キュレーションが無断転載とセットになった瞬間

キュレーションサイトの一時非公開が流行しています。

はい、みなさんこんにちは。いんたらくとです。

 

 

紙のキュレーション

キュレーション自体は悪いことではありません。もともと、キュレーターは紙媒体の雑誌が行っていたことです。

 

しかし、紙媒体の雑誌は行っていることはキュレーションなのに無断転載とは言われません。なぜなら、グループ会社や提携している報道会社からの情報をまとめていたので、タイミング次第で他社と同じ内容を扱うことがあっても、あらかじめ許諾を得ているグループ内で完結していたからです。

 

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Photo by pixeden

 

ある雑誌は「衣料品大手に1年間働いてクビになった特集」を組むなど独自の取材網を活用することで、他社・他誌にまで取り上げられる成功を収めています。表紙を飾るメインコンテンツは取材網を活用して、売上を伸ばす工夫かつグループの看板媒体やキュレーションサイトとの差別化を図っていました。

 

今でも、売上が落ちたと言われている紙媒体の雑誌が生き残っているのは、メインの報道媒体がある限り、比較的低コストで運用できるからということなのではないかと思います。

 

WEBキュレーション

そのビジネスモデルをインターネットに持ち込んだのが、今回問題になったD社やC社でした。しかし、新興企業のD社にもC社にもネットを活用した仕組みの構築は専門範囲でしたが、情報源を持っていませんでした。

 

キュレーション事業自体も他社が成功しているのを見て、二匹目のドジョウを狙ったものなので、本体も「コピペ」ですけど・・・。

 

誰でも簡単に、罪の意識なく著作権侵害ができるようになった時代に登場した新興企業は、持たざる物であることを逆手に取ってせっせと「引用」を行いました。

 

これが無断転載とセットになった瞬間です。

「許諾を取って対価を支払いさえしていれば」が前提ではありますが、キュレーション自体は悪いものでは無かったと思います。

 

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Photo by welq

 

そもそも、TOPページが相談窓口の案内が表示されるような現状、ここまで問題が大きくなる前になんとかしようとしなかったのか?とも思います。

 

一見問題なさそうな規約を書くのはお得意なようで、「キュレーターが引用しているだけなので責任は取りません」と責任回避の文言は忘れていませんでしたけど・・・。

 

(著作権に関する認識について)

はい。著作権の問題というのは非常に重要であると考えて運営してきたつもりでございます。権利侵害が起こらないように留意してきました。法的な著作権的な判断というのは非常にむずかしいものがあると思っております。これまでも権利者さんから削除要請などを個別でいただいた場合に対応してきたつもりでございます。 また、記事のパーツ、画像も含めていろいろなサイトさんと提携を進めてきておりました。一方で、権利者さんへのコミュニケーション、配慮ですね。そのあたりが欠けていたところが非常に大きな問題であったかなというふうに思っております。(logmi.jp)

 

本来であれば、代表取締役社長兼CEOが回答すべき内容ではありませんよね。代表というのはあくまでも会社経営の代表で、企業の事業にはそれぞれ責任者がいるのです。

 

logmi.jp

 

D社の記者会見が微妙な反応なのは、本来であればキュレーション事業部の責任者も出席し、問題がないのであれば批判覚悟でそう主張すべきだったからです。

 

キュレーション事業部は「問題なし」→「???(とんずら)」

経営陣は「問題なし」→「問題があった」

 

時間切れを目指しているのではないかというのは下衆の勘ぐりでしょうかね?それで何となくチグハグな対応になっているのでしょうか。

 

これだけは断言します。意図せずではなく、意図的な著作権侵害に時間切れはありません。ブログ飯にしても、Webライターにしても、それで生活している人がいる限りは。

 

では、また今度!

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