桜の季節到来!皇居沿いの千鳥ヶ淵はお花見スポット

札幌から富良野が直通で約2時間!観光に便利な「特急フラノラベンダーエクスプレス(261系5000代)」に乗車する

札幌から富良野が直通で約2時間!観光に便利な「特急フラノラベンダーエクスプレス(261系5000代)」に乗車する

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

特急フラノラベンダーエクスプレス(261系5000代)

札幌から富良野を訪れるために特急列車のフラノラベンダーエクスプレスに乗車しました。フラノラベンダーエクスプレスは札幌から富良野まで直通運転している季節運行の特急列車です。ラベンダーの見頃と観光需要の多い時期に合わせて例年では6月下旬から8月上旬の毎日と、8月下旬から9月下旬までの土日祝の期間で運転しています。運用上の都合で別編成が使用されることもありますが、基本的には観光向けに車内設備をアップグレードしたキハ261系5000番台の通称ラベンダー編成が使用されています。

設備がアップグレードされていると言っても、全席指定の臨時特急ではなく自由席も併設している列車なので、乗車券と各種特急券だけで乗車することが出来ます。特急料金は札幌から富良野まで1,830円です。札幌から旭川までの特急料金も1,830円と同じ金額ですが、旭川経由で訪れるよりも所要時間の短くて快適です。また、観光で訪れる場合はふらの・びえいフリーきっぷを利用すると更にお得に利用することも可能となっています。

interact編集部セレクション
航空券・新幹線の予約がまだの方!今すぐお得な交通手段を比較してみませんか?

運転時刻表

下り
(札幌→富良野)
上り
(富良野→札幌)
札幌7:4118:50
岩見沢8:1818:16
滝川8:4617:45
芦別9:1517:19
富良野9:4516:51
ふらのラベンダーエクスプレス時刻表

フラノラベンダーエクスプレスの所要時間は札幌から富良野まで乗り換えなしで約2時間です。運転する日は、朝に札幌から富良野まで行き、夕方に富良野から札幌に戻って来ることが出来ます。行きも帰りも富良野駅で普通列車との接続を行っているため、富良野1日観光するのにとても時間的に無駄のない非常に効率の良い特急です。

もしフラノラベンダーエクスプレスに乗らないで富良野を訪れる場合は、滝川か旭川で乗り換えが必要となります。特急と普通という速度の違いもありますが、それ以上に乗り換えに1時間以上の時間を要する場合があります。フラノラベンダーエクスプレスに乗車すれば途中の乗り換えが無いので待ち時間は発生しません。移動の間の単なる待ち時間はとてももったいない時間ですが、フラノラベンダーエクスプレスならその待ち時間がありません。札幌を出発してからまっすぐ富良野に向かうことになります。

interact編集部セレクション
航空券・新幹線の予約がまだの方!今すぐお得な交通手段を比較してみませんか?

自由に使えるラベンダーラウンジ

ラベンダー編成の車両には増1号車として『ラベンダーラウンジ』という車両を連結しています。ラベンダーラウンジは大きな机のあるボックス席と横向きの展望席が設置された車両です。車窓からの景色を眺め談笑をしつつ列車旅を楽しめるような車両となっているため子ども連れでも安心です。ラウンジ車両は全席自由席なので、乗車券と特急券のみで利用することが出来ます。利用する場合は早めに駅ホームで待機するのがおすすめです。札幌駅出発の段階ですでに満席となっていました。

観光用のアップグレードされた車内設備

観光用のラベンダー編成と呼ばれる車両なので、定期特急と比べると設備が全体的にアップグレードされています。まず、自由席でも通常の特急列車では指定席に使われている座席が使用されています。また、全車両でWi-Fiと電源コンセントを完備しています。USB充電ポートではなくコンセントなので、スマートフォンの充電やパソコンでの作業も難なくこなせます。観光地に到着する前にデータ容量や充電がピンチになってしまうと大変ですが、コンセントやWi-Fiが用意されているので安心して到着後の調べ物等をすることが出来ます。

札幌を出発すると滝川までは旭川行きの特急と同じ経路ですが、滝川を過ぎると普段は特急列車がほとんど通ることのない根室線に入っていきます。昔はこの線路を使って帯広や釧路まで向かっていたというのが信じられません。空知川に沿って進んでいき富良野へと進んでいきました。

富良野で普通列車に接続

空知川にそって民家がほそぼそと続いているので道東のように熊や鹿との遭遇は少なめです。定刻通り富良野駅に到着しました。フラノラベンダーエクスプレスで富良野駅まで乗車すると、富良野駅から旭川行きの列車に乗り継ぐことが出来ます。富良野観光でも目玉となる『ラベンダー畑』があるのは、富良野駅ではなく美瑛から中富良野にかけての場所となっているので、普通列車もしくは後続の快速列車である富良野・美瑛ノロッコ号で移動します。

反対のホームには国鉄時代の気動車であるキハ40形1736号車が停車していました。こちらは滝川方面に向かう根室本線の列車です。根室本線は富良野から滝川方面と新得方面に繋がっていますが、新得方面は2024年3月31日付けで廃止が決定されています。根室線が敷設された当時は道東から札幌を目指す鉄道路線としてとても重要な位置にありましたが、より高速に走行できる石勝線が完成してからは乗客需要も少なく部分廃線となることが度々検討されていました。2016年に発生した台風の影響を受けて東鹿越駅から新得駅までが不通となったことが最後のトドメとなりました。

おわりに

富良野観光のために旭川経由で訪れたこともあっったのですが、今回はフラノラベンダーエクスプレスに乗車してみることにしました。フラノラベンダーエクスプレスは札幌から富良野まで直通運転となっているので、途中駅で乗り換えが不要です。また、261系5000番台のラベンダー編成という観光用のアップグレード車両が使用されているため、より快適に移動することが出来ます。発着時刻が良いというだけでなく、車両も良いので、快適に富良野まで移動したい方にはとてもおすすめです。富良野観光を訪れる際にはぜひ乗車してみてください。

interact編集部セレクション
航空券・新幹線の予約がまだの方!今すぐお得な交通手段を比較してみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です