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産直の大人気ジェラートができるまで!「JAL農業留学2021(遠野地区)」現地研修参加レポート【その3】

産直の大人気ジェラートができるまで!「JAL農業留学2021(遠野地区)」現地研修参加レポート【その3】

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

夢産直かみごうのジェラート

6日目の10月8日の研修プログラムは、遠野で酪農と産直ジェラートを手掛けて6次産業化に成功した例の紹介がありました。前半は産直ジェラートを販売している方による座学で、後半は夢産直かみごうでのジェラート販売設備の見学およびにジェラートの試食がありました。

本記事は日本航空株式会社及びに農林水産省による農山漁村振興交付金事業(地域活性化対策・人材発掘事業)のプログラムに参加し、滞在にあたって支援を受けて作成しています。

概要説明

東京の人材系企業を退職されて、酪農をして牛乳を出荷するだけではなく、生産者が自らジェラートに加工して販売するという取り組みをされている方でした。2次産業×3次産業の6次産業化の成功事例として具体的な取り組みの内訳などを説明していただきました。酪農だけ、ジェラート販売だけ、ではなく酪農もジェラート販売も取り組んでいるからこそプラスになっているということがとても良く分かりました。

産直施設見学

夢産直かみごうは2012年4月に開業した遠野・上郷地区の産地直売所です。産直の建物の裏手にはジェラートを製造する設備があります。一般向けの見学コースとしてではないのですが、今回は特別に内部にどのような設備があるのか解説していただきました。

ジェラート試食

研修プログラムの最後には産直ジェラートの試食を行いました。はじめはうまく行かないと言われていた産直での取り組みですが、今では岩手県内にある産直でも上位の人気を誇るまでになったそうです。季節によって限定の味もあるので、いつ訪れても美味しいジェラートを食べることができます。どのジェラートも美味しいのですが、今回はハスカップ味を選んでみました。ハスカップといえば日本では主に北海道で作られている果物ですが、わずかに遠野でも栽培されているそうです。

遠野ダムでカヤック体験

7日目の10月9日は土曜日でした。土日は公式の研修プログラムとしては終日お休みでしたが、予め申し込んでいたオプショナルツアーの体験がありました。

遠野市街地を通る来内川の上流に位置する遠野第二ダムにてカヤック体験をしました。カヤック体験は遠野山里暮らしネットワークの運営する観光拠点『遠野旅の産直直売所(旅産直)』が開催するオプショナルツアーです。遠野第二ダムは洪水時には市街地よりも下流へと放水するトンネルがあります。市街地を洪水から守るためのダムで、普段は波もない静かなダム湖となっています。鏡張りのような湖面をカヤックでスイスイと進むことができます。

ダム湖なので大きな揺れもないですし、急に浅くなったり深くなったりもありません。カヤック体験には抜群のロケーションです。

参考 地元を楽しもっ!やってみたかったカヤック体験遠野旅の産直直売所

平倉神楽見学

7日目は午前中にオプショナルツアーでカヤック体験を、お昼ごろにSL銀河に乗車して釜石まで行ったあと、夕方からは地元で伝わる平倉神楽の練習会の様子を見学させていただきました。平倉神楽は古くから遠野に伝わる神社に奉納する演舞です。戦後は後継者不足などが原因で一時衰退しまっていたそうですが、現在は保存会のメンバーがお祭りが無い時でも毎週定期的に集まって神楽の練習を行っています。演目によって変わる様々なお面を見せていただきました。

こうして保存会の皆さんが集まって、古くからのメンバーだけでなく新しいメンバーも一緒に練習を続けて、次へと繋げていこうという取り組みはとても素晴らしいことだなと感じました。

終日自由時間の日曜日

7日目の10月10日は研修プログラムとしては終日休日でした。各々で行きたい場所に行ったり、ゆっくりと休んだりという折り返し地点の休息になりました。

おわりに

土日はあえりあ遠野というビジネスホテルでの宿泊でした。民泊も旅館も相部屋を基本としていたので、完全個室なのはこの土日のみです。1人部屋なので同室の参加者に気兼ねすることなくゆっくりと過ごすことができました。

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