約500mのペンギンの雪中散歩!雪景色の中の行動展示が見られる「旭川市立旭山動物園」へ
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
目次
旭川駅から旭山動物園へバスで行く
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旭川駅から旭山動物園までは路線バスで片道約40分で、運賃は500円です。旭川の観光地は概ね中心部に近いのであまり運賃が高くなることはないのですが、旭山動物園に関しては同じ旭川市内にあると言っても、東旭川町という市街地からは離れた場所にあるため運賃も高くなっています。バスは41系統もしくは47系統の『旭山動物園』行きに乗車します。
旭川市立旭山動物園
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旭川市立旭山動物園は、動物の行動展示で全国でも屈指の人気を集めている動物園です。行動展示とは、動物が本来生息している環境を再現した区画の中で生活している様子を展示する方式です。ただ檻の中で動物を飼育するのではなく、のびのびと過ごしている様子を見ることができます。
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夏には地面が見えているのですが、冬には積もった雪で地面がかなり高くなっているようです。滑り止めの砂を撒いているものの、あまり効果の感じられないツルツルの箇所があるので足元を見ながらゆっくりと歩きます。
入園料
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大人 | 1,000円 |
中学生以下 | 無料 |
旭山動物園の入館料は大人1,000円で中学生以下無料です。規模としてはかなり大きな動物園ですが、公立動物園なので入園料は良心的な価格設定となっています。大人1,000円という価格は公立の水族館や動物園の中ではやや高めではありますが、中学生以下が無料となっているので、子ども連れの場合は総額で考えると極端に高くは無いのかなと思います。また、民間の水族館や動物園では大人1人で2,000円を超えることもあるのでかなり訪れやすい価格です。
ペンギンの雪中散歩
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ペンギンの雪中散歩は毎年冬の風物詩となっています。園内に設置されたペンギンの散歩コースを往復で約500mを歩きます。他にもペンギンの雪中散歩を行っている施設はありますが、約500mという長い距離を約30分かけて歩くのは旭山動物園ならではです。ペンギンの雪中散歩に参加するペンギンは散歩に行きたいと自主的に出入り口から出てきたペンギンだけだそうです。
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大人になる前のもこもことしたペンギンも一緒に歩いていました。もこもことした茶色い毛が生え変わると他の大人のペンギンと同じような模様になります。ペンギンの赤ちゃんや子どもと呼ばれることも多いそうですが、実際には限りなく大人に近いそうです。人間で言うところの成人する前後という方が近いのかもしれません。
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ペンギン館からあざらし館の前までは行き帰り共通ですが、あざらし館からイベントホールまでは行きと帰りで通る道が異なります。日によっても歩く速度が早くなったり遅くなったりするので一概には言えないのですが、分岐の地点まで戻ってくるまでに15分ほど必要とすることが多いので、先回りして何回かに分けて見ることもできます。
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ペンギンはとても好奇心旺盛なので、気になるものがあるとすぐに突いてみようとします。鋭いくちばしで突かれたら大変なので、そうならないようにスタッフの方が誘導していました。子どもにしては大きいと言っても歩いているペンギンの中では若いペンギンです。群れの後ろをペタペタとついて行っていました。
前半の動物園散策
旭山動物園に到着した段階でペンギンの雪中散歩が始まる直前だったので慌ててペンギン館へ移動しましたが、旭山動物園にいるのはペンギンだけではありません。早速動物を見て回ることにしました。
ホッキョクグマ館
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ほっきょくぐま館にやってきました。ほっきょくぐま館は展示コースを除いて屋外にあるので、しろくまたちは雪の中で生活しています。もともと雪のある場所に生息しているので、ほっきょくぐまにとってはとても自然な状態となっています。
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窓からほっきょくぐまを間近に見ることができました。右奥にあるドーム状ののぞき窓は感染症対策のために使用中止が継続していました。偶然窓の前を横切ったのでとても近い距離で見ることができました。
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水を弾くふさふさの毛のお陰で寒さは感じないそうです。雪の上で横になって気持ちよさそうに寝ていました。要望が聞き入れられるならぜひとも歩き回る姿を見ていたいのですが、寝たいなら仕方がありません。
マヌルネコ舎
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マヌルネコです。高地に生息する猫で比較的寒さにも強い様子です。もふもふとした毛が特徴の猫で中国やモンゴルでは毛皮製品の材料としても使われています。
シマフクロウ舎
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シマフクロウは、日本最大級のふくろうで自然界では北海道でしか確認されていません。シマフクロウのシマは北海道という島にしか見られないことから名付けられたそうです。
オオカミの森
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オオカミの森ではオオカミの家族を見ることができます。オオカミは自然界でも家族で生活している動物です。現在では姉妹が家族の中心となっています。
エゾシカの森
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北海道ではおなじみのエゾシカです。道路や線路で急に飛び出してくるヤツ。
えぞひぐま館
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えぞひぐま館は2022年にオープンした新しい展示施設です。今回はじめて完成した建物を見ることになりました。ちなみに、前回に訪れた際にはまだ建設のために地面を掘り返している途中で、全く完成後の様子がどうなるのか想像もつかなかった事を思い出しました。
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えぞひぐま館で展示されていた熊は1頭でした。新しい展示施設で見やすさがかなり工夫されています。柵があるけど近くで見れるところと距離があるけど柵は無いところがあって、どちらからもよく見えます。
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おそらく主に外での展示を中心に行っているようでしたが、屋内も窓が大きく見やすいようになっていました。
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ヒグマに注意の看板のサンプルが設置されていました。不必要な接触はとても危険です。旭川市内でこの看板を見かけたときには周囲の環境に十分な注意が必要です。
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タンチョウ舎
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タンチョウ。
両生類・爬虫類舎
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アオダイショウは青臭いからアオダイショウと呼ばれている蛇で、北海道外では茶色をしています。北海道のアオダイショウは青色をしています。
北海道産動物舎
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北海道に生息している生き物たちを見ることができます。白いうさぎや鷲、ミミズクなどが展示されています。
さる山
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さる山ではニホンザルが毛づくろいをしていました。冬の寒さを凌ぐために猿団子になっている様子も見られました。
アライグマ
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アライグマ。
東口で休憩
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色々な動物を見てきましたが、ようやく東口に到着しました。再入場券を受け取ったら一時的に外に出ることができます。レストランやお手洗いは動物園の外にあります。
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営業時間や来客数を考えれば当然のことではありますが、動物園の中の飲食店はややお高めです。旭川駅周辺に戻れば、同じくらいの価格で人気店のラーメンを食べることができてしまうので、ここで食べるか食べないかはとても悩みどころです。
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東口でひとやすみした後は動物園へ戻ります。
後半の動物園内散策
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まだ見ていない残りの展示をみつつ正面口へと向かいます。東門売店で、旭川市の観光キャンペーンのノベルティを交換しました。ノベルティとしてプレゼントされた景品は動物園のボールペンでした。
こども牧場
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こども牧場では主に家畜として飼われている生き物を中心に展示されていました。一応は、動物ふれあいコーナーもあります。ただし感染症対策のために動物とのふれあい体験は休止中でした。
かば館
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かばはお尻を向けてきたときはマーキングのために糞を撒き散らすので危険です。ちょうど館内に入ったところで、館内のかばが糞を撒き散らす瞬間に遭遇しました。もし通路を通ろうとしたときにスタッフの方が止めてくれなければ、かば館を出るころには糞まみれになっていたかもしれません。
きりん舎
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お父さんキリン。
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子どもキリンです。以前は家族で居たのですが、お母さんキリンは不慮の事故があったため現在は居ません。
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ダチョウ。
あざらし館
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あざらし館では水中トンネルを通るアザラシを見ることができます。
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水中トンネルは記念撮影のベストショットを狙うのに下から上へ移動するタイミングがちょうど良いそうです。
ぺんぎん館
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旭山動物園をひとまわりすると再びペンギンの雪中散歩の時間でした。柵が開かれて散歩に出かけたいペンギンたちが次々と出ていきます。
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ペンギンの雪中散歩が始まるとぺんぎん舎の中は静かになりました。残っているのは雪中散歩に出かけなかったお留守番のペンギンたちだけです。よく見てみると散歩に行ったのはオウサマペンギンだけのようです。
おわりに
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旭山動物園は夏も冬も楽しめるとても良い動物園です。あくまでも感覚の話としてですが、夏と比べると冬のほうが雪の影響で行き止まりになっている箇所が多くこじんまりとしているように感じました。園内の動物を見ながらひと回りするとおおよそ半日はかかります。夜間特別営業を行っている年間の数日を除いて、通常営業の日に訪れる場合は開園時間に合わせて訪れる事をおすすめします。