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長野県の妻籠宿近くにある日本最大級の木製吊橋!電力王の福澤桃介が作った「桃介橋」を訪れる

長野県の妻籠宿近くにある日本最大級の木製吊橋!電力王の福澤桃介が作った「桃介橋」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

旧中山道の妻籠宿近く

桃介橋は南木曽駅から徒歩約10分の天白公園にある日本最大級の木製吊橋です。天白公園には桃介橋の他にも福沢桃介記念館も設置されています。今回は旧中山道の宿場町の一つである妻籠宿に立ち寄った後に、近くだったのでついでに立ち寄ってみることにしました。桃介橋は日本最大級というだけあって、遠くからでも目を引く大きく立派な橋です。

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日本最大級の木製吊橋 桃介橋

桃介橋は1922年に福澤桃介によって作られた橋です。木曽川の電源開発を行うにあたって資材や対岸との行き来のために架けられました。日本の電源開発の一端を担う存在であった桃介橋は、下流にある読書発電所の関連設備として1994年には国の重要文化財にも指定されています。

福澤桃介は福澤諭吉の養子で、電力王という異名を持つ実業家です。大正時代の日本では蒸気を使って機械を動かしており、電気が広く使われていたわけではありませんでしたが、これから電気の時代が来ることを見越して木曽川の上流から下流にかけて大掛かりな電源開発を行った人物です。

1度に渡れるのは200人まで

橋には強度の問題があるので1度に渡っても良い人数は200人までと定められています。多くの往来がある場所ではないことから、200人も同時に渡ることは無いかもしれませんが、橋として安全性が確保できるのは200人までとなっているそうです。また、橋脚に過剰な負荷がかからないように自動車やバイクなどで通ることは禁止されています。

設置当初は線路があった

設置された当初はトロッコも通れるように線路が敷かれていたそうです。現在では線路は撤去されていますが、線路のかわりに床板の張り方によって当時の面影を感じることができるようになっています。よく目を凝らしてみると、たしかに2本の線がずっと対岸まで続いているように見えました。

昔からの姿が残された橋脚

橋脚部分は建設当時の姿が残されているそうです。老朽化が進んで一度は撤去されることも検討されたそうですが、撤去費用が捻出できずに断念されたそうです。結果として近代日本の発展を影ながら支えた橋として再評価されるに至っているので、何があるか分かりません。

実物を見るのとそうでないのでは印象が大きく変わるので、撤去されなかった理由はさておきとしても、こうして現在まで残されていることは良かったなと思います。

おわりに

長野県南木曽町にある桃介橋を訪れました。日本最大級の木製吊橋は遠くから見てもとても存在感のある立派な橋です。江戸時代の宿場町である『妻籠宿』も近くにあるため、近くを通りかかった際にはぜひ立ち寄ってみてください。

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