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歴史的資料・車両が見られる!鉄道博物館は関東最大の鉄道テーマパーク

歴史的資料・車両が見られる!鉄道博物館は関東最大の鉄道テーマパーク

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

鉄道博物館

鉄道博物館は埼玉県さいたま市にある関東最大規模の「鉄道テーマーパーク」です。2007年10月14日に、前年に閉館した交通博物館(秋葉原駅)を拡大発展する形で開館しました。運営管理は東日本鉄道文化財団が行っています。略称は鉄博(てっぱく)です。

MEMO
鉄道博物館では鉄道に関するもののみを展示する方針のため、交通博物館で展示されていた航空関連は成田空港に隣接する航空科学博物館へ、その他は各所の博物館等へと移設されました。

入館料

区分料金
大人1300円
小人(高校生以下)600円
幼児(3歳~未就学児)300円

※コンビニで販売されている日時指定前売り入館券は各料金の100円引き

企業等で採用されている「Suica入・退館管理システム」が採用されており、入館者は券売機で交通系ICカードのSuicaにチケット情報を登録する必要があります。Suicaを持っていない場合はカウンターで購入すると入館用のICカードが貸し出されます。

歴史的な車両の実物

1階の車両ステーションには歴史的な電車や機関車などの実物が展示されています。中央の輪転台に停車しているC57蒸気機関車をかこむように様々な電車を眺めることができます。

150形蒸気機関車

日本初の鉄道が開業したのは1872年6月12日の品川~横浜駅間のことでした。展示されているのは日本初の鉄道開業に合わせてイギリスから輸入された蒸気機関車の1台です。

0系新幹線

0系新幹線は日本で「新幹線」が開業した際に導入された新幹線専用の電車です。展示されているのは開業した1964年に製造された先頭車です。現在ではすべての車両が引退していますが、0系新幹線は2009年の廃車引退まで長いこと東海道新幹線を走り続けてきました。

国鉄ED75形電気機関車

貨物客車を引いて津々浦々あらゆるところを走っていた電気機関車です。現在では廃止されてしまった寝台特急の牽引車としても活躍しました。展示されているのはそのうち1台です。

国鉄181系電車

新幹線が登場するよりも前に東海道線を走っていた特急列車です。客車内に入れるようになっており、特急列車の雰囲気を楽しむことができます。

国鉄457系電車

急行列車用の車両です。ボックス席とロングシートがあります。

EF66形電気機関車と寝台車

各種貨物車

E1系電車

展示されているのは1995年に製造された2階建て新幹線のE1系新幹線です。2012年をもって引退し、同じく2階建て新幹線のE4系にあとを引き継ぎました。

国鉄183系電車(ランチトレイン)

特急電車といえばこの電車というほど定番の電車が183系電車です。深夜に走行する快速ムーンライトで使われたり、臨時列車として使われたり、2015年の廃車まで引っ張りだこの形式でした。展示されている車両は車内でご飯を食べることができる休憩スペースとして開放されています。

体験シュミレータ

運転シュミレータや車掌シミュレータでなりきり体験をすることもできます。先着順の整理券方式になっていて、500円体験料が必要です。大変人気が高くこの日はすべての体験プログラムはすでに締め切っていました。

鉄道の仕事

鉄道の仕事に焦点を当てた展示コーナーです。新品の車輪と交換された車輪を触って比べることができる展示や業務の内容の解説があり、子どもよりも大人の方が楽しめる展示室になっていました。

E5系新幹線の実物大モックアップもあります。走行に必要な設備が省略されていますが、実際の車両と全く同じように車輌メーカーで製造されている限りなく実車に近いモックアップで見応えは抜群です。

南てっぱく駅

鉄道の仕事の展示に関連して、「みどりの窓口体験」や「自動券売機体験」ができるコーナーがあります。保護者同伴の小学生または小学生以上の先着10名までみどりの窓口での発券を体験することができます。

参考 企画展・イベント|鉄道博物館 – THE RAILWAY MUSEUM – 取得できませんでした

ジオラマ鉄道ショー

ジオラマ鉄道ショーでは大きなジオラマをJR・私鉄の車両を解説とともに眺めることができます。

鉄道博物館のある大宮駅を中心に作られた巨大ジオラマでした。

資料展示室

昔の駅名標や実際に使われていた器具などが展示されていました。

体験学習コーナー

鉄道博物館の北側2階には体験学習コーナーがあります。南棟1階にあった鉄道の仕事展示を子供向けにアレンジしたような内容です。

鉄道がなぜ鉄のレールが敷設されているのか、木製のタイヤ、ゴム製のタイヤ、鉄輪+レールで体験することができます。

ゴムタイヤと鉄輪の特性の違いについての体験。

鉄輪がなぜ内側が大きく外側に向けて小さくなっているのかの体験。

架線から電気を集める難しさの体験。大人子ども問わず、実際に触って見るからわかることもあります。

キッズコーナー

キッズコーナーにはミニトレインや遊具が設置されていて、博物館に飽きやすい子どもでも楽しく過ごせるようになっています。ミニトレインといえども普通の電車と同じように、自動列車制御装置(ATC)や自動列車停止装置(ATS)が装備されているので安全性は侮れません。ミニトレインは整理券方式になっており、体験料は1回200円です。

車両休憩所

休憩所として電車が開放されています。車窓からは線路も見えて、電車旅の気分を味わうことができます。

ミュージアムショップ

ミュージアムショップでは鉄道博物館ならではのお土産が多数販売されていましたが、その中でも特に興味を感じたのはガチャガチャのスノードームでした。

鉄道博物館で展示されている車両が入っています。何が当たるかはお楽しみ。どの電車があたってもドームの中の景色がバッチリです。

おわりに

鉄道博物館は大人も子どもも楽しめるように工夫された鉄道テーマパークでした。昔に活躍した電車が展示されていたり、各種体験したりと見て触れて楽しむことができます。所在地は埼玉県なので東京観光のついでに訪れるには少し離れていますが、鉄道好きの方にはおすすめです。

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