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九州内をプロペラ機で高速移動!オリエンタルエアブリッジのOC67便で福岡から宮崎へ(2022年8月版)

九州内をプロペラ機で高速移動!オリエンタルエアブリッジのOC67便で福岡から宮崎へ(2022年8月版)

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

福岡空港内に金鯱が展示

福岡空港へやってきました。福岡空港のターミナル内では愛知県のPR展示が行われていました。名古屋城天守閣の上にある金のしゃちほこの実物大模型や徳川の葵紋があしらわれている甲冑の模型がありました。金のしゃちほこも甲冑も模型とはいえ精密に作られた複製品で空港内に設置してあるものとしてはとても目立っていました。記念撮影スポットとして多くの人が足を止めてみていたので、PR展示としては良い展示だと思います。

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OC67便で福岡から宮崎へ

今回は福岡空港から宮崎空港まで飛行機で移動します。九州内の移動には高速バスがダントツに便利で、次点で鉄道での移動となるのですが、今回は飛行機で移動することになりました。福岡空港から宮崎空港までの所要時間は約30分で、離陸して10分ほどで着陸態勢に入ります。

2022年7月1日に初めて福岡就航したAIRDOの飛行機が駐機していました。北海道の翼を福岡で見ることになるとはなんとも感慨深いものがあります。福岡からは札幌までは直線距離でも約1,400kmほどで、台湾や中国の北京までと同じくらい離れています。地域系会社がまるで国際線並みの長距離路線を実現したというのはとんでもなく凄いことだなと感じます。

使用機材

  • 便名:OC67
  • 登録番号:JA850A
  • モデル:Bombardier DHC-8-402Q Dash 8
  • 運用開始:2010/10 〜

オリエンタルエアブリッジという長崎県に本社を置く地域航空会社の航空路線ではありますが、搭乗便はANA Wingsによる運行でした。コードシェア便といっても運行も機体もANA Wingsなので、実質的にANAの運航便と変わりがありません。2005年に初めて登録された機体なので、

飛行中の様子

バスでスポットまで移動しました。機体そのものが低いので登る階段もたったの数段です。機体のドアに階段もついているのでドアを開けただけで乗り込むことも可能ですが、移動式の階段を使うことで乗り込みやすくなっているようです。ジェット機はエンジンを地面に擦らないように高い位置に客室がありますが、プロペラ機は地面までがとても低いです。

福岡県の市街地

福岡県の北部にある福岡空港を離陸すると、博多周辺の市街地上空を通って福岡県の南部へと進んでいきます。博多周辺は市街地が広がっていましたが、福岡県の南部は田畑が広がる緑色の景色を見ることができます。

眼下に流れている大きな川は筑後川です。川の途中に恵利堰・床島堰と思われる構造物を確認できました。恵利堰・床島堰は1700年頃に干ばつに悩まされた地元の人達によって作られた堰だそうです。現在ではコンクリート製の堰も設置されており、川の流水量を調整しています。

熊本空港付近

しばらくすると熊本県の上空にさしかかりました。熊本県と宮崎県の間には高い山々が連なっており、宮崎空港へ向かうためには山を越える必要があります。

熊本空港を離陸する羽田空港行きの飛行機が見えました。離陸していく飛行機を上空から眺める機会というのはそうそう無いことなので、見られて良かったなと思いました。

熊本県には活火山として噴火する恐れもある阿蘇山もあります。周囲よりもひときわ高い山が阿蘇山です。

宮崎の市街地

山を超えたら宮崎県に入ります。宮崎県は山が多く平地が少ないので、海沿いの開けた土地に住居が密集しています。

市街地を高度を下げながら飛行してついに宮崎空港に着陸しました。宮崎空港は駐機場や誘導路の改修工事を行っていたので、一部の場所で地面が剥がされていました。空港の地面は、『アスファルト』と『コンクリート』が使い分けられているのですが、素早く整備できるアスファルトと耐久性の高いコンクリートという違いがあります。耐久性が高い反面、整備に時間が掛かってしまうというデメリットもあるので、区画ごと順番に更新している最中という状況でした。

歩いてターミナルへ

プロペラ機のDHC8-Q400は地面からの高さが低いので、階段で降りて階段で登るという方式になっていました。ボーディングブリッジをつけることも可能なはずですが、急勾配になってしまうので、歩きやすさを考えたらこれでも良いかもしれません。

ターミナルのすぐ横に駐機しているので、バスに乗るまでも無く歩いて移動することになりました。ターミナルの真横に駐機して歩いて移動するというのは、成田空港でLCCに乗った時と同じような流れですが、階段でボーディングブリッジに入るというのはレアかもしれません。

愛称はブーゲンビリア空港

到着したら早速ブーゲンビリアが植えられていました。宮崎空港は宮崎ブーゲンビリア空港という愛称があります。愛称に合わせて、ブーゲンビリアということのようです。

時計が日向夏デザインになっていました。宮崎県は温暖な環境を活かしたみかん栽培が盛んに行われています。愛称や装飾からもなんだか日本の中でもかなり南側に来ているという実感があります。

おわりに

福岡空港から宮崎空港までオリエンタルエアブリッジのOC67便で移動してきました。プロペラ機のなかでは大きめの機体での運行となっていたので、飛行機での移動需要が決して少なくない様子が伺えます。なんと博多から宮崎空港まで特急列車でも移動することができますが、離陸して着陸まで約30分というスピード感はやはり飛行機だからこそです。素早く快適に移動したい場合には飛行機での移動もおすすめです。

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