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日本初アイヌ文化の国立博物館!北海道白老にある「ウポポイ(民族共生象徴空間)」訪問レポート

日本初アイヌ文化の国立博物館!北海道白老にある「ウポポイ(民族共生象徴空間)」訪問レポート

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

 

ウポポイ(民族共生象徴空間)

ウポポイ(民族共生象徴空間)は北海道南部の白老町にあるアイヌ文化を伝える総合施設です。湖沿いにアイヌの伝統的な家屋や体験工房、国立博物館などが並んでいます。特に国立博物館は日本で初めてのアイヌ文化に焦点を当てた博物館ということもあり、大きな期待を浴びてのスタートとなりました。当初は2020年4月24日に開業する予定でしたが、新型感染症の影響で延期となり2020年7月11日に開業しました。

 

特急電車で新千歳空港から白老にあるウポポイ(民族共生象徴空間)へ行く方法

 

大型のコインロッカーあり

500円投入すると使える大型のコインロッカーが用意されていました。今回は感染症対策のために使用中止されており、代わりにインフォメーションカウンターでスーツケース1個につき500円で預かってもらうことができるようになっていました。大きいサイズのコインロッカーならまとめて入る大きさの荷物でも、インフォメーションカウンターでは1個は1個としてカウントされるので、想定していたよりも単純に倍の料金がかかってしまいちょっと微妙な気分になりました。

 

入場料金

大人 1,200円
高校生 600円
中学生以下 無料

入場料金は大人1200円で中学生以下は無料です。開業から当面の間はWEB完全予約制になっています。直接訪れても入場することができませんので注意が必要です。

 

国立アイヌ民族博物館

アイヌ民族は、日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族で、日本の多数者である和人とは異なる言語や文化、歴史を持っています。民族名称である「アイヌ」という言葉は、「人間」などを意味するアイヌ語です。国立アイヌ民族博物館は、アイヌ民族の誇りが尊重される社会をめざし、多くの人にアイヌの歴史や文化を伝え、アイヌ文化を未来につなげていくために設立されました。展示は、アイヌ民族の視点で「私たち」という切り口で語る構成になっています。

国立アイヌ民族博物館は日本初のアイヌの歴史や文化を主題とした国立博物館です。アイヌ語では「アヌココㇿ アイヌ イコロマケンル」という名称です。
国立博物館は様々な場所にありますが、アイヌ民族について専門的に展示している博物館はこの場所が初めてです。

 

ウポポイ全体への入場とは別に博物館の入場にもWEB整理券の取得が必須です。時間指定になっているので博物館内はとても空いていてゆっくりと見て回るkとができました。

 

大きなホールになっている基本展示室と特別展示室で構成されています。合わせて流しで見ると約1時間ほどの内容が展示されています。

 

伝統的な服装の展示です。刀は腰に差すのではなく紐で下げていたようです。

 

アイヌにとって熊と鮭は神の使いであり、貴重な食料資源でした。子熊を捕らえて大きく育てて食べる養豚ならぬ養熊を行っていました。

 

木を削って作られる儀礼の道具が「イナウ」です。ひらひらしたとした見た目はまるで御幣ですが、御幣が紙を切って組んだものに対してイナウは1本の木を削って作られます。イナウによって色が違うのは使われている木の種類が違うからです。お祈りしたいカムイによって木の種類が決まっていて、用途や内容に応じて使い分けされているようです。

 

 

 

口琴のムックリです。基本的には竹製ですが、金属製のものもあります。糸を引っ張って振動させることで音を出す楽器で、構造もシンプルなので類似の楽器が世界中で使われているそうです。

 

展示物についてより深く知るための展示コーナーがあります。

 

エシモトというじゃがいも団子は理解可能でしたが、ラタッケプは全体的に黄色い謎の食べ物でした。近くに案内の係員の方がいたので、どんな食べ物なのか案内の係の方に聞いてみると主にかぼちゃを使った食べ物だそうです。かぼちゃ版ポテトサラダといっても過言ではないでしょう。

 

和人と貿易を行って、北の大地では手に入りにくい米などと交換を行っていました。一方、松前藩は独占貿易を約束させることで大きな利益を得ていました。

 

熊などを仕留める毒矢の仕掛けと魚狩りに使われた道具です。毒矢の仕掛けは人にも当たるということで後に禁止令が出されるほど高い殺傷能力を持った仕掛けでした。

 

今では靴といえば合成プラスチックを使用しているものも多いですが、アイヌの人々にとって手に入りやすかった素材は鮭の皮でした。鮭の皮で作られた靴「チェッケリ」を履いていました。ちなみに、熊の毛皮も同様に手に入りやすかったと思いますが、耐久度が高くより多く手に入るという条件で鮭の皮のほうが頑丈だったのかもしれません。

 

博物館1階にはアイヌに関連した書籍を読むことができるライブラリがあります。資料室で展示されていた絵本などもライブラリで確認できます。

 

工房

アイヌの手仕事や工芸品についての実演展示を行っている工房です。密対策のために整理券方式となっており、訪れた際にはもうすでに遅い時間まで予約が埋まっていました。このあとの移動もあるので工房の中を見学するのは断念しました。

 

屋外ステージ

訪れた際にはムックリの実演を実施していました。1日に数回ステージイベントも実施されるので、タイムテーブルを確認して訪れると楽しめます。びよんびよんという柔らかい音が広がっていました。

 

伝統的コタン

 

アイヌ民族の伝統的な家が再現されている家の集落「チセ」です。内部に入ってアイヌの生活様式を見ることができます。オープンしてからもまだ間もないのですが、もうすでに新しい家屋の建築が進められていました。なお、密対策のため一回に並んでいる順に先頭から10人程度が案内されていました。20分ほど待たなければならない見込みだったので内部の見学は断念しました。以前に博物館でアイヌの伝統的な家の様子を再現したものは見たことがあるので、おそらくそれと同じく部屋の中央に囲炉裏があってそのまわりに狩りの道具や干した鮭が吊るされているものと思います。

 

ポロト湖

ウポポイの敷地に面している湖はポロト湖と言います。白老のアイヌの集落「コタン」があった昔からの場所です。博物館にも展示されていた木をくり抜いて作られた船を浮かべる展示イベントが行われています。

 

体験交流ホール

アイヌの伝統芸能を鑑賞することができる体験交流ホールです。

 

フードコート

フードコートはよくあるファミレス的なお店が入っていました。フードコートのお店としては幅広く様々な食事を提供しているという点で良いお店なのですが、アイヌ文化を伝える国立博物館のフードコートとしては不足を感じます。アイヌ料理を食べられるカフェもありましたが、それよりもこのフードコートで手頃な価格でアイヌ料理が食べられることを期待していました。

 

代表的なアイヌ料理として例えば鮭汁の「チェプオハウ」がありますが、こういったフードコートでも比較的提供しやすいメニューのはず。同じ汁物とはいえここまで来て普通のファミレスラーメンは食べなくて良いです。結局、フードコートではご飯を食べるのを諦め、地元のお店の「白老ハンバーガー」を食べました。

 

お土産物店

様々なお土産が販売されていましたが、その中でも特に興味を引かれたのは缶詰の「チェプオハウ(鮭の汁物)」でした。フードコートが空振りだったので、お土産として缶詰を入手することにしました。缶詰のチェプオハウも2メーカー品揃えがあって悩みましたが、同じシリーズで「ユクオハウ(鹿の汁物)」もあった比較できる方を選びました。

 

おわりに

密対策などの影響で本来の体験というものができていませんが、札幌などの都市部に対しての自然と自然と共生してきたアイヌ民族という展示という空間としてはとても良い場所でした。博物館も様々な展示がまとまっているので、見応えがあって訪れてよかったと思いました。ただ、公園として見たときにのんびり過ごすという感じではなかったので、繰り返し訪れたくなるような仕掛けはあったほうが今後のためになるのではないかと思います。

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