名作が生み出された環境を知れる!新花巻の胡四王山にある宮沢賢治記念館へ行く
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
電車で花巻へ
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遠野から近くの観光地で半日で回れるところということで宮沢賢治記念館へ向かうことにしました。宮沢賢治記念館の最寄り駅は新花巻なのですが、きっぷを花巻まで買ってしまったのでそのまままずは花巻まで向かいました。花巻線は非電化の単線で交通系ICカードを使用することができません。
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遠野周辺は日本の原風景とも称されるのどかな田園風景を車窓から眺めることができます。約1時間ほどで花巻へyと到着しました。遠野が観光地だったことに比べると花巻は住宅地でした。花巻といえば今回訪れる宮沢賢治記念館と花巻温泉が有名です。花巻温泉に立ち寄ろうかとも思ったのですが、宮沢賢治記念館が東で花巻温泉は西にあります。花巻からバスで約30分も反対方向に進んでしまうと列車やバスの本数が少ないこの地域では帰ってこれなさそうだったので断念しました。
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花巻からバスで宮沢賢治記念館へ
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花巻駅前から『宮沢賢治記念館口』というバス停で下車すると最寄りです。他に乗っている人は居なかったのでついに乗客ゼロのままバスは行ってしまいました。ラッキーだったことにバス利用促進キャンペーンで、なんと宮沢賢治記念館やその周辺の観光施設に無料で入場できるチケットをもらいました。これで本来なら乗るはずのなかったバス代をカバーすることができたのでとてもありがたいキャンペーンでした。
宮沢賢治記念館の長い階段
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宮沢賢治記念館は胡四王山の上にあります。車なら宮沢賢治記念館のすぐ目の前にある駐車場まで来ることができるのですが、公共交通機関を利用すると列車でもバスでも必ず登らなければなりません。新花巻駅は山の下から、バス停の宮沢賢治記念館口は山の中腹から上を目指して登ることになるので、歩きやすい格好で訪れることを強くおすすめします。ちなみに、バス停からは歩行者用の屋根付きの長い階段があります。階段を登るのは大変なものの道としては最短距離なので便利といえば便利です。
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長い階段を登りきったところには山猫軒というレストランがありました。山猫軒は『注文の多い料理店』で出てくるお店と同じ名前です。定食を提供しているようだったのですが休業中でした。おやつに『でくのぼう』というお餅を食べたかったのですが・・・。
宮沢賢治記念館
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館内は撮影不可のため記念撮影といえばこの入り口が定番スポットです。館内では宮沢賢治の作品の背景となった幅広い取り組みについての展示があります。『下ノ畑にオリマス』という書き置きの通り農業を営んでいた賢治は農業に関連して、地質や鉱石の研究や作物の病気についての研究も行っていました。作家として有名ですが、それはほんの一面に過ぎません。
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フクロウの置物が展示されていました。光が差していたらキラキラと光っていたかもしれません。訪れた日はあいにくの曇天でした。
おわりに
宮沢賢治の作品は『どっどっどう』や『かぷかぷ』というようなオノマトペが多用されているので耳に残るのが特徴です。現在では絵本にもなっているので、宮沢賢治とその関連する作品は誰もが見聞きしていると思います。そんな作品が生まれたイーハトーブの地の暮らしぶりを垣間見えるのが宮沢賢治記念館でした。
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