生活音が聞こえ風を感じる!東京スカイツリーテラスツアーで屋外展望デッキ155mへ
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
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東京スカイツリー
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東京スカイツリーは隅田川沿いにある高さ634mの電波塔です。下層階にはソラマチタウンという商業施設があり、多くの観光客で賑わっています。スカイツリーの展望台も東京が一望できることで人気があります。さて、スカイツリーでは2011年の開業当時から350m地点の「天望デッキ」と450m地点の「天望回廊」という2段階の展望フロアが公開されていましたが、2018年10月23日より第3の見所として開放されたのが155m地点のメンテナンス用スペース「スカイツリーテラス」です。メンテンナンス用スペースため窓ガラスがなく、生活音が聞こえて風を感じる開放感のあるスペースとなっています。
テラスツアーカウンターにて参加申込
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スカイツリーテラスツアーに参加するには1階のスカイツリーテラスツアーカウンター、または4階のチケットカウンターで申し込むことができます。スカイツリーテラスツアーカウンターは1階団体フロアの隅にあります。4階でチケットを購入しても集合場所は1階のなのでテラスツアーカウンター、スカイツリーテラスツアーに参加するのが決まっている場合はまっすぐツアーカウンターに行くのがおすすめです。
参加費
参加費は1人1000円です、チケットは開催時間の60分前より販売を開始します。同時購入による割引等は特にありません。
開催時間
- 13:00
- 13:35
- 14:10
- 14:45
- 15:20
- 15:55
- 16:30
- 17:05
- 17:40
- 18:15
- 18:50
- 20:00
開催日は土日祝と別途指定の日を除く平日で。おすすめの時間は夕暮れ時の17時頃と日没後の20時です。各回25名までの人数制限があります。天候が悪いときは「テラスツアー」の代わりに「構造ガイドツアー」が開催されます。スカイツリーの柱のひとつに触れながら構造を学ぶことができます。
安全のための参加条件
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- 年齢が6歳以上であること(12歳以下は18歳以上の同行者がいること)
- 酒気を帯びていないこと
- 大きな段差を介助なしで歩行できること
- 参加同意書を提出し、スタッフの指示に従うこと
テラスツアーでは一般客が立ち入ることを目的としていないメンテナンス用のデッキを訪れます。いわゆるバックヤード見学なので、通常とは異なった基準が設定されています。スタッフの方が安全を確保できないと判断された場合は参加することができません。
手荷物はすべて専用ロッカーに預ける必要があります。高さ155mの屋外に出るので、どれほど小さなものでも落下すると危険です。アクセサリーや帽子は外し、財布等も含めて何も身に着けていない状態がパーフェクトです。
カメラは1人1台まで持ち込み可
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カメラ・スマートフォンは専用ストラップを着用できるものであれば、1人1台まで持ち込むことができます。専用ストラップとはいわゆる防水ケースです。スマートフォンサイズ、ミラーレス一眼サイズ、一眼レフカメラサイズと数種類用意されています。一眼レフでも望遠レンズは厳しいかと思いますが、標準のレンズなら問題なく入ります。
ツアーのはじまり
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専任ガイドの方による解説付きで、屋外デッキを約20分間かけて1周します。出発前にテラスツアーの概要説明があり、注意事項などを改めて確認しました。
1階から春のエレベーターに乗る
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テラスツアーカウンターから歩いて、エレベーターへ向かいます。エレベーターは専用のエレベーターがあるのかと思いきや、天望デッキへ向かうときに乗るエレベーターのうちのひとつ「春」でした。通常の運転では4階と天望デッキを往復する高速エレベーターですが、テラスツアーでは1階の関係者専用のエリアから乗って中間の155m地点へ向かいます。
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1階のエレベーターのドアにはスカイツリーテラスツアーのラッピングがされていました。
春の装飾
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スカイツリーは4台の高速エレベーターがあり、春夏秋冬それぞれエレベーターごとに趣向を凝らした内装になっています。
普段は見られない155m表記
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エレベーターのドアが開くと無機質なドアが登場しました。スタッフの方がドアを開けて確認をしています。
生活音が聞こえ風を感じる155m地点
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高層ビルが密集しているのが東京駅方面です。春に訪れたので遠くの方が霞んでしまっていますが、視界が良ければ東京タワーも見えるそうです。
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メンテナンス用のスペースということで、合理的に組まれたむき出しの骨組みを間近で見ることができます。
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羽田空港方面です。離着陸する飛行機の翼のストロボ光が見えました。
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エレベーターシャフトはガラス張りになっていて、一瞬で通過していくのが見えます。天望デッキまでを数十秒で結んでいる高速エレベーターです。
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ほぼ同じ高さの目の前のビルは東京スカイツリーイーストタワーです。最上階はレストランになっていて、運が良ければ手を振ると振りかえしてくれることもあるとか。スカイツリーの足元には手前から東武スカイツリーラインと京成押上線が通っています。写真を撮ったときには直通運転を行っている京急線の赤いの電車が高架から地下へと下っていく途中でした。
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スカイツリーは闇夜に映えるライトアップを行っていますが、このように側面に設置された投光器でライトアップを行っています。もっとも外側にある投光器には細いメンテナンス通路を通って、外側のリング状の突起に命綱をつなげてアクセスするそうです。下を見たら怖そう・・・。
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X字の橋が桜橋です。
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右側(上流)から桜橋、言問橋、東武スカイツリーラインの線路、見えていませんが吾妻橋があります。
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中央の線路は東武スカイツリーライン浅草側です。アサヒビール本社と金の泡も見えます。
夕暮れの東京
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陽が落ちて東京が夕暮れに染まっていました。とてもエモーショナルな風景です。時折、サイレンや雑然とした生活音が聞こえ、風を感じながら景色を楽しめます。
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そして、あっという間に1周20分が終了してしまいました。帰りのエレベーターが到着するまでほんの僅かながらの延長フリータイムがありましたが、この瞬間はとても強く印象に残りました。
おわりに
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展望台としての155mという高さは決して高いわけではありませんが、生活音が聞こえ風を感じることができるのはそう多くはありません。東京を一望できるスカイツリーの天望デッキからの景色も綺麗なのはもちろんのことながら、155mのメンテナンス用デッキから見たあの景色はガラス越しとは違った強く印象に残る特別な体験でした。
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