレイチェルに見つかってしまいます。取り繕いの言葉をかけますが、レイチェルには冷たく見放されてしまいました。しかし、全てはバットマン活動のため。スケアクロウの悪事に立ち向かっていきます。

 

レイチェル「行く前にせめて名前を」

バットマン「人の本性は行動で決まるものだ」

レイチェル「ブルース?」

その後、レイチェルを助けたバットマンは名前を聞かれたときに、レイチェルに言われた言葉を返します。レイチェルはバットマンがブルースであるということを知りました。

 

そうして、幻覚剤を街中にばらまくというスケアクロウの計画に加担していたデュカードを倒しに行きました。ブルースは闇の同盟を見限ったときにはライバルのデュカードのことを助けていましたが、今回は・・・。これは大切な選択なのでここでは書かないことにします。

 

たとえ相応の罪があったとしても自己満足の復讐ではなく正義を守るのために活動するというバットマンの強い意志を感じるシリーズ第1作目でした。

 

おわりに

バットマン・アーカムナイト3部作の第1作目「バットマンビギンズ」をレビューしました。実は3部作の中でも1番おすすめです。

 

バットマンビギンズでは、

  • どうしてバットマンになろうと思ったのか
  • バットマンはコウモリをトレードマークにしたのか
  • どうしてバットモービルなどの高性能な装置を使用できるのか
  • どうして人を殺さないのか

ということがわかります。

 

次は理不尽の極み「ダークナイト」の記事でお会いしましょう!

 

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