ピカチュウやポケモンたちが街中に出現!世界大会連動イベント「ポケモンWCS2023 横浜みなとみらい」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
ポケモンWCS2023 横浜みなとみらい
今回はポケモンワールドチャンピオンシップス2023(ポケモンWCS2023)を訪れてみました。ポケモンWCS2023は2023年8月8日~8月14日の期間に横浜みなとみらいにて開催されたポケモンゲームの世界大会です。2004年にアメリカのフロリダ州でポケモンカードの世界大会として始まり、2009年からは本編でもあるゲーム部門が追加されて、名実ともにポケモンの世界大会となっています。2023年は大会史上初めてのアジア地域の開催国として日本、開催都市として横浜が選ばれました。
第1回となる大会が開催されてから毎年続いている大会ですが、これまで北米での開催が基本だったため、どちらかと言えばこれまで日本では配信を見るイベントとして話題となっていました。訪れたのは中間日でしたがとても多くの人たちが出歩いていました。最終日にはポケモンパレードも行われるということで更に多くの人が訪れそうです。
ピカチュウのフォトスポット
ポケモンWCS2023はポケモン各種ゲームの世界大会なので、メインイベントはパシフィコ横浜で開催される大会です。開催期間中は世界中から選抜された選手同士の対戦が動画サイトや街中に設置されたモニターで観戦出来ます。また、サイドイベントとしてピカチュウパレードやポケモンのフォトスポットが行われます。
横浜みなとみらい地区への玄関口である桜木町駅には、ピカチュウのバルーンで作られたカウンターや遊具が設置されていました。ただ、日光を浴びたバルーンは内部がとても暑くなるためか、中には誰も入ることが出来ないようになっていました。周辺では、ポケモンWCS2023の来場記念としてポケモンスカーレット・バイオレットで引き換えられる『シャリタツ』のプレゼントコードが配布されていました。あまりにも暑くならなければカウンターでも配布されていたのかもしれません。
カードゲームのイラスト展示
伝説のポケモンと言われる強いポケモンの巨大カードが展示されていました。シリーズ毎に伝説のポケモンが追加されています。初代ポケモンが登場してからすでに20年以上が経過しており、これまでに何百種類のポケモンが出てきています。訪れた人たちはそれぞれ思い入れのあるポケモンを探しているようでした。
ポケモンWCS2023開催時点での最新のシリーズは、スカーレット・バイオレットです。スカーレットで登場する伝説のポケモンがコライドン、バイオレットで登場する伝説のポケモンがミライドンとなっています。派生シリーズのポケモンレジェンズに登場したアルセウスのデザインは展示されているポケモンカードの中でも特に派手なデザインで多くの人が足を止めていました。
いたるところにピカチュウやポケモンに関連した展示物が設置してあります。設置されている数が少ないと混み合いますが、広い範囲にたくさん設置してあるので、訪れた際に記念撮影する場所には困ることはなさそうです。
ポケモントレーナーズクルーズ
ポケモントレーナーズクルーズは、ポケモンカードやポケモンゲームの交流場所として開放されている会場です。ハンマーヘッドに停泊している豪華客船のにっぽん丸を貸し切りにしてあるので、一般ユーザー同士がオフライン対戦を楽しむことが出来る空間となっています。ポケモン本編で出てくるような「目があったらポケモンバトル」ということが実際にできるとても愉快な会場となっています。
にっぽん丸の側面には、ポケモンWCS2023の大きな垂れ幕が下げられていました。日本での開催ということで、ポケモンはそれぞれ日本に因んだアイテムを持っていました。また、船の先にはラプラスが見えました。ラプラスは入場整理列の先にあるので、ポケモントレーナーズクルーズに乗船する必要がありました。
ポケモントレーナーズクルーズの乗船受付のところには『本日分の受付は終了しました』という札を持っているスタッフの方が立っていました。残念ながら、乗船は先着順でこの日の受付はすべて終了していたので乗船することは出来ませんでした。
ポケモンセンター出張所
ポケモントレーナーズクルーズの乗船受付の横にはポケモンセンター出張所が設置されていました。ポケモンセンターではイベントを楽しむためのグッズとしてポケモンのぬいぐるみやピカチュウカチューシャなどの人気商品からポケモンWCS2023限定のグッズも取り扱いがありました。屋内屋外を問わず様々な場所にポケモンたちがひょっこりといます。
ポケモンドローンショー
夜には臨港パークにてポケモンのドローンショーが実施されます。臨港パークにはすでに始まるのを待っている人たちが集まり始めていました。ドローンショーもとても気にはなったのですが、諸事情にてショーを見ることはできませんでした。参加した人たちのSNS投稿によると「とても楽しめた」という声が多かったので、可能なら参加したかったなと感じました。
臨港パークにはポケモン夏祭りパークというイベント会場もありました。ポケモン夏祭りパークは、縁日でミニゲームを楽しめるイベント会場です。入場無料ですが、事前のチケット抽選制となっています。夏祭りパーク内で実施するミニゲームの成績に応じてボールペンやクリアファイルなどの景品と引き換えが出来るそうです。
街にいるポケモンたち
ポケモン公式イベントが開催される会場の他にも周辺の商業施設内でもポケモンのフォトスポットが用意されています。カップヌードルミュージアムにはカップヌードルのフォトスポットに、ピカチュウが乗っているように見える装飾が追加されていました。
別の場所のポケモンセンターの出張所では実物大のナッシー(アローラのすがた)がいました。サン・ムーンで登場するアローラ地方のナッシーは、首が長く尻尾にも顔があるとても大きなポケモンに成長します。進化前はタマタマという小さなたまご型のポケモンで、とても小さなサイズであることと比べるとアローラ地方は恐るべき場所です。
おわりに
ポケモンWCS2023 横浜みなとみらいが開催されている街中を散策してみました。多くのイベントが事前抽選制となっていたのでイベントとしての会場内には入れませんでしたが、街中に設置されているフォトスポットを巡ったり、ポケモンバトルを見ながら一休みしたりと『皆がポケモンという共通の内容で盛り上がっている街中』を散策するのは雰囲気だけでもとても楽しめました。次回のWCSはアメリカのハワイで開催されるそうなので、ポケモンが好きな方はぜひ訪れてみてください。ハワイが遠いという方は、また日本で開催される機会を楽しみに待つと良いかもしれません。