世界遺産知床にあるビジターセンター！オリジナルグッズ販売や野生動物との遭遇情報がわかる「知床自然センター」に立ち寄る
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
熊目撃の名所
知床五湖から知床自然センターへと向かいます。知床五湖と知床自然センターの間は熊の目撃の名所となっています。谷間に熊が歩いている様子を見たいあまりに、狭い道路に路駐したりむやみに近づいたりと安全面での問題にもなっているそうです。通りすがりの一瞬に運転手以外の人が観察するというのは、知床を訪れた楽しみとして問題ない範囲かなと思います。この日はあいにく特に野生動物は確認できませんでした。
知床自然センター
知床自然センターは知床のネイチャーセンターです。知床内での目撃された野生動物に関する情報を知ることが出来る施設となっています。館内ではオリジナルグッズ販売や知床に関する映像作品を視聴することも出来ます。知床に関する最新の情報が集まってくる施設なので、知床を訪れた際には立ち寄ると今の知床を知ることが出来ます。熊が見られる日と見られない日があるのですが、この日は朝に実際に遭遇していたのでしっかりと熊出没の情報が反映されていました。
知床周辺で見られる生き物の展示コーナーもあります。熊や鹿は本物が目の前にいたら大騒ぎになること間違いないので、可愛らしいぬいぐるみが代わりに座っていました。昆虫は本物の個体が展示されていました。採集したばかり元気なクワガタを見ることができました。
知床財団への募金を行うと記録フィルムが記念品としてプレゼントされるというキャンペーンを実施していたので、募金を行うことにしました。自然豊かな知床を守るため、観光で安全に訪れやすい知床となるためとして使ってほしいなと思います。
記念のフィルムは植樹を行っているシーンのフィルムだそうです。未開の地で植物が生えるまま朽ちるままに任せるよりも、植樹と間伐などの手入れを行ったほうが多種多様な生き物が生息するのに良い環境となるそうです。自然というのは放置された環境ではなく、適度に手入れされた環境のほうが大切というのは意外に思われる方も多いのではないかと思います。
斜里駅への路線バス
道路は知床峠を超えて羅臼へと続いています。今回は立ち寄りませんが、晴れていれば国後島が見える絶景スポットです。曇り空の天気では残念ながら国後島は見えないと思われるので今回は立ち寄らないことにしました。
知床自然センターから知床斜里駅行きのバスに乗車しました。先程までのバスは大型の観光バスだったのですが、今度のバスは長距離仕様の路線バスでした。多くの観光客を駅と知床の間を運ぶために様々な車種のバスが総動員されている様子でした。
知床自然センターから約1時間かけて斜里バスターミナルへと戻ってきました。知床自然センター周辺は完全に森の中でしたが、斜里バスターミナルは市街地にあります。近くには北海道のご当地コンビニとして知られているセイコーマートもあります。網走方面への普通列車が来るまでの時間に余裕があったので、以前に参加したバスツアーで教えてもらった道の駅を訪れるなどしてしばらく周辺散策することにしました。
おわりに
知床自然センターを訪れると知床の最新情報を知ることが出来ます。熊遭遇情報などの安全に関わる情報もすべて知床自然センターに集約されるようになっているので、知床観光の際には立ち寄って新着情報を確認することをおすすめします。また、知床に初めて訪れた方は知床での環境保全活動や鳥獣害対策などの取り組みについての展示が行われているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
