赤い布を結んで縁結び!遠野物語にも登場する「卯子酉神社」で恋愛成就を祈願する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
卯子酉神社
遠野にある卯子酉神社は遠野物語にも登場する縁結びの神様である『卯子酉様』を祀っている神社です。遠野物語には大きな淵があり淵の主が現れて願いを叶えたというような言い伝えが記載されています。現在では周囲は駐車場や畑となっていて、大きな淵はありませんので、当時とは願掛けの方法が変わっているようですが、今でも縁結びの神様として小さな祠でありながらも多くの人が訪れる場所です。
赤い布で願掛け
現在では赤い布に願い事を書いて神社内に結んでおくと願いが叶うとされています。赤い布は無人販売されています。この赤い布ですが左手だけで結ぶと良いという話もあるようです。時代によって願掛け方法も変わっているため『諸説あります』ということが最も正確な状況かなと思います。赤い布を結ぶということが願掛け方法とされているので、左手だけで結んでも両手で結んでも、どちらが合っていてどちらが間違っているということは無いのではないでしょうか。
縁結びの神様
遠野一帯が大きな湖であったその昔、鮭の背にのって、宮家と倉堀両家の先祖が、猿ヶ石川をさかのぼってここに たどりついたという話があります。
境内の小さな池は淵のあとで、ここの片歯の葦に恋の願いを書いた紙を結びつけておくと願いがかなうと伝えられています。
神社の由来について立て看板がありました。この地に神社が設置されたきっかけが『両家の出会い』ということなので、昔からの縁結びの神様です。周辺で恋愛成就の神様といえばこの卯子酉神社というほど、縁結びに関してはご利益があるとかないとか。伝承による淵があったころは葦に願いごとを書いた紙を結びつけるという習わしだったようですが、現在では神社内の木に結ぶということになっています。
おわりに
遠野の市街地から西側へ進んだ場所にあります。地元の人いわく小さい祠がある神社ながらもこの周辺では世代を超えて人気のある神社だそうです。遠野を訪れる機会がありましたらぜひ卯子酉神社に参拝して良い縁がみつかるようにお願いしてみてはどうでしょうか。