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大谷川に架かる世界遺産日光の社寺の玄関口!山伏しか対岸に渡れない二荒山神社の「神橋」を見る

大谷川に架かる世界遺産日光の社寺の玄関口!山伏しか対岸に渡れない二荒山神社の「神橋」を見る

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

日光東照宮までの参道

日光東照宮から東武日光駅方面へ向かって歩いていくと神橋近くの道路の片隅に『世界遺産』を示す石碑がありました。世界遺産の石碑があるということは、ここが世界遺産としての正面ということになります。道の途中に唐突にあったのでうっかりしていると見落とすところでした。

二荒山神社の神橋

神橋は世界遺産に登録されている日光の社寺の玄関口となっている橋です。言い伝えでは766年に大谷川を超えて二荒山神社の神域に入るために初代の橋が架けられたと言われています。現在の橋は1904年に架けられたもので、国の重要文化財に指定されています。旧日光街道の正式なルートは神橋を通っていますが、二荒山神社側は柵が設置されて通れないようになっています。

料金

区分料金
大人300円
高校生200円
小中学生100円

料金は大人300円、高校生200円、小中学生100円です。料金を支払っても対岸に渡ることは出来ないので、あくまでも歴代の徳川家将軍のように橋の上を通ってみたい方は料金が必要です。ただし、橋として対岸に渡るには約50m下流側に並行して架けられている日光橋を通る必要があります。

渡れないけど通れる橋

神橋は将軍か日光の社寺で修行をする山伏しか渡ることが出来ないことになっていますが、現在では観光スポットとして橋を通ることが出来ます。あくまでも通るだけで、橋を渡って対岸へ行くことは出来ません。『将軍か山伏しか渡ることが出来ない』のを逆手に取って、『渡らなければ一般人も通って良い』という解釈をしているのはなんだか頓知の効いている話ではあります。

日光物産商会店舗

神橋の近くで日光金谷ホテルの坂の下にあるお土産店の『日光物産商会店舗』は、国の指定有形文化財に指定されています。明治時代に建てられた歴史のある建物です。元々は日光金谷ホテルに併設するお土産処として作られ、現在でも一角では日光金谷ホテルのパンを販売しています。

おわりに

世界遺産日光の社寺の玄関口となる部分を見て回りました。神橋は単なる橋ではなく神社施設のひとつという扱いとなっています。そんな神橋を渡れないけど通れるようにしたのはなんとも絶妙な解決ではないでしょうか。遠くから街道を上ってきた将軍や山伏になったつもりで通って歴史に思いを馳せるのも良いかもしれません。

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