明るい5500K撮影用照明!YONGNUO 「LEDビデオライト YN600 Air」レビュー
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
LEDビデオライト YN600 Air
この記事ではYONGNUOのLEDビデオライトYN600 Airをご紹介します。YONGNUOはカメラ関連の互換品を展開している中華企業です。純正品と比べると破格の安さでコスパが良いらしいマウント互換カメラレンズなど日本でも家電量販店を中心に取り扱いがあります。メーカーのHP及びにサポートも日本語対応しています。今回は日本語対応の中華通販サイトであるBanggood様よりYN600 Airを提供いただいたのでレビューします。
開封の時
中国の倉庫からの国際配送でしたが、箱の角が多少衝撃を受けた形跡はあったものの内部には影響が無い程度だったので十分に許容範囲でした。
箱を開けると取扱説明書と本体が入っていました。
本体の収まっていたトレーの下には、手持ちレバーにもなるライトスタンドアダプターと収納用の袋が入っていました。なお、残念ながら電源ケーブルは付属していませんでした。後述しますが電源ケーブルは別途用意しないと使用することが出来ませんので注意が必要です。
軽量薄型の撮影用ライト
LEDビデオライトYN600 Airは重さが約1kgと手持ちでも使用できる撮影用ライトです。LEDが192球付いていてカタログスペックでは4000ルーメンの光量があるとても明るい白色ライトです。メーカー公式サイトによると調光機能のついたモデルもあるようでしたが、このモデルは5500Kの白単色でした。
背面には汎用電源アダプター用のポート(DC 最大12V/5Aまで)とソニーのビデオカメラに使われているNP-F規格対応のバッテリー装着溝が2つありました。内容物を確認してわかったことですがLEDビデオライトYN600 Airには電源ケーブルが付属していません。付属品の説明には電源が付属しているとは書かれていませんでしたが、付いているものだと思いこんでいたので箱を開けてから電源ケーブルが無いとなって少し困りました。まだ電源が汎用電源だったので良かったです。
手持ち&ライトスタンド対応
付属のハンドルを装着すると手で持って使ったり、ライトスタンドで立たせたりすることができます。付属のハンドルは手持ちで使用するにも便利な持ちやすい形状になっているので、バッテリーを装着した上で持ち出せば屋外での撮影も可能です。ライトスタンドは国際標準のオスダボ仕様のものに対応しているので、日本国内向けのメスダボ仕様のライトスタンドで使用する場合は『スピゴット』という16mmのメスダボを17mmのオスダボに変換してくれるアダプターを用意する必要があります。
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ACアダプターは別売り
電源ケーブルは別売りでした。今回は偶然にも手元に電源ケーブルが置いてあったのでそれを使っています。汎用のAC電源アダプターは派生規格でサイズ違いのものもありますが、基本的にはパソコン周辺機器などの電源として使用されている規格の電源なので見かけること自体は多いかなと思います。撮影の度に他の機器から借用してくるわけにもなのでライト専用の電源ケーブルを用意したほうが良いです。
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明るさは0~99で細かく調整
こちらは左10で右0に設定したときの明るさです。明るさ設定は背面にある回転式の設定ボタンで変えることが出来ます。0から99まで細かく調整できるのですが、実際の撮影時にはざっくりと20、40、60、80、99と5段階くらいのイメージで使用したほうが扱いやすいかもしれません。
こちらが左80で右0に設定したときの明るさです。写真では見分けがつきにくいと思いますが99まで設定するととても明るくなります。それこそ左右両方を99に設定すると眩しいくらいの明るさになります。
左と右というように光量の表記を分けて記述していたのですが、LEDの配置が奇数列と偶数列でそれぞれ右側と左側というように細かく明るさ調整ができるようになっています。左右両方とも0以上の数値にしたときはすべてのLEDが点灯し、左右どちらかを0に設定したときはそれぞれ対応する偶数列か奇数列のみが点灯します。当然のことながら、電源ボタンをOFFにするとすべてのLEDが消灯します。
収納ケース付き
ハンドルを取り外して付属のケースに収納してみました。そのままのむき出しの状態ではしまうにも持ち運びするのにも不便なので、ちょうどよい大きさの袋が付属していたのは便利でした。柔らかめの素材だったので、そっと持ち運ぶ分には問題なく持ち運べそうです。
おわりに
排熱用のファンが付いていないこともあり静音ですが、あまり長時間使用すると熱で本体が故障してしまう恐れがあるそうなので、あまり長時間の連続使用にならないように気をつけたほうが良さそうです。約1kgと手持ちでは少し重いかもくらいの重量なので屋外での撮影にも便利そうです。もっとコンパクトな照明もありますが、一定の明るさが確保できて撮影用照明の中では比較的安価ということもあるので、まずはこのライトを使ってみるというのも選択肢としては十分にありではないでしょうか。
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